11月30日(再放送:12月6日)のガッテン!は、「ウイルス&細菌を撃退!「口内フローラ」新健康術SP」と言うことです。

フローラとは、お花畑」のことです。

腸内と同じように、口の中にも善玉菌や悪玉菌があり、これらの細菌の集まりがお花畑のようになっていることを口内フローラと言います。
 

※今回の出演者

  • 司会:立川志の輔さん
  • アナウンサー:小野文恵さん

※今回のゲスト

  • 大島麻衣さん(順レギュラー)
  • 麻木久仁子さん
  • 有野晋哉さん
  • ※語り

  • 山寺宏一さん

 
腸内細菌が健康に大きく関係しているのと同じく、口内細菌も健康に大きく関係しています。

 
今回のガッテン!では、口内フローラに注目し、

  • 口内細菌が、どのような働きをしているのか?
  • 口内細菌のバランスがとれているかチェックする方法
  • 口内の善玉と悪玉のバランスを保って抵抗力アップの方法
といった点について紹介しています。

 
いつまでも健康でいたいと思う人は、今回のガッテンの情報は要チェックです。

 

 
「口内フローラを整えれば、大きな病気を防げる!?」

以前、テレビ番組で、入院患者の歯磨きを徹底したところ、肺炎などの病気を起こす人が減ったという内容が放送されていました。

口の中をキレイに健康に保てば、思った以上の健康効果が期待できるみたいですよ!

目次を紹介する女性と↓のイラスト
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今回のガッテンの注目ポイントとは!?

指さしで説明する女性のイラスト

今回のガッテンでは、口内細菌である口内フローラに注目しています。

腸内細菌の善玉菌、悪玉菌が、健康に大きく関係していることは有名です。腸内は、沢山の細菌がお花畑のように存在していることで腸内フローラという言葉が有名になりました。

これと同じように、口の内にも沢山の細菌がお花畑のように存在しているので、口内フローラと呼ばれています。

口内細菌は、どれくらいの数いるの?

口内フローラのイメージ図

口内細菌は、口の中に1000億個も存在します。この1000億個の細菌が、口から入ってきたウイルスを撃退して私たちの身体を守ってくれています

口内細菌の種類は、約500種類ぐらいです。

もしも、口から肺炎を引き起こすような怖い菌が侵入しても、口内細菌が撃退してくれます。

しかし、口内細菌のバランスが崩れると、逆に、病気を引き起こす可能性が高くなります。

口内フローラが乱れると。どんな病気になるの?

心筋梗塞になった女性のイメージ図

口内フローラにも善玉菌と悪玉菌があり、バランスを崩して悪玉菌が増殖すると大変です。

口から全身に悪玉菌が拡散する事で、

  • 心筋梗塞
  • 脳梗塞
  • 認知症
  • 大動脈瘤の破裂
  • 糖尿病
などの病気を引き起こすことがあるとも言われています。

この為、口内はいつも綺麗にして、口内フローラのバランスを整える必要があります。

口内フローラの善玉菌と悪玉菌は、割合が大切!?

口内フローラの善玉菌と悪玉菌は、バランスが大切です。

健康な人の口内フローラの割合は、

  • 善玉菌:9割
  • 悪玉菌:1割
が健康な状態となっています。
 
これが、悪玉菌の数が増えると、悪玉菌の割合が2割、3割と増えます。

ガッテンで行った実験

今回のガッテンでは、1週間、歯磨きをしないといった実験を行いました。

1週間、歯を磨かない場合の口内フローラの割合は、

  • 善玉菌:9割
  • 悪玉菌:4~5割
といった状態になっていました。

悪玉菌が増えると何が悪いのか?

悪玉菌が増えて、血管に入り込むと、発症すると9割の人が死ぬ大動脈瘤(だいどうみゃくりゅう)になる可能性があります。

口内の悪玉菌に、歯周病菌のジンジバリスキンがあります。この歯周病菌が、口から血管に入ると、血管が弱り、大動脈瘤となり、血管が破裂して死亡する原因になる事があります。

歯周病菌のジンジバリス菌は、全身で見つかっている

ジンジバリス菌は、本来、歯周病菌なので口の中にいます。

しかし、この菌は、

  • 認知症を起こした人の脳
  • 脳梗塞を起こした人の脳
  • 心筋梗塞を起こした人の心臓
  • 肝炎を起こした人の肝臓
  • ガンになった場所からも
  • 関節リウマチを起こした関節
といったような場所からジンジバリス菌が見つかっています。

このように、口にいる歯周病のジンジバリス菌が全身で見つかっているのでしょうか?

ジンジバリス菌が全身で見つかる原因とは?

ジンジバリス菌は、空気に触れるのが嫌いです。

その為、口の中でも「歯と歯の間」、「歯茎と歯の間」などの奥に入り込みます。

さらに、歯周病菌は、歯茎の奥に、自分から入っていくことができます。

この歯周病菌が歯の奥まで、どんどん、入っていくと、歯の奥の血管を傷つけることがあります。

この血管が傷つくと、そこから歯周病菌が血液に混じって全身に行くことになります。

口内フローラの状態をチェックする方法とは?

歯ブラシで歯磨きをする親子のイラスト

口内フローラのバランスが大切であることは、ご理解いただけたと思います。

では、今現在の自分の口内のバランスがどうなっているのか気になると思います。

今回のガッテン!では、「歯ブラシ」で口内フローラのバランスをチェックする方法を紹介します。

園児と高齢者の悪玉菌の数の比較

ガッテンでは、「若くて免疫力が強い園児」と「高齢者」の口内の悪玉菌の数を調べました。

すると、高齢者の場合は、口内の細菌が「悪玉菌が4割程度」「善玉菌が6割程度」といった感じになっていました。

高齢になり、免疫力が落ちると、口の中の悪玉菌も増える傾向があるようです。

注意する必要があるサインとは?

口内フローラの状態が悪くなっている場合には、何かしらのサインが出ています。

具体的に注意する必要があるのが

  • 歯茎がはれている
  • 毎回、歯ブラシで出血する
  • 急に口が臭くなった
  • 口がよく乾燥する
という場合は、注意が必要です。
 
歯茎がはれた場合は、細菌と体を守っている菌が戦っている状態です。この時点では、歯周病菌の侵入を許した状態です。

さらに、歯周がはれて弱くなると、歯ブラシで毎回、出血すると、歯周病になっています。

この他にも、口臭が急に臭くなった場合は、歯周病が進んでいる可能性があります。

また、唾液は悪玉菌の繁殖を抑える成分が入っています。この為、口が乾燥していると悪玉菌が発育しやすくなります。

歯ブラシでチェックする方法

歯ブラシをしたときに、血が出る人は、注意が必要です。

歯周病が原因で、歯茎の表面から血がでている場合は、スグに、出血が治るので、それほど問題になりません。 
しかし、歯周病菌が歯茎の奥に入り込んでいる場合は、長期的に、歯周病菌が血管に入るので危険になります

口内フローラを整える方法とは?

口内フローラを整える為には、口内をキレイに保つことが大切です。

毎日、歯ブラシをするのは当然ですが、ブラッシングだけでは、歯と歯の間や歯茎と歯の間、といった部分までは、キレイにするのは難しいです。

歯磨きに「歯間ブラシ、糸ようじ」で口内を清潔にする

歯間ブラシは、できれば毎日、少なくても1週間に1回は、歯間ブラシで、歯と歯の間の汚れを落としましょう。

出来れば、1年に1回~2回、歯医者に行って歯周病菌が増えすぎていないか調べてもらいましょう。

【簡単】お茶で口内環境を整える方法

口内フローラを整える方法は、お茶でのうがいです。

お茶に含まれているカテキンは、

  • 悪玉菌の繁殖を防ぐ
  • 善玉菌の繁殖を妨害しない
といった特徴があります。

このように、緑茶の抗菌効果が悪玉菌の繁殖を抑えることができます。

緑茶が一番効果的

口内フローラを整える飲み物は色々とあります。

具体的には、

  • 緑茶:
  • 紅茶:○
  • ウーロン茶:○
  • コーヒー:○
  • ほうじ茶:△
といった様な飲み物が効果が期待できます。
 
特に、緑茶は、効果が高いので一番のオススメです。

緑茶は、お茶の煎じ方などによって、他の飲み物よりもカテキンが多く含まれており、抗菌効果が強いといった特徴があります。

緑茶での口内フローラを整える効果的な方法

緑茶は、飲んだだけでは、スグに洗い流されて効果がさほど期待できません。

その為、より効果的な緑茶の使い方としては、濃い緑茶でのうがいです。

 
具体的な緑茶でのうがい方法は、

  • 粉末の緑茶:ティースプーンに山盛り1杯
  • 水かぬるま湯:100ml
を混ぜてうがいします。

 
飲んでも問題ありませんが、うがいで充分に大丈夫です。
 

 

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緑茶のうがいを行うタミング

緑茶でうがいをしても、そのあと、食事をしたり、水を飲むと、効果も限定されてしまいます。

そこで、オススメなのが、夜の歯磨き後、就寝前に行うと良いです。

なお、緑茶は、歯に着色することはほとんどないので安心です。

今回のまとめ

歯周病菌が繁殖して、口内フローラが乱れると、歯周病菌が血管に穴をあけ、全身に行くことで、色々な病気の原因になります。

この為、いかに口内をキレイに維持するのか?といった点が大切になります。

まずは、歯磨きや歯間ブラシで、物理的に汚れを取り除きつつ、緑茶うがいをすることで、口内の悪玉菌の繁殖を防いで、清潔な口内フローラのバランスを整えることができます。

ガッテン!以外の口内フローラ情報

口内フローラは、近年、注目を集めている言葉で、ガッテン!以外にも色々とテレビ番組で紹介されています。

【NHK「あさイチ」】

【モーニングショー】


 
上記の動画を参考にすると、ガッテン!以外でも口内フローラの重要性について学ぶことができます。

また、口内細菌を改善する方法も紹介されています。

宝田式舌回しエクササイズ

ほうれい線をなくすエクササイズとして、舌回し体操がありますが、この舌回しをやると唾液を出すことができます。

唾液を出して、口内フローラを整えつつ、ほうれい線をなくす美容効果も期待できます。

タブレットで改善する方法

もっと簡単に口内フローラを整える方法は無いか?と思っている人に役立つアイテムを紹介します。

口内細菌を整えるのが「灯明六善」というタブレットです。

灯明六善とは?

灯明六善には、

  • オーラバリア
  • 悪玉菌を素早く抑制します。

  • ビフィズス菌(20億個)
  • ⇒生きたまま腸に届く善玉菌です。

  • スーパーMCM(海洋ミネラル)
  • ⇒海洋ミネラルで、生命機能を維持し健康を保つのに必須の元素群が摂取できる。

オーラバリアが、口内フローラを整える

口内フローラを整えるのに、オーラバリアが役立ちます。

オーラバリアR
最新の口腔ケア新素材・殺菌機構を効率化する特許取得
口臭を抑制する素材として、ヒトの母乳などに含まれるラクトフェリン(LF)と、大学との共同研究でその力を明らかにしたラクトパーオキシダーゼ(LPO)の二つの抗菌物質を組み合わせた新素材を森永乳業が開発し特許を取得。これがオーラバリアRとなりました。オーラバリアRは口臭や歯周病の原因となる悪玉菌を素早く抑制します
また、マスキングではなく、臭いのもとを断つので効果が長持ちします。
※オーラバリアRは森永乳業株式会社の特許登録商標です。

<span class="su-quote-cite"><a href="https://www.ace-international.com/products/health/3018/" target="_blank">参考:株式会社エースインターナショナルジャパンの灯明六善の説明文より</a></span>

上記は、販売ページの引用文です。

実際のオーラバリアの効果は、「歯周病や口臭の原因になる悪玉菌を素早く抑制する」効果があるようです。

オーラバリアRは森永乳業株式会社の特許登録商標であるので、信頼できるのではないかと思っています。

 
上記の灯明六善ですが、楽天市場では売っていませんでした。

アマゾンで売っていたので、下記にリンクを掲載しておきます。

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口内フローラが乱れるとどうなるのか?

例えば、歯磨きをキチンとしないで口内の悪玉菌が増えた場合、悪玉菌が大量に発生して、口内フローラが乱れる可能性があります。

口内フローラが乱れると、虫歯や歯周病の原因になります。

虫歯や歯周病になると、口内の悪玉菌が血管内に入り炎症を起こします。

炎症を起こすと、悪玉コレステロールが炎症を抑えようと患部に覆いかぶさり固まることで、血管内が狭く、硬くなり、動脈硬化を起こします。

動脈硬化が進むと脳卒中や心筋梗塞の危険性が増します

肺炎などの病気にもなりやすくなる…!?

口内フローラが乱れると、悪玉菌が多い状態です。悪玉菌が増えて善玉菌が減ると、口から入ってきた肺炎を起こすウイルスなどを撃退する能力が下がると思います。

以前、テレビ番組で見た内容ですが、ある病院では、入院患者の歯磨きを徹底して行うようにしたところ、肺炎などにかかる人が減ったということを言っていました。

この例を考えると、口内をキレイにしておけば、口から入ってくるウイルスを防ぐ効果によって、入院して、免疫が落ちている人でも肺炎にかかりにくいといったことがいえるのではないかと思います。

肺炎は怖い病気!?

最近、テレビコマーシャルで、肺炎は、日本人の死因の上位であることを言っていました。

これは、病院で入院している人、特にお年寄りで、免疫力が強くない人が、病気になることで、さらに、免疫力が下がった時に、肺炎にかかることで死んでいる人が多いのではないかと思います。

実は、私の父は、肺癌が原因で亡くなりました。しかし、何度か、肺癌になり、危ない時期もありました。このように、病気で免疫が下がっている人は、風邪や肺炎で、亡くなるというケースが多いのではないかと思います。

口内フローラ、善玉菌の増やし方

口内フローラは、基本的に、まずは、口の中をキレイにすることが大切です。

その為、日々、歯ブラシで、口内をキレイにします。

特に、歯の間や歯周ポケットなどに食べカスが残らないように「歯間ブラシ」なども使うのが良いです。

歯磨きが出来ない時は、口すぼめ体操

歯磨きが出来ない時は、口すぼめ体操をして、唾液を出すといいです。

上位は、モーニングショーで紹介された口内フローラを整えるための唾液を出す方法を実践した人の動画です。 
口すぼめ体操を行うときに参考になると思います。

まとめ

歯磨きは、ついついさぼりがちですが、歯磨きをシッカリと行い、口内環境を清潔に保つことができれば、かなり健康への効果が期待できることが分かりました。

もちろん、歯磨きは、毎日、キチンと行うのは当然ですが、それと同時に、今回紹介した舌回し体操や口すぼめ体操、灯明六善のタブレットなど、色々な方法を使って、口内フローラを整えると良いです。