活性酸素は、体内の細胞を酸化させます。この酸化をサビと表現する人もいます。

これを分かりやすく説明すると、鉄の棒を野外に放置しておくと錆びるのと同じです。また、リンゴやバナナ、レタスやキュウリなどの果物や野菜も、放置していると色が変わって腐っていきます。これらはすべて酸素によって酸化しているのが原因です。

人間は、赤ちゃんや幼児の時は、綺麗なお肌をしています。しかし、年齢と共に、だんだん肌は老化して、シワやシミが増えます。この肌が老化する原因の一つが酸素の一種類である活性酸素です。シミやシワなどの肌の老化だけではなく、癌などの病気の原因にもなります。

ここでは、少しでも肌の老化を遅らせる為に、活性酸素対策や除去を行うために役立つ情報を紹介します。
 
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30代・40代からの肌老化は活性酸素が原因!?

人間は、酸素を吸ってエネルギーを燃焼して活動しています。このような活動を行っている事によって活性酸素が発生するので、人間は生きている間は、老化が進みます。

このような体内の酸化に対して、体内では活性酸素を除去する働きのある酵素を作り出して老化を防いでいます。しかし、30代を超える頃から、活性酸素を除去する酵素の量が減します。特に、活性酸素を除去するチカラは、40代には、20代の半分になると言われています。

その為、40代になると、抗酸化力が低下することで、シミやシワが増えて老化が進む人が多いです。こうならないためにも若いうちから老化を防止する活性酸素対策や除去を行うのがオススメです。
 
シミやシワなどの肌の老化やトラブルの原因となる要素の1つに活性酸素があります。体内の活性酸素量が増えると、人間の体を酸化(サビ)させて傷つて老化を起こします。この老化を止めれないとお肌が老けてしまう原因となり、シミやシワが増えます。

活性酸素が美肌への悪影響とは?

体内に活性酸素が出来ると、細胞を酸化させる事で傷つけてしまいます。この仕組みを理解するのに紫外線の例が参考になります。

紫外線を浴びると、シミやソバカスが出来るのは有名です。しかし、紫外線は、肌の奥まで到達すると、お肌のハリの元であるコラーゲンなどに悪影響を起こしてシワが出来ます。さらに進むと、皮膚がんになる恐れもあります。

このように紫外線が悪影響を起こす理由としては、肌に紫外線があたった時に、「活性酸素」が発生しているからです。

活性酸素がシミ・ソバカスやシワ・タルミの原因になる

活性酸素が体内の細胞を酸化させるとシミやシワの肌老化の原因になります。ここでは、紫外線が皮膚に当たることによって、活性酸素ができ、それがシミやシワが出来る原因とメカニズムを紹介します。

活性酸素でシミ・ソバカスが出来る原因とは?

体内で活性酸素が出来ると、細胞を酸化させます。細胞が酸化すると、細胞は死亡したり、元々持っている機能が働かなくなります。

紫外線が原因で活性酸素が出来ると、細胞を守るために体内では、メラノサイトからメラニン色素を活発に放出してシミが出来ます。

このメラニン色素は、肌に入ってきた紫外線を吸収する事で、細胞が傷ついたり、炎症(サンバーン)を起こすのを防ぐ役割をしています。

健康な皮膚で、正常にお肌のターンオーバーが行われていると、メラニン色素によって出来た皮膚は、垢として剥がれ落ちて白い肌に戻りますが、年齢と共にメラノサイト生成の暴走やお肌のターンオーバーの乱れで、シミとして長く残る事になります。

活性酸素でシワ・タルミが出来る原因とは?

活性酸素は、シミだけではなく、シワや皮膚のタルミなどの皮膚の老化の原因にもなります。

例えば、皮膚に紫外線を浴びると体内で活性酸素が出来ます。皮膚のハリや弾力を支えている、コラーゲンやエラスチンと言った細胞で活性酸素による酸化が起こると、肌の弾力を維持している細胞が破壊されます。

このように、皮膚の弾力やハリを作っているコラーゲンやエラスチンが破壊されるとシワやタルミが出来ます。 
※参考ページ
コラーゲン、エラスチンなどの肌の構造については、下記のページが参考になります。
↓↓↓↓↓↓
皮膚の構造・お肌の仕組みを知らない?が美肌の遠回りになってるかも…

美肌以外にも活性酸素が悪影響を起こす内容

活性酸素はシワやシミ、ソバカス、肌のたるみと言った美肌関係に悪影響を起こす以外にも体内で様々な病気の原因になります。

ここで、少し美肌以外に活性酸素が、どのような悪影響をもたらすのかについて紹介します。

過剰に活性酸素が発生すると起こり得る病気

体内の活性酸素が過剰に発生すると起こる可能性がある病気としては、癌、高血圧、心筋梗塞、動脈硬化、感染症、脳出血、血液系白血病、白内障、緑内障、中耳炎、ドライノーズ、便秘、加齢臭など、ここで紹介しきれないぐらい沢山の病気の原因になりえます。

その中でも特に気になる肝機能やコレステロール関連について詳しく紹介します。

肝臓の機能に悪影響をもたらす

活性酸素は、呼吸しているだけでもできますが、特に、肝臓で多く出来ると言われています。肝臓は、常に活発に活動している内臓です。活発に活動していることから肝臓内でも活性酸素が出来やすい環境にあります。

肝臓は、人間が生きていくために重要な、解毒作用、消化機能、アルコールなどを分解といった大切な働きがあります。体の悪いモノを処理している肝臓の機能が低下すると、体内の毒素が浄化できずに身体の不調や病気につながります。

もしも、肝臓の働きが弱ると、眼球や皮膚が黄色くなったり、体がだるく、倦怠感、脱力感と言った色々な症状が現れてきます。

動脈硬化、心筋梗塞、脳梗塞などの血管の詰まりの病気の原因になる

体内のコレステロールと活性酸素が結び付くと、悪玉コレステロールが血管内に付着する作用があります。

元々、コレステローツは、細胞膜の材料やホルモンや筋肉の材料として大切なモノなのですが、活性酸素と結びついて血管を詰まらせる原因になると動脈硬化を起こして、心筋梗塞や脳梗塞の原因となるので注意が必要です。
 
このように、活性酸素が体内で増えることによって、シミやシワの肌の老化だけではなく、生死にかかわる病気を起こす可能性もあります。

活性酸素が体内で出来る理由とは?

活性酸素は、凄く体に悪いモノであるというイメージがついたと思います。しかし、本来は、人間が生きていくために必要なモノです。

例えば、人間が病気になる原因として、細菌やウイルスがあります。細菌やウイルスが体内に入ってきたら撃退する為に白血球が攻撃します。

この白血球が細菌やウイルスを攻撃する為に使われているのが活性酸素です。活性酸素を使って、細菌やウイルスを消毒、殺菌するので病気にならないようにしています。このように、本来、活性酸素は、人間が生きていくためには非常に大切なモノなのです。

しかし、体内の殺菌、消毒に必要であるとはいえ、必要以上に作り過ぎると、細菌やウイルスだけに攻撃せずに、正常な細胞へ悪影響を与えてしまいます。それが肌の老化や病気を引き起こす場合もあります。

活性酸素が過剰に発生する原因とは?

美肌を保ちたい場合には、活性酸素の発生を抑える必要があります。その為、ここでは、どのような事をしたら増えるのかを紹介します。どういった事をすれば増えるかを理解すれば、その行動や習慣を慎めば良いので参考にしてください。

  • ストレス
  • 紫外線
  • 激しい運動
  • 運動不足
  • 喫煙
  • 過度な飲酒
  • 食物添加物や大気汚染の毒物
  • 細菌やウイルス

 

ストレス

人間は、ストレスを受けると、副腎皮質ホルモンが分泌されます。副腎皮質ホルモンは、ストレスを緩和させるために分泌されるのですが、同時に活性酸素も出来てしまいます。

このように、ストレスによって体内のホルモンバランスが変わることで、活性酸素が増えることがあります。

さらに、ストレスがたまると、ストレスを和らげる効果があるビタミンCを多く消費します。ビタミンCは、抗酸化作用がある物質です。この為、抗酸化作用として活性酸素を抑えていたビタミンCが減少する事で、相対的に活性酸素の働きが強まってしまいます。
 
※参考ページ
活性酸素とストレスの関係の詳細はコチラ
↓↓↓↓↓↓
活性酸素はストレスで増加する仕組みとは?活性酸素の除去方法

紫外線

紫外線は肌にとってよくない物質を含んでいます。その為、肌に紫外線のダメージを受けると活性酸素ができます。

肌を守るために出来た活性酸素が原因で、肌細胞の酸化がおき、肌の老化が進んでしまいます。

激しい運動

激しい運動を行う場合とは、基本的に無酸素運動です。筋肉を激しく使うために一時的に虚血状態になります。その後、血流が再開した時にストレスを受けるので、この時に活性酸素が大量に発生します。
 
※参考ページ
活性酸素と運動の関係の詳細はコチラ
↓↓↓↓↓↓
活性酸素と運動の関係!活性酸素を取り除く有酸素運動のジョギングと老化する筋トレ

運動不足

運動不足の人の場合は、抗酸化酵素の働きが低下します。その結果、活性酸素が増えます。

喫煙

喫煙をしてタバコをすると、タバコの成分でタールなどの有害物質が体内に取り込まれます。この有害物質から身体の細胞を守るために活性酸素が増えます。

また、抗酸化物質として知られているビタミンCは、喫煙することで減ります。もしも、1日1箱のタバコを吸っている場合は、摂取したビタミンCが腸から吸収される割合が、約40%低下すると言われています。

この為、喫煙が原因で、抗酸化物質のビタミンCが減少することで、活性酸素の活動が活発になります。

過度な飲酒

お酒を飲む場合は、適量に抑えておけば活性酸素の発生量を減らしてくれます。しかし、過度にアルコールを摂取すると活性酸素の発生量が増えるので注意です。

食物添加物や大気汚染の毒物

食物添加物や大気汚染というモノは、身体にとって悪影響なモノです。このような身体に悪いモノを取ると、体を守るために活性酸素が発生します。

細菌やウイルス

細菌やウイルスを消毒、殺菌する時に活性酸素が使われます。この為、ウイルスや細菌などが原因の病気になった時も注意が必要です。

活性酸素を除去する効果的な方法

活性酸素を除去する為には、基本は、規則正しい生活、食習慣、睡眠とストレスを減らす事です。上記の活性酸素が過剰にでる事柄を避ければいいです。

そうはいっても、現代では、ストレスを感じないで生活するのは不可能だと思います。その為、ストレス解消や発散を生活習慣として行えるようにし、適度な運動を行うようにしましょう。

その上で、抗酸化物質を含む食品やサプリメント等を意識して取るようにします。

活性酸素対策の酸化を防ぐ抗酸化物質が取れる栄養素・ 食品とは?

抗酸化物質としては、

  • βカロチン
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ポリフェノール
  • カテキン

 
などのようなモノが有名です。これらを含む食品を積極的に取ることで、肌の老化を遅らせることが期待できます。

ビタミンC

ビタミンCは、キウイ、レモン、いちご、トマトなどを中心に緑黄色野菜に多く含まれています。

βカロチン

βカロチンは、かぼちゃ、ブロッコリー、にんじんなどの緑黄色野菜やみかん、すいかなどに多く含まれています。

ビタミンE

ビタミンEは、大豆やナッツ類、ゴマ、胚芽米に含まれています。

ポリフェノール

ポリフェノールは、赤ワイン、ブルーベリー、カシス、ぶどうなどに含まれています。

カテキン

カテキンは、緑茶、紅茶、ウーロン茶、ほうじちゃ、番茶などのお茶に含まれています。
 
抗酸化物質を取るためにも、上記のビタミンC、βカロチン、ビタミンE、ポリフェノールを含む食品を意識して摂る対策が有効的です。
 
※参考ページ
活性酸素を除去する食べ物・食品の詳細はコチラ
↓↓↓↓↓↓
活性酸素を除去する食べ物・食品で活性酸素を減らす食事で美肌を目指す!?

まとめ

活性酸素とは、細菌やウイルスから身体を守るために大切なモノです。しかし、それと同時にカラダを酸化させます。

この為、活性酸素が過剰にできないように日々の生活習慣や食事、運動、ストレスなどを気をつけつつ、抗酸化物質を食事やサプリメントに取り入れる対策が大切です。体内の活性酸素を除去する事で、シミやシワと言った肌の老化を遅らせる事が期待できます。

肌の老化を遅らせる為には、化粧品などのスキンケア対策だけではなく、食事や生活習慣の見直しで、総合的に活性酸素対策や除去を行うのが重要です。