寝る時にメイクを落とさずに寝るとシミになるのでしょうか?また、メイクをそのままに寝るとどうなるのか?どんな危険性や注意点があるのかについて紹介します。

仕事が忙しく疲れて帰ってきたとき、お酒を飲んで帰ってきたときには、ついつい、面倒になりメイクをそのままに寝てしまう人も多いのではないかと思います。

そのようなメイクをしたまま寝る事で、どんな危険性があるのか?理解し、その後の対処法についても紹介します。
目次を紹介する女性と↓のイラスト

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メイクをそのまま寝るとシミになるのか!?

メイクをそのまま寝るとシミになるのか?と言った事を気にしている人がいますが、最近、販売されているメイクは、安全性が高い原料を使っているので、シミになるということはないようです。

しかし、メイクをそのまま寝ると、肌のターンオーバーに悪影響をお越し、肌細胞の再生力が落ちることによって、肌にシミが出来ることがあります。

メイクをそのまま寝ると何が悪いのか?

メイクをしたまま寝ると、メイク自体では、肌トラブルになることは少ないようです。問題になるのは、メイクをしている時に付いた、チリやホコリ、汗、皮脂などが汚れとして、肌に悪影響を与える点です。

具体的に化粧のまま寝ると悪い点

具体的に化粧のまま寝ると何が悪いのかと言うと、

  • 肌が乾燥する
  • 皮脂の分泌が過剰になる
  • 微生物・雑菌が繁殖する
  • お肌のターンオーバーがスムーズにいかなくなる
  • 肌の老化を加速させる
  • 顔ダニが増える可能性がある

 
と言ったような点が、肌への悪影響になる可能性があります。

肌が乾燥する

ファンデーションなど、顔料として粉末成分のメイクを使っていると、肌の水分を奪ってしまいます。その結果、メイクをそのまま寝ると、一晩かけて肌が乾燥してしまいます。

肌が乾燥するとシワが出来やすくなります。毎日のようにメイクをしたまま寝ていると、1ヶ月で10歳、肌が老けるとも言われます。

皮脂の分泌が過剰になる

メイクによって、肌が乾燥すると、その乾燥を防ぐために、皮脂の分泌が過剰になります。その為、朝起きると、皮脂でベタベタになり、毛穴を皮脂が閉じてしまう可能性があります。

毛穴に皮脂が溜まると、毛穴の広がり、毛穴の黒ずみなどの原因にもなります。

微生物・雑菌が繁殖する

メイクの中でも特にファンデーションは、化粧が落ちないように油性成分が入っているので、落としにくくなっています。

メイクを落とさないで寝るとメイクと汗、ホコリ、チリ、皮脂などが混ざり、汚れとして顔に付着します。顔の汚れで、毛穴を塞いでしますと、毛穴に微生物が繁殖してニキビが出来る可能性が高まります。

お肌のターンオーバーがスムーズにいかなくなる

化粧が原因で、肌が乾燥し、皮脂の分泌が過剰になると、メイクや皮脂、チリ、ホコリ、汗などが混じって、毛穴を塞ぐと、雑菌が繁殖してニキビが出来る原因になります。

実際に、ニキビが出来るほど、肌の状態が悪くなると、お肌のターンオーバが正常に行えなくなります。この為、肌の再生能力が落ちるので、肌トラブルを引き起こしやすくなります。

肌の老化を加速させる

お肌のターンオーバーが正常に行えなくなり、ターンオーバーが遅れると、肌の細胞の生まれ変わりが遅くなります。

お肌のターンオーバーが遅くなると、新しい肌細胞に生まれ変わらないので、シミやくすみ、毛穴の詰まり、たるみなどの原因になる事もあります。

顔ダニが増える可能性がある

顔が汚れた期間が長いと顔ダニが繁殖しやすくなります。顔ダニは、98%の割合で人の顔に生息しているので、珍しいことではありません。

しかし、メイクをして寝ると皮脂の分泌が過剰になります。この皮脂は、顔ダニの大好物です。その為、メイクをそのまま寝ると、顔ダニが繁殖しやすくなります。顔ダニが増えると、皮膚炎を引き起こす可能性があります。

生活習慣の改善も大切

メイクをそのまま寝るような生活を頻繁にしている場合には、その生活習慣を見直す方が大切です。メイクをそのまま寝るのは、1年に1度ぐらい、本当にまれなら、元々、朝から晩まで付けていた化粧なので、6時間から7時間程度、長くつけていてもスグに、どうこうなる事はありません。

問題になるのは、メイクをそのまま寝るぐらいの忙しい生活や夜遅くまでカラダを酷使しているような忙しい生活をしている点です。

忙しい生活をしていると、どうしてもストレスが溜まり、睡眠不足や食事も不規則になるので、生活習慣に問題がある事で、肌トラブルを起こす可能性が高まります

メイクをそのまま寝るのも良くないのですが、生活習慣に問題があるのも肌トラブルの原因になります。

メイクをそのまま寝った時の対処方法とは?

メイクをそのまま寝ると、肌が乾燥します。その乾燥を防ぐために、皮脂の分泌が過剰になり、翌朝には脂性でベトベトな肌になっている場合があります。

この為、翌朝には、いつもより丁寧にクレンジングをして、キチンとメイクと汚れを落とす必要があります。

汚れを落とそうとして、ゴシゴシと擦るのは駄目です。クレンジングとメイクを良くなじませて汚れを落とします。

クレンジングと同じく洗顔も重要

クレンジングは、油性の汚れを落とす為に使います。この為、基本的にメイクを落とす為にクレンジングを使います。

しかし、汗やホコリ、チリなどの汚れは、クレンジングでは十分に落ちません。その為、クレンジング後に洗顔をして、W洗顔をしないと、顔に付いた汚れはキチンと落ちません。

クレンジング後は、洗顔を行うのを忘れないようにしましょう。

保湿をシッカリと行い肌を守る

クレンジングを行った後は、保湿をいつも以上にシッカリと行う必要があります。クレンジングと洗顔で、顔のメイクや汚れを落とした後に、化粧水や美容液、クリームなどでシッカリと保湿する必要があります。

特に、一晩かけて、メイクによって肌が乾燥しているので、いつもよりシッカリと潤いを与える為にローションパックなどを使うのも良いです。

本当にシッカリと保湿をしたいなら保湿成分にこだわるべき!?

保湿の方法と言えば、化粧水や美容液で潤いを与えて、その後、乳液やクリームで保湿をすると言った方法です。

実は、化粧水や美容液を付けた後に、乳液やクリームを付ける保湿方法は、隙間から水分が蒸発するので、保湿効果は弱いです。

その為、保湿の効果を高めようと思った場合には、セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸などの保湿効果の高い成分の入っている化粧品を使うと良いです。

まとめ

メイクをそのまま寝ると、メイク自体で、シミが出来ることはありません。しかし、メイクが原因で、肌が乾燥し、皮脂の分泌が過剰になり、毛穴の詰まりが起こり、ニキビが出来ると言ったような肌トラブルを引き起こします。

この為、メイク、化粧をそのまま寝るような事をした場合には、翌朝は、いつも以上にクレンジング、洗顔で、メイクや汚れを落として、その後、化粧水、美容液、乳液、クリームなどでお肌の状態を、いつも以上に回復させるように取り組みましょう。