足のむくみ解消改善するために役立つツボを紹介します。

ここでは、足のむくみに効果が期待できるツボとして

  • だん中(だんちゅう)
  • 無名穴(むめいけつ)
  • 足三里(あしさんり)
  • 伏兎(ふくと)
  • 陰市(いんし)
  • 上巨虚(じょうこぎょ)
  • 三陰交(さんいんこう)
  • 陰陵泉(いんりょうせん)
  • 委中(いちゅう)
  • 承筋(しょうきん)
  • 承間(しょうかん)
  • 承山(しょうざん)
  • 解谿(かいけい)
  • 太谿(たいけい)
  • 水泉(すいせん)
  • 湧泉(ゆうせん)
  • 足心(そくしん)
  • 心臓(しんぞう)
といったツボを紹介します。

 
足のむくみを解消するために、気軽にできるツボ押しを実践してみましょう。

 

 
「ツボ押しがむくみにも効果的!?」

ツボを押すことで、「余分な水分の排除の促進」「血行を良くする」などによって、むくみの改善効果が期待できるケースが多いです。

目次を紹介する女性と↓のイラスト
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ツボを刺激する時のポイント注意点

足のむくみをとる為に、ツボを押すのは効果的ですが、むやみに押しても効果は期待できません。

また、間違った方法、やり過ぎたり、力の入れすぎで、逆効果になる可能性もあります

より効果的にツボ押しを行う為には、ポイントを守って行うのが大切です。

 
ツボ押しをより効果的に行うポイントは、

  • リラックスして行う
  • お酒を飲んだ後は厳禁
  • 気持ちいい程度で行う
  • 回数は目安で判断する
  • 違和感を感じたらスグにやめる
  • 通院中・治療中・持病のある人・妊娠中の人は医師に相談する
といったのがポイントになります。

 
より効果を実感したい場合には、ここで紹介するポイント、注意点を意識してツボを刺激するといいです。

リラックスして行う

ツボを押しても、体が緊張していると気の流れが悪くなり、効果が得にくいです。

お風呂上り就寝前など、リラックスしている時、身体が暖かい時に行う効果的です。

お酒を飲んだ後は厳禁

リラックスしている時にツボを押すのが良いとは言っても、お酒を飲んでいる時は、ツボ押しは厳禁です。

お酒を飲んだ後は、血行が良くなりすぎているので、逆効果になるといわれています。

気持ちいい程度で行う

ツボを押すのは、弱すぎても、強すぎても効果は期待できません。適度に気持ちイイ程度で押しましょう。

回数は目安で判断する

ツボ押しを行う時は、何回、どれくらいの時間、押せばいいのか?が気になると思います。
一般的には、10回押す10秒~15秒押す、などが適切だとも言われますが、これは自分にとって最適であるかは分かりません。
最初は、参考にしつつ、ツボ押しを行いつつ、自分にとって最適な回数時間を調整するのが大切です。

違和感を感じたらスグにやめる

素人が自分でツボを押すと、間違った指圧をしているケースもあるので、ツボを押して、違和感や痛みを感じたら、スグにやめましょう

通院中・治療中・持病のある人・妊娠中の人は医師に相談する

病気や怪我で、病院に通院中、治療中の人であったり、持病がある人、妊娠中の人などは、自己判断でツボ押しを行わずに医師に相談して行いましょう。

 
ツボを押して、むくみを改善したい場合には、まずは、上記のポイント、注意点を意識して行いましょう。

「むくみ」にいいツボを紹介

ここからは、具体的に、足のむくみの解消、改善に効果が期待できるツボを紹介します。

だん中(だんちゅう)

だん中(だんちゅう)のツボの位置を紹介した図
だん中のツボは、体の血液循環を良くすることで、足のむくみ、疲れに効果的です。

●場所
左右の胸、乳首を結んだ、真ん中にあります。

無名穴(むめいけつ)

無名穴(むめいけつ)のツボの位置を紹介した絵
無名穴のツボは、血行や代謝をよくし、太もものむくみの改善に効果が期待できます。

●場所
太ももの内側、中央部分にあります。

足三里(あしさんり)

足三里(あしさんり)のツボの位置を示した写真
足三里は、血流を良くし、慢性的なむくみに効果的なツボです。その他にも足の疲れに効果が期待できます。

●場所
足三里のツボの位置は、ヒザのお皿の外側、指4本分、下にあります。

伏兎(ふくと)


伏兎のツボは、太ももの血行を良くして筋肉の柔軟性を高める効果が期待できます。筋肉痛、肉離れ、足のだるい時などにいいです。

●場所
伏兎のツボの位置は、ヒザのお皿の少し外側、親指6本分くらい上の位置にあります。足にチカラを入れると筋肉が盛り上がる部分にあります。

陰市(いんし)


陰市のツボは、下腹部や腰、足の冷えやヒザ痛などに効果が期待できます。

●場所
陰市のツボの位置は、ヒザのお皿の、少し外側、指4本分上にあります。

上巨虚(じょうこぎょ)


上巨虚のツボは、「むくみ」以外にも、足、ヒザ、腰のだるさや痛み、脱力感などにも効果的です。この他にも下痢、便秘、食欲不振、胃痛などの胃腸の症状にも期待できます。

●場所
上巨虚のツボは、足三里のツボから、下に指4本分の位置にあります。足三里のツボは、ヒザのお皿の外柄、下に指4本分の位置にあります。

三陰交(さんいんこう)

三陰交(さんいんこう)の位置を記した画像
三陰交は、下半身の血流を良くすることで「むくみ」に効果が期待できます。むくみ以外には、冷え、便秘、生理などにも良いツボです。

●場所
三陰交のツボは、足の内側の「くるぶし」から指4本分上にあります。

陰陵泉(いんりょうせん)

陰陵泉(いんりょうせん)のツボの位置を示した図
陰陵泉は、血行を促進することで、水分代謝をあげ、カラダの余分な水分を排出しする効果が期待できます。その他にも胃腸の不快

●場所
陰陵泉のツボの位置は、ヒザの下、内側の骨が大きく曲がっている部分です。

委中(いちゅう)、承筋(しょうきん)、承間(しょうかん)、承山(しょうざん)

委中(いちゅう)、承筋(しょうきん)、承間(しょうかん)承山(しょうざん)の位置を説明する画像
委中(いちゅう)、承筋(しょうきん)、承間(しょうかん)承山(しょうざん)のツボは、老廃物を流し、足のだるさ、むくみを解消、改善する効果が期待できます。

●場所
委中(いちゅう)は、ヒザの後ろの真ん中にあります。

承筋(しょうきん)は、委中と承山の中間の位置にあります。

承間(しょうかん)は、承筋と承山の中間の位置にあります。

承山(しょうざん)は、ふくらはぎにチカラを入れたときに浮き出る筋肉と、アキレス腱の中間にあります。

補足場所
委中→承筋→承間→承山」の順番に押していくと良いです。

解谿(かいけい)

解谿、解渓(かいけい)のツボの位置を記した写真
解谿(解渓)は、足、顔のむくみに効果が期待できます。捻挫や足の関節痛、便秘、リウマチなどにもいいです。 
●場所
解谿(解渓)のツボの位置は、足の正面、足首と足の付け根の真ん中にあります。押すと若干へこみます。

太谿(たいけい)

太谿(たいけい)のツボの位置を記した写真
太谿は、血行を良くすることで、むくみにいいツボです。むくみ以外にも、冷え性や生理、更年期などにも良いといわれています。

●場所
太谿のツボの位置は、脚の内側のくるぶしとアキレス腱の間にあります。

水泉(すいせん)

水泉(すいせん)のツボの位置の写真
水泉は、体内の余分な水分の代謝を助けることで、足のむくみの解消効果が期待できます。

●場所
水泉のツボの位置は、足の内側、くるぶしとカカトの間にあります。

湧泉(ゆうせん)

湧泉(ゆうせん)のツボの位置を示した図
湧泉は、万能のツボともいわれ、足のむくみにも効果が期待できます。

●場所
湧泉の位置は、足の2つのふくらみの交わった部分です。指で押すとへこみます。

足心(そくしん)

足心(そくしん)のツボの位置を紹介した絵
足心のツボは、腎臓の働きを良くすることで、体内の水分量を調整する効果が期待できます。

●場所
足心のツボの位置は、足の裏の真ん中です。

心臓(しんぞう)

心臓(しんぞう)のツボの位置を書いた絵
心臓のツボは、身体の血行を促進させて、下半身のうっ血をとる効果が期待できます。

●場所
心臓のツボは、左の足裏にのみあります。左足の薬指と中指の間、3センチ~4センチ、カカトの方にあります。

まとめ

足のむくみを解消、改善したい場合には、マッサージ、運動、ふくらはぎいの筋トレ、食事、水分の摂取、塩分を控えるなど、色々な方法がりますが、ここでは、「ツボ」に絞って紹介しました。

食事や運動、筋トレ、マッサージなどと組み合わせて足のむくみに効果が期待できるツボを刺激するといいです。