ピーリング後に赤くなる、赤みが出るのは、ピーリングの副作用が出ている可能性が高いです。このような副作用を起こすのは、基本的に間違ったピーリングの使い方をしている場合に多いです。

ピーリングは、皮膚の表面の古い角質を取り除くスキンケア方法です。「皮膚を削る」と聞くと怖いイメージもあるかもしれませんが、基本的にドラッグストアやインターネットの通販サイトなどで販売されているピーリング商品で、低刺激なAHAなどを正しく使っていれば、肌が赤くなると言った、赤みが出るほどの副作用が出る可能性は少ないです。

ここでは、ピーリング後に赤みが出た、肌が赤くなるなどの悩みを持っている人に参考になる、ピーリング後の赤くなる原因と対処方法や予防法を紹介します。
目次を紹介する女性と↓のイラスト

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ピーリング後に肌が赤くなる原因とは!?

ピーリング後に肌に赤みが出る原因としては、

  • ピーリングを行える肌ではなかった
  • ピーリングの使い過ぎ・使い方の間違え
  • ゴシゴシと肌を擦るスキンケアをしている
  • ピーリング後のケアが不十分

 
と言ったような原因が考えられます。

それぞれの肌の赤みがでる原因は、下記で詳しく紹介します。

ピーリングを行える肌ではなかった

ピーリングは、皮膚の表面の古い角質を取り除くスキンケア方法です。その為、乾燥肌や敏感肌、肌荒れなどの肌トラブルがある状態では、ピーリングを行うと、症状がひどくなり赤くなる可能性があります。

元々、肌にはバリア機能があり、外からの刺激から肌を守り、肌内部の水分の蒸発を防いでいます。しかし、敏感肌や乾燥肌、肌荒れなどの肌トラブルを起こしている場合には、肌のバリア機能が低下している可能性があります。

そこに、皮膚の表面の古い角質を取り除くピーリングを行うと、さらに、肌のバリア機能が低下するので、皮膚に赤みが出てくる可能性が高まります。

ピーリングの使い過ぎ・使い方の間違え

特に、敏感肌や乾燥肌など、肌トラブルが無くても、ピーリング後に皮膚が赤くなるケースはあります。まず、疑う必要があるのは、ピーリングの使い過ぎや使い方の間違えです。

ピーリング剤をドラッグストアやネット通販などで購入すると、詳しい説明もなく簡単にピーリングを試すことが出来ます。一度、使って、肌がツルツルになったので、ピーリングの使用方法などを守らずに、頻繁にピーリングを行っていると副作用として、皮膚が赤くなると言った事もあります。

ピーリングは、皮膚の古い角質を取り除きているので、使い方を間違えて、頻繁にピーリングを行たり、強くチカラを入れて使っていると皮膚が薄くなり、肌に赤みが出る可能性が高くなります。

ゴシゴシと肌を擦るスキンケアをしている

ピーリング以外のスキンケアで、ゴシゴシと肌を擦るような事をしている場合に、ピーリング後に赤みがでる可能性があります。

例えば、洗顔やコットンを使った化粧水など、皮膚をゴシゴシと擦るような事をしていると、それだけでも皮膚の表面の角質層が取れてしまいます。一日に、何度も洗顔をすると、肌に元々ある保湿成分も洗い流してしまうので、皮膚のバリア機能が低下して乾燥肌なの肌トラブルになる事があります。

このように、顔を擦る行為は、それ自体がピーリングと同じで、皮膚の古い角質層を取り除いている状態です。そこに、さらにピーリングを行うと、必要以上に古い角質層を取り除く事になるので、肌のバリア機能が低下して、外からの刺激に弱くなります。

ピーリング後のケアが不十分

ピーリング後は、いつも以上に肌が薄くなっています。その為、普段では特に何でもない冷たく乾燥した風に当たるだけでも、肌へのダメージは大きくなります。だから、ピーリング後は、いつも以上にシッカリと保湿をして肌を守る必要があります。

しかし、このことを知らずに、ピーリング後の保湿ケアが十分でない場合には、肌が乾燥して、毛細血管を刺激して、充血することで赤くなる事があります。

ピーリング後の赤みが出た場合の対処方法とは!?

ピーリング後に肌に赤みが出た場合には、保湿をいつも以上にシッカリと行います。化粧水を付けて、乳液やクリームでフタをするのはもちろんですが、さらに、使う化粧品も保湿力に優れて、肌に優しいモノを選ぶ必要があります。

具体的な赤みが出た場合の対処方法

具体的に、ピーリング後に赤みがでた場合の対処方法としては、

  • 化粧水などは肌に優しいモノを使う
  • 保湿成分に優れた化粧品を使う
  • ピーリングは行わない
  • 洗顔も注意する
  • 肌の回復を待つ

 

化粧水などは肌に優しいモノを使う

ピーリング後に肌が赤くなるのは、肌のバリア機能が低下している可能性が大きいです。その為、いつも以上に肌に優しい化粧水や美容液などの化粧品を利用する必要があります。

例えば、高価な化粧水の場合には、皮膚の表面を壊して水分を浸透させている場合もあります。このような化粧水を使うと痛みを感じます。

この為、敏感肌や乾燥肌などの肌トラブルを抱えている人でも使うことが出来る化粧品を使うと良いです。

保湿成分に優れた化粧品を使う

保湿する為には、化粧水で水分を補充して、乳液やクリームでフタをすると言った方法を取っている人も多いと思います。しかし、この方法は、隙間から水分が蒸発するので、どうしても肌が乾燥しやすいです。

その為、肌が水分を保持する能力をアップさせることが出来るセラミドなどの保湿効果が高い成分が配合されている化粧品を使うと良いです。セラミドは、水分を抱え込んで維持します。湿度がゼロで、気温がマイナスになっても凍らず水分を維持できるので、保湿力が強いです。
 
※参考ページ
セラミド配合の化粧品の詳細はコチラ
↓↓↓↓↓↓
保湿の決め手のセラミド化粧品の効果と選び方【まとめ】
 
※参考ページ
色々な種類の保湿成分の詳細はコチラ
↓↓↓↓↓↓
保湿成分の種類による保湿力の違いとは!?乾燥対策を万全に行う秘訣を紹介

ピーリングは行わない

ピーリング後に皮膚に赤みが出た場合には、当分、ピーリングを行うのはやめましょう。ピーリングを行い、さらに古い角質を取り除くと、症状が悪化します。再度、ピーリングを行いたい場合には、肌の赤みが引いてからも十分に期間を空けてから利用しましょう。

洗顔も注意する

肌に赤みが出た場合には、ピーリングや保湿だけではなく、洗顔などのスキンケアも注意する必要があります。肌に赤みがある間は、洗顔料も肌に優しいモノを使います。また、洗顔料を使う頻度は、1日に1回、夜のみにして、朝は水洗顔を行うなどの工夫が必要です。

肌の回復を待つ

ピーリング後に赤みが出た場合には、肌のバリア機能が低下している可能性が高いです。この為、肌のバリア機能が回復するまで、ピーリングは行わずに、肌の回復を待ちます。

ピーリング以外の洗顔など、顔を擦り、古い角質を取り除く事は、出来るだけ避けます。また、赤みがある場合は、刺激の強い化粧品などは使わないのがお勧めです。

ピーリング後に赤くなる人の予防方法とは!?

ピーリング後に皮膚が赤くなる人の予防方法を紹介します。皮膚が赤くなるのは、肌の表面の角質層を取りすぎて、皮膚が薄くなっている可能性があります。

皮膚が薄くなると肌のバリア機能が低下して、外からの刺激に弱くなり、肌内部の水分も蒸発しやすくなっています。

この為、ピーリング後に肌が赤くなる人は、この事を意識した予防方法を取る必要があります。

具体的なピーリング後に皮膚が赤くなる人の予防対策

ピーリング後に皮膚が赤くなる人の具体的な予防方法を紹介します。

具体的にピリング後に赤くなる人の予防方法としては、

  • ピーリングの使い方を再度チェックする
  • ピーリングを使う頻度を十分に空ける
  • もっと肌に優しいピーリング剤に変える
  • 洗顔を見直す
  • 保湿方法を見直す

 
と言ったような方法が考えられます。

ピーリングの使い方を再度チェックする

まずは、ピーリングの使い方を、再度チェックしましょう。ピーリングを行うのは商品によって、週に1回や2回など決められています。その使用頻度は守っているのか確認します。

また、ピーリング剤は、どれくらいの量を一度に使うのかも守る必要があります。このようなピーリング剤の使い方は、パッケージの裏などに記載されています。まずは、正しい使い方をするのが基本になります。

ピーリングを使う頻度を十分に空ける

ピーリング後に肌が赤くなる場合には、ピーリングの使用頻度を十分に空ける必要があります。

ピーリング商品ごとに使用頻度は決められています。決められた使用頻度を守っていても肌が赤くなる場合には、決められた期間以上に十分に間隔を空けてピーリングを行うようにしましょう。

もっと肌に優しいピーリング剤に変える

ピーリングの使い方が正しいうえに、十分な間隔を空けてピーリングを行っているのに、肌が赤くなる場合には、そのピーリング剤が、あなたには刺激が強すぎる可能性があります。

基本的に、肌に優しいピーリング剤は、「AHA」だと言われています。これ以外にも肌に優しいピーリング剤としては、肌に優しい美容成分など、商品ごとに色々な工夫がされているモノがあります。

このように、今使っているピーリング剤を使った後に、肌が赤くなる場合には、より肌に優しいモノに変えるのもひとつの方法です。

洗顔を見直す

洗顔料を使った洗顔も、実は、ピーリングと同じように古い角質を取り除く効果があります。特に洗浄力の強い洗顔料を使っている場合には、毎日、洗顔をするだけでも皮膚が薄くなっている場合があります。

その為、ピーリング後に肌が赤くなる人は、普段の洗顔料を肌に優しいモノに変えるのも1つの方法です。また、洗顔中に、顔をゴシゴシと洗っている場合は、泡で優しく洗う洗顔方法に変える事で、洗顔で古い角質を必要以上に取り除く事が予防できます。

このようにピーリング後に肌が赤くなる場合には、洗顔料自体を変えるのと、洗顔の方法を見直す方法があります。

保湿方法を見直す

日々の保湿がシッカリと出来ていると、肌トラブルも起こりにくいです。これは、ピーリング後に行う保湿ケアでも同様です。保湿ケアの方法は、化粧水を付けてから乳液やクリームでフタをする方法を取っている人が多いと思います。しかし、この方法は、どうしても隙間から肌の水分が蒸発しやすいです。

この為、よりシッカリと保湿を行うためには、セラミドなどの水分を保持するタイプの成分が配合されている化粧品を使うと良いです。

まとめ

ピーリング後に肌が赤くなるのは、必要以上に古い角質を取り除いているのが原因です。必要以上に古い角質を取り除くことで、皮膚が薄くなり、肌のバリア機能が低下しているので、乾燥や冷たさなどの外からの刺激が敏感に伝わり、毛細血管を刺激して充血を起こすと赤くなります。

この為、ピーリング後の赤みを改善させたり、予防する為には、ピーリングの正しい使い方、ピーリング後の保湿ケア、洗顔方法の見直しといった総合的に肌ケアの方法を見直すことで、肌が赤くなるのを予防、改善する事が可能となります。