酵素洗顔がオススメな人とは?どんな使い方が効果的か?をまとめて紹介します。
どんな症状の人に『酵素洗顔』がオススメなのか?
酵素洗顔は、肌のタンパク質(古い角質)、皮脂などの汚れを溶かして取り除く効果が高いです。皮脂や古い角質を溶かすので、お肌のターンオーバーを促進する事で、エイジングケアの効果も期待できます。
この為、具体的な酵素洗顔がオススメな人としては、
- 肌のくすみが気になる人
- 毛穴の黒ずみを消したい人
- 毛穴の角栓、詰まりによる汚れを除去したい人
- 肌のザラつき、肌荒れが気になる人
- ツルツル肌の「むきたまご肌」を目指している人
- 毛穴汚れが原因の大人ニキビを予防したい人
- 化粧水の美容成分、保湿成分を浸透しやすくしたい人
- お肌のターンオーバーの遅れを改善したい人
と言ったような人が酵素洗顔を使うと良いと思います。
上記のような症状で悩んでいる人、気になっている人は、酵素洗顔をスキンケアに加えることで、肌の悩み、肌トラブルへの対処方法として試してみる価値はあるが思います。
具体的に、どのように効果が期待できるのか?どのような使い方が効果的なのかについては、下記でまとめて紹介します。
酵素洗顔とは?
酵素洗顔とは、「酵素」が配合されている洗顔料です。一般的な酵素洗顔料は、「皮脂(油分)」と「古い角質(古い皮膚)」を酵素で溶かす事で、肌をキレイにする働きを持っています。
このように、「酵素」が洗顔料に加わることによって、通常の洗顔料だけでは落とし切れない汚れが、落としやすくなると言った特徴があります。
酵素洗顔の『酵素』とは何か?
そもそも、酵素洗顔の酵素とは何でしょうか?
酵素とは、私たち人間が生きていくために必要なモノで、体内には4000種類以上の酵素があります。
具体的な酵素の働きの例としては、
- 消化(分解)
- 呼吸
- 代謝
- 排泄
上記のような消化、吸収、代謝、排泄などを行うときには、体内にある物質は、様々な化学変化を起こしています。例えば、食べたモノを吸収しやすいように小さく分解させて消化すると言ったケースが酵素の働きの1つです。
このように、分解する働きがある酵素を洗顔料に加えることで、肌表面の古くなった角質(皮膚)を分解して、洗い流しやすくする事で、肌をキレイにする効果が期待できるのが酵素洗顔です。
酵素洗顔の効果
酵素洗顔とは、タンパク質や皮脂を分解する働きがある酵素が配合されている洗顔料で洗顔する事です。
酵素を入れて洗顔する事で、
- 古い角質(タンパク質)による汚れを分解
- 皮脂(油分)による汚れを分解
- お肌のターンオーバーを整える
このように、酵素洗顔は、古い角質であるタンパク質の汚れ、皮脂である油分の汚れを分解すると言った効果があります。このように古い角質と皮脂を分解する事で、お肌のターンオーバーを整える効果も期待できます。
この酵素洗顔の効果によって、肌の表面がザラザラであったり、毛穴の角栓などの黒ずみ、毛穴の詰まりなどの汚れに効果的であると言われているので、気になる人は、酵素洗顔を使ってみると良いと思います。
下記に、古い角質の除去、皮脂汚れを取り除く、お肌のターンオーバーを整えると言った3つの効果によって、どのように肌に良いのか紹介します。
酵素洗顔は、具体的にどんな症状に効果が期待できるのか?
酵素洗顔をスキンケアに取り入れて使うことで、実際に、どのような効果が期待できるのか?ここでは、具体的な例を挙げて、酵素洗顔を使うと良い人について紹介します。
具体的に酵素洗顔を使うのがオススメな人というのは、
- 肌のくすみが気になる人
- 年齢と共にシミが目立つようになった人
- 角栓による毛穴の黒ずみ、詰まりが気になる人
- お肌のターンオーバーが遅くなった人
以上のような症状、肌の悩み、肌トラブルなどを感じている人は、酵素洗顔を試してみると良いです。具体的な内容は、下記で個別に紹介します。
「くすみ」の原因の古い角質の除去効果
「くすみ」は、「肌の乾燥」、「年齢を重ねた肌」と言ったケースで目にしやすいです。「肌の乾燥」、「年齢を重ねた肌」と言うのは、古い角質(古い皮膚)が肌の表面に長く残っている事で、「くすみ」を起こします。
通常の肌というのは、お肌のターンオーバーによって、古くなった角質(皮膚)は、垢として排出されて、新しくて綺麗な皮膚が肌の表面に出てきて「くすみ」のない美肌を保ちます。
この古い角質(古い皮膚)は、タンパク質で出来ていますが、酵素洗顔は、タンパク質を分解する効果があるので、くすみ対策として効果が期待できます。
色素沈着の蓄積による「シミ」対策
お肌の悩みで多いのが、シミの問題です。シミは、肌が紫外線や摩擦などの刺激を受けることで、色素沈着を起こして発生して出来ます。そして、シミの怖いところは、目に見えているシミ以外にも、見た目には分からないレベルで、肌に蓄積されている事です。
基本的に、健康で若い人の肌は、シミは垢として排出されるので問題になりません。しかし、加齢や肌トラブルに伴い、お肌のターンオーバーの周期が長くなると、垢として排出される前に色素沈着を起こしてシミとして肌の表面に表れてきます。
この為、お肌のターンオーバーが遅くなり、色素沈着の蓄積によってシミが出来る場合には、皮膚の表面の古い角質(古い皮膚)を酵素洗顔を使って取り除いで、お肌のターンオーバーを促進すると良いです。
角栓による毛穴の黒ずみ、詰まりを取り除く対策
毛穴の黒ずみや角栓などの詰まり汚れは、皮脂、古い角質、汗、チリ、ホコリ、などが固まって角栓となります。さらに、角栓が酸化すると毛穴の黒ずみとなります。
この為、基本的に毛穴の黒ずみ、角栓の原因は、皮脂や古い角質などの汚れを取り除いて、キレイにする必要があります。このような古い角質や皮脂を分解して洗い流す効果が期待できるのが酵素洗顔です。
お肌のターンオーバーを整える
お肌のターンオーバーは、加齢であったり、肌の乾燥などの肌トラブルによって、遅くなります。お肌のターンオーバーが遅れると、新しくて綺麗な肌が皮膚の表面に表れるまでに時間がかかります。
その結果、古い角質(古い皮膚)による肌のくすみ、色素沈着によるシミなどが目立ち始めます。この為、酵素洗顔を使って、皮膚の表面の古い角質(古い皮膚)を取り除くことで、新しくキレイな肌を表面に出して美肌を目指すことが出来ます。
酵素洗顔は、どれくらいの期間で効果が現れるのか?
酵素洗顔で、「肌のくすみ」、「シミ」、「角栓や毛穴の黒ずみ」、「お肌のターンオーバー」の改善を目指す場合には、どれくらいの期間で、効果が期待できるのか?と言った点は気になるところだと思います。
具体的な酵素洗顔の効果が実感できるまでの期間については、
- 「くすみ」の原因の古い角質の除去効果
- 色素沈着の蓄積による「シミ」対策
- 角栓による毛穴の黒ずみ、詰まりを取り除く対策
- お肌のターンオーバーを整える
くすみは、早い人は、1回の使用で肌が明るくなる人もいます。
シミは、1ヶ月~6ヶ月のように長期で取り組む必要がある。シミは、薄いモノ、濃いモノがあるので、状態によって、効果を感じる期間も変わってきます。また、酵素洗顔以外に、日焼け止めによるUV対策、色素沈着を抑えるスキンケアなども併用する必要があります。
毛穴の黒ずみ、角栓、詰まりは、早い人は、2週間程度で変化を感じますが、普通は、2ヶ月~3ヶ月程度はかかります。酵素洗顔を使うと、徐々に効果が現れてくると言った感じです。
お肌のターンオーバーを整える為には、1ヶ月~3ヶ月は必要です。お肌のターンオーバーは、若い人なら28日周期ですが、年齢と共に遅くなり60日や90日かかる人もいるので、長期で取り組む必要があります。
と言ったような期間、継続して酵素洗顔を使って様子を見る必要があります。
以上のように、酵素洗顔を利用する時には、目的に合わせて、どれくらいの期間が必要か、参考にしてもらえばと思います。もちろん、個人差があるので、上記の期間で必ず成果が出る訳ではありません。
化粧水、美容液、乳液などのスキンケアの効果をアップしたい人に酵素洗顔がオススメ!
シミ、くすみ、シワ、ほうれい線、乾燥肌、脂性肌、敏感肌、ニキビ、肌荒れなど、肌に関する悩み、トラブルは多くの人が抱えている問題だと思います。
お肌のトラブルを解消し、さらに、美肌を目指して、日々、スキンケアに化粧水、美容液、乳液、クリームなどを使っている人がほとんどだと思います。もしも、化粧水や美容液の効果が、あまり実感できない場合には、酵素洗顔を取り入れると、改善される可能性があります。
もしも、ターンオーバーの遅れや肌の乾燥で、古い角質(古い皮膚)が、肌の表面に残り、肌を硬くしている場合には、化粧水や美容液などの浸透が悪くなります。その為、酵素洗顔で古い角質を取り除くと、化粧水や美容液の浸透がよくなり、効果が実感しやすくなります。
酵素洗顔の使い方・やり方
ここでは、一般的な酵素洗顔の使い方、やり方を紹介します。もちろん、酵素洗顔料によって、使い方が違う場合もあるので、パッケージや説明書、マニュアルは必ず確認してくださいね。
酵素洗顔の多くは、「パウダータイプ」です。洗顔フォームや固形石鹸と比べると泡立てるのが難しいのですが、泡立てネットなどを使って、シッカリと泡立てて使う必要があります。
具体的な酵素洗顔のやり方、使い方としては、
- 最初に手を洗う
- 顔をぬるま湯で洗い濡らす
- 洗顔料を泡立てる
- 額から鼻のTゾーンを洗う
- 顎(アゴ)、頬(ほほ)のUゾーンを洗う
- ぬるま湯ですすぐ
- タオルで水分を拭き取る
- 洗顔後は、スグに保湿をする
と言った手順になります。
基本的に、正しい洗顔方法の全体的なポイントとしては、
- シッカリと泡立てる
- 顔に洗顔料がのっている時間は1分程度
- ぬるま湯ですすぐ
- ゴシゴシと手で、過度に擦らない
下記に、酵素洗顔を使うときの手順に沿って、具体的な大切な点やポイントを紹介します。
酵素洗顔は、基本的に酵素のチカラで、皮脂や古い角質を溶かす事では肌をキレイにします。この為、泡で肌の汚れを擦ったり、撫でたりして取り除く必要はありません。基本的に、肌に酵素洗顔の泡をのせるだけで、皮脂や角質を分解してキレイにしてくれます。
①最初に手をシッカリ洗う
最初に手をシッカリと洗います。手を洗う理由は、手についている細菌や雑菌、汚れが顔に移らない為です。
手を洗うときは、手の平、手の甲、爪、指の間など、キチンと洗います。爪と指の間の洗い残しが無いようにします。
②顔をぬるま湯で洗ってすすぐ
次は、顔をぬるま湯で洗い、すすぎます。最初にぬるま湯だけで洗うことで、軽く汚れを落としつつ、毛穴を開かせます。
ぬるま湯の温度は、30度~35度程度の体温よりも少し低いぐらいが理想です。
冷たい水は、毛穴を引き締めると人気ですが、洗顔前に毛穴を引き締めると汚れが取れないので止めましょう。また、熱めのお湯は、皮脂が取れ過ぎて肌が乾燥しやすくなるので注意が必要です。
③洗顔料を泡立てる
次は、酵素洗顔料を手に取ってシッカリと泡立てます。パウダータイプの酵素洗顔は、泡立てにくいです。
まずは、酵素洗顔のパウダーを手に取って、水を少し加えて、空気を含ませるように泡立てていきます。
もしも、泡立てが苦手である場合には、泡立てネットを使うと簡単に泡を作ることができます。
④額から鼻のTゾーンを洗う
最初に洗うのは、額から鼻の皮脂分泌量が多いTゾーンです。
皮脂の分泌量が多い額や、毛穴の黒ずみ、角栓が気になる小鼻などに酵素洗顔の泡をのせて、指の腹でクルクルと優しく洗います。
⑤顎(アゴ)、頬(ほほ)のUゾーンを洗う
次はアゴ周辺に泡をのせます。
さらに、頬の方にも泡をのせて、Uゾーンを指の腹でクルクルと優しく洗います。
最後は、皮膚が薄くなっている目元、口元に、特に優しく指の腹で泡を広げて、少し、泡をのせておく感じでも大丈夫です。
⑥ぬるま湯ですすぐ
手でぬるま湯をすくって、顔にかける様にして、泡と洗顔料を洗い流します。特に、髪の毛の生え際やこめかみ、フェイスラインは、洗い残しが起こりやすいので、意識してすすぎます。
すすぎの回数の目処は、は、20回~30回以上、洗顔料が肌に残らないようにシッカリと行います。
もしも、洗い残しがあり、洗顔料が顔に残っていると、肌荒れや肌トラブルの原因になるので、完全に洗い流すのが、すすぎのポイントです。
⑦タオルで水分を拭き取る
顔をすすいだ後は、顔についた水分をタオルで拭きとります。
タオルで水分を拭き取る時は、タオルを軽く顔に当てるようにして、水分をタオルに移すようにして拭き取ります。もしも、ゴシゴシと肌を擦ると、肌を傷めてシミ、くすみなどの原因になる事もあるので注意が必要です。
⑧洗顔後は、スグに保湿をする
洗顔後は、肌を保湿していた皮脂が無くなっている状態です。この為、肌が非常に乾燥しやすい状態になっています。
この為、肌が乾燥しないように、洗顔後はスグに、保湿をする必要があります。
洗顔時は、熱めのお湯は使ってはいけません。熱めのお湯は、皮脂汚れが取り易くていいのですが、必要以上に皮脂汚れを取ってしまい。温度が高い事で、保湿の為に必要な皮脂まで溶け出すので、肌が乾燥しやすくなります。
以上のような方法が、酵素洗顔の使い方、洗顔のやり方です。基本的な考え方は、普通の洗顔の正しいやり方と同じです。
酵素洗顔を使う頻度、タイミングはいつか?
パウダータイプの酵素洗顔は、通常の洗顔料と比べると、洗浄力が強いので、泡をのせるだけでも肌の皮脂や角質を分解します。
この為、酵素洗顔を毎日、朝晩、頻繁に使うと、皮脂や角質を分解してしまうので、かえって肌を傷つけてしまう可能性があります。
この為、酵素洗顔を行う頻度は、十分に考慮して行う必要があります。基本的には、酵素洗顔料のパッケージや説明書に書かれている期間や頻度をチェックして守る必要があります。
一般的に、酵素洗顔を使う頻度の例と考え方
酵素洗顔は、普通の洗顔料と同じように、基本的に、朝晩、毎日、使うモノではないケースが多いです。。
酵素洗顔には、色々な商品があります。その為、商品によっては、朝晩、毎日使えるモノもあります。また、週に2回~4回、週に1回など、商品によって色々です。パッケージ、説明書などを確認して使いましょう。
どれくらいの間隔で酵素洗顔を使うと良いのか?
一般的に、酵素洗顔料を使う時の使用頻度は、最初は、1週間に1度のペースが目処になります。
そのうえで、酵素洗顔の効果を早く実感したい場合には、6日、5日、4日、3日、と言ったように、使用する間隔を、徐々に短くして、肌トラブルが起こらないか?をチェックして行います。
もしも、肌がツッパルような感覚や、何か異変を感じたら、当分、酵素洗顔は行わずに、肌が自然に回復するのを待ちましょう。
具体的な肌質別の酵素洗顔の使用頻度の目処としては、
- 脂性肌:毎日の利用も可能
- 混合肌:1週間に3回~4回
- 普通肌:1週間に3回~4回
- 敏感肌:1週間~2週間に1回
- 乾燥肌:1週間~2週間に1回
ただし、敏感肌がひどい場合は、酵素洗顔は使わない方が良いケースもあります。混合肌で、脂性の部分が多い人は、毎日、酵素洗顔が出来る場合もあります。
また、基本的な判断は、商品ごとで違うので、商品パッケージやメーカー、販売店に確認してください。
酵素洗顔を使う頻度は、肌のタイプで変わる
お肌の状態による種類としては、普通肌、混合肌、脂性肌、乾燥肌、敏感肌などに分類することが出来ます。ちなみに、日本人の肌で、多いのがが混合肌だそうです。
もしも、敏感肌の場合には、酵素洗顔を使うのが難しい場合もあります。それに対して、脂性肌なら、頻繁に酵素洗顔を使っても、何も問題を感じないケースもあります。
このように、肌質によっても酵素洗顔を行う頻度や回数は違ってきます。この為、最初は、1週間に1回を目処に、使用頻度を増やしたり、減らしたり、自分に合った間隔を探すと良いです。
朝と晩なら、酵素洗顔は、どちらで使うのが良いのか?
朝は、基本的に、肌にはあまり汚れが付いていません。これに比べると夜は、1日分の皮脂や角質、汗、ホコリ、排気ガス、メイクなど様々な汚れが付いています。
酵素洗顔は、朝晩、行うものではないので、基本的には、晩、酵素洗顔を行う方が良いと思います。
もしも、朝、酵素洗顔を行うと、肌が汚れていないので、本来、肌に必要な皮脂や角質まで取り除いてしまう可能性があるので注意が必要です。
効果的な酵素洗顔の使い方
ここでは、より効果的に酵素洗顔を使う為の方法、使い方を紹介します。
既に、紹介している内容も含まれる可能性がありますが、再度、より効果的に酵素洗顔を行う為に大切なポイントを紹介しています。
具体的な酵素洗顔を行うときのポイントとしては、
- 泡立てネットを使う
- 泡パックをする
- 夜に酵素洗顔を行うのが効果的
- 使用頻度は、週に1度から初めてはじめる
- 酵素洗顔後は保湿をシッカリ行う
- ニキビ予防としても使える
以上のように、効率的に酵素洗顔を行い美肌を手に入れる為には、いくつかの点を意識しておく必要があります。
泡立てネットを使う
酵素洗顔は、泡立てて使う必要があります。もしも、泡立てが不十分で洗顔すると、パウダーが刺激となって肌トラブルを起こす可能性があります。
そうは言っても、パウダータイプの酵素洗顔を手の平にのせて水分をくわえて泡立てるのは大変です。この為、泡立てネットを使うと簡単に泡を作ることができます。泡立てネットで、シッカリと泡立てて肌に優しい洗顔を行いましょう。
泡パックをする
酵素洗顔は、皮脂や古い角質を溶かす効果があります。この為、洗顔時に、泡立てた酵素洗顔料を泡パックとして、30秒~60秒、泡をのせてから洗い流すのも効果的な方法です。
夜に酵素洗顔を行うのが効果的
酵素洗顔は、朝よりも夜、酵素洗顔をするのが効果的です。
酵素洗顔を夜に行うメリットとしては、
- 1日の汚れ、外出時の汚れも落とせる
- 寝ている時に新陳代謝が行われ新しい肌を作りやすくする
- 夜のスキンケアで美容成分を肌にシッカリ浸透してから寝れる
- 朝、酵素洗顔で、角質を取り除くと日中、紫外線の影響を受けやすくなる
特に、酵素洗顔は、古い角質を溶かすので、皮膚が薄くなります。その為、朝、酵素洗顔をすると、日中、外出した時に紫外線のダメージを受けやすくなるので、シッカリとした紫外線対策が必要になります。
使用頻度は、週に1度から初めてはじめる
酵素洗顔は、洗浄効果が強いので、毎日、使うというのは注意が必要です。元々、角質は、紫外線など外的な刺激から肌を守る役割もあるので、取り過ぎるのも問題です。また、角質が薄くなると、肌荒れや乾燥肌の原因にもなります。
この為、酵素洗顔を行って、肌荒れや乾燥肌にならない為には、週に1度の頻度で使い始めて、慣れてきたら週に2回、3回と増やしていくと良いです。
酵素洗顔後は保湿をシッカリ行う
酵素洗顔は、肌の皮脂や古い角質を取り除くで、肌がキレイになるのが特徴です。しかし、皮脂や古い角質は、肌を乾燥や刺激から守っている役割もあります。
この為、酵素洗顔を使った後は、肌が弱くなっている状態なので、化粧水、美容液、乳液、クリームなどでシッカリと保湿しておくことで、美肌を維持しやすくなります。
ニキビ予防としても使える
酵素洗顔は、毛穴に詰まっている角栓や皮脂を溶かして、洗い流すことが出来るので、ニキビ予防にも効果が期待できます。
毛穴でアクネ菌が繁殖すると白いポツポツしたモノが出来るのが白ニキビです。この白ニキビが酸化すると黒ニキビになります。この白ニキビと黒ニキビの場合は、酵素洗顔で、毛穴の汚れやアクネ菌を洗い流す事で、ニキビ予防が出来ます。
黒ニキビのケアには、浸透力が高いビタミンC誘導体が配合された化粧水を使うと、肌の酸化を防いでくれます。
酵素洗顔を使う時の注意点
ここでは、酵素洗顔を使うときの注意点を紹介します。注意点を守らないで、肌がキレイになるからと言って、むやみに酵素洗顔を使うと、肌荒れや乾燥肌などの肌トラブルになる可能性もあるので、必ず注意点は確認してください。
具体的に、酵素洗顔を使う時の注意点としては、
- ゴシゴシと擦らない
- 洗顔後のすすぎ残しがないようにする
- 酵素洗顔後の保湿はサボらない
- ニキビが出来た時は、酵素洗顔は使わない
- 酵素洗顔後は、紫外線対策はいつも以上に行う
- 敏感肌、乾燥肌の人は、肌の状態を注意して使う
- 洗い過ぎは、肌を傷める
- 使用方法は、商品ごとに確認してから使う
- 使用頻度は、商品ごとに違う
- 肌荒れ時は、酵素洗顔の使用は止める
上記の酵素洗顔の注意点については、下記で詳しく紹介します。
ゴシゴシと擦らない
酵素洗顔は、普通の洗顔料と比べても、肌の表面の皮脂や角質を溶かすので、洗浄力が強いです。この為、ゴシゴシと擦ると、必要以上に皮脂や角質が溶け出す可能性があります。
この為、ゴシゴシ擦って洗顔をすると、肌の保護機能が低下して、乾燥肌や肌荒れなどの肌トラブルを起こす可能性があります。酵素洗顔は、普段の洗顔以上に優しく洗う必要があります。
洗顔後のすすぎ残しがないようにする
洗顔後、ぬるま湯ですすぎますが、ここで、洗い残しが無いように注意する必要があります。洗い残しがあると肌荒れやニキビが出来る原因になる事があります。
酵素洗顔後の保湿はサボらない
酵素洗顔を行うと、肌の表面にある皮脂や古い角質が取り除かれている状態なので、肌が乾燥しやすく、外からの刺激にも弱くなっています。
この為、酵素洗顔を行った後は、肌にシッカリと保湿を行い、肌が乾燥しないように守る必要があります。
保湿をサボると、肌が乾燥して、シミ、シワ、くすみ、ほうれい線などの肌老化が進みやすくなるので注意しましょう。
ニキビが出来た時は、酵素洗顔は使わない
ニキビには、いくつかの種類があります。この為、ニキビの種類によっては、酵素洗顔をすることで、刺激となって悪化する可能性もあります。この為、ニキビが出来た場合には、一度、使用を控えて、ニキビを治すことに専念すると良いです。
特に赤ニキビ、黄ニキビの場合は、酵素洗顔を行ってはダメです。赤ニキビは、炎症を起こしている状態、黄ニキビは、膿がたまっている状態です。赤ニキビ、黄ニキビの人は、普通の低刺激の洗顔で様子を見て、場合いよっては病院で治療も必要です。
酵素洗顔後は、紫外線対策はいつも以上に行う
酵素洗顔を行うと、皮膚の表面の古い角質、皮脂が解けて洗い流されるので、新しく弱い肌が表面に出てきます。この新しい皮膚は、無理やり表に出てきたので、まだ、強い皮膚にはなっていません。
その為、酵素洗顔をした後に、太陽光に当たると、紫外線のダメージがいつも以上に受け継事になります。この為、酵素洗顔を行った後に、紫外線を浴びる可能性がある場合には、いつも以上に、日焼け止めをシッカリと塗るなどのUV対策を行う必要があります。
敏感肌、乾燥肌の人は、肌の状態を注意して使う
敏感肌や乾燥肌の人は、元々、肌が弱くなっている状態です。本来は、保湿をシッカリして肌の回復を優先すべきです。そこで、酵素洗顔で古い角質や皮脂を取り除くと、逆に、肌荒れや肌の乾燥、ニキビなどの肌トラブルの原因になる可能性があります。
この為、肌が敏感な状態になっている乾燥肌、敏感肌の人が、酵素洗顔を使うときは、肌の状態を注意して、もしも、違和感を感じた場合には、使用を中止する必要があります。
洗い過ぎは、肌を傷める
通常、私たちの肌は、皮脂と汗が混ざることで、天然の保湿成分としての働きがあります。洗顔をすることで、皮脂や汗以外の肌内部のセラミドなどの天然の保湿や潤いに必要な成分まで洗い流してしまう可能性があります。
この為、酵素洗顔などで洗い過ぎたて、必要な皮脂、セラミドまで洗い流している場合は、自然に肌を守るために皮脂の分泌量が多くなります。皮脂は、スグに分泌されますが、セラミドのような成分は、回復するのに数週間かかるケースもあります。
もしも、洗顔後に肌のつっぱりを感じた場合には、洗い過ぎている可能性もあるので、酵素洗顔のやり過ぎだと意識した方が良いです。
使用方法は、商品ごとに確認してから使う
酵素洗顔は、それぞれの商品によって、使用方法や使用頻度が異なります。
例えば、酵素洗顔の使い方の種類としては、
- 普通の洗顔料の代わりに酵素洗顔料を使う場合
- 普通の洗顔をした後に使う場合
- 普通の洗顔料に酵素洗顔を混ぜて使う場合
この為、酵素洗顔を購入した後は、まずは、どのような使い方をするのか?どれくらいの使用頻度なのか?と言った点は、パッケージなどで確認する必要があります。
ネット上では、一般的な酵素洗顔料の使い方を解説しているので、使い方が違う酵素洗顔料を購入し、違った使い方をすると、肌トラブルの問題になるので注意が必要です。
使用頻度は、商品ごとに違う
このページでも酵素洗顔の使用頻度の目安は紹介しています。しかし、酵素洗顔によって、配合されている酵素、美容成分、洗浄成分などが違います。
この為、酵素洗顔の商品ごとに、使用頻度も違うので、必ず推奨の使用頻度を確認する必要があります。
もし、強力な酵素洗顔料を毎日使うと、肌がボロボロになります。逆に、あまり効果が実感できない酵素洗顔料を2週間に1回しか使っていないと、全然、効果が感じられなくなり、使わなくなると思います。
このように、酵素洗顔を購入したら、その商品の正しい使い方をチェックするのは必須です。くれぐれも一般的な使い方が正しいと、思い込みで使わないでください。
肌荒れ時は、酵素洗顔の使用は止める
肌荒れを起こしている場合は、酵素洗顔は使わない方が良いです。酵素洗顔は、肌への刺激が強い洗顔料です。その為、肌荒れ時に酵素洗顔を使うと、肌荒れがひどくなり悪化する可能性があります。
もしも、肌荒れ中に、酵素洗顔を使いたい場合には、肌荒れしている部分を避けて使用すると良いです。
酵素洗顔料を選ぶときのポイント
酵素洗顔料を購入する時には、どのようなポイントを意識して購入すると良いのかを紹介します。
単純に酵素洗顔料といっても、実際に販売されている商品は数多く存在します。その中でも特に、どの酵素洗顔が良いか選ぶときの参考になると思います。
具体的な酵素洗顔の選び方のポイントとしては、
- 古い角質、角栓や皮脂を除去しつつ、洗浄力が強すぎない事
- 肌の保湿力を壊さず保つことが出来る事
- 低刺激で肌に出来るだけダメージを与えない事
- 肌のコンディションに合わせた酵素洗顔を選ぶ事
古い角質、角栓や皮脂を除去しつつ、洗浄力が強すぎない事
酵素洗顔を使う目的は、古い角質や皮脂を分解して洗い流すことで、毛穴の黒ずみ、角栓、くすみなどの予防、対策を行う為です。
この為、一見、洗浄力が強い酵素洗顔が良いように感じますが、洗浄力が強い酵素洗顔は、肌の潤いに必要な皮脂や角質(皮膚)まで分解して洗い流してしまうので、注意が必要です。
肌の表面にある余分な皮脂、古い角質、チリやホコリ、汗、角栓など、不要なモノのみを洗い流して、必要なモノは洗い流さない程度の洗浄力の酵素洗顔料を選ぶ必要があります。
肌の保湿力を壊さず保つことが出来る事
乾燥や紫外線、叩いたり、擦ったり、外からの刺激から皮膚を守るために、肌には保水力があります。
肌が乾燥すると、皮脂の分泌が過剰になるのも、単純な脂性ではなく、肌を守るためです。また、皮膚にはセラミドやコラーゲン、ゼラスチンなどにより、水分を保持して、肌が乾燥しないようになっています。
これが、酵素洗顔のように、洗浄力が強い洗顔料を使い過ぎると、肌が本来持っている保湿力まで分解して洗い流している場合があります。もしも、洗顔後、肌がつっぱるようなら、必要な保湿力まで奪っているので、洗顔のし過ぎです。
低刺激で肌に出来るだけダメージを与えない事
酵素洗顔料は、普通の洗顔料では落とすことができない角質を分解する事が出来るので、結果として、肌への負担が強くなる傾向があります。肌への負担が強すぎると、肌荒れや肌の乾燥などの肌トラブルの原因になります。
この為、肌への刺激になり過ぎないように、使われている成分、使用頻度、よく泡立てて優しく洗う、ゴシゴシ擦らない、ぬるま湯で洗うなど、極力、肌に負担をかけないように低刺激な酵素洗顔料や洗顔方法を心がけましょう。
肌のコンディションに合わせた酵素洗顔を選ぶ事
酵素洗顔に限ったことではありませんが、基本的に洗顔料、化粧品を選ぶ時には、自分の肌の状態にあったモノを見極めて選択する必要があります。
ヒドイ乾燥肌や敏感肌の人が、洗浄力が強い洗顔料を使うと、逆に肌への負担になり症状が悪化する場合があります。
この為、酵素洗顔料を購入する時は、自分の肌の特質、肌トラブルの状況などを見て、比較的に優しく洗える、低刺激なモノを選ぶと安心です。
もしも、洗浄力が足りないと感じた場合には、徐々に、洗浄力の強いモノに変えることで、洗顔による肌トラブルを予防しつつ美肌を目指すことが出来ます。まずは、肌に優しく洗える酵素洗顔を選ぶのを基準に考えると良いです。
Q&A
ここからは、酵素洗顔に関する気になる項目をQ&A形式で紹介します。
具体的な酵素洗顔に関するQ&Aの一覧は、
- 酵素洗顔の酵素には、どんな種類がありますか?
- 酵素洗顔は、なぜ、パウダー状のモノが多いのですか?
- 酵素洗顔は自分で手作りできますか?
- 酵素洗顔後、保湿などのスキンケアが不十分だと、どうなりますか?
- 洗浄力が強い酵素洗顔を選ぶと良いですか?
- 酵素洗顔の泡がすぐ潰れるのは、何が問題なのでしょうか?
酵素洗顔の酵素には、どんな種類がありますか?
酵素洗顔では、「脂質(皮脂)」や「タンパク質(皮膚や皮脂)」を分解するために酵素が配合されています。
実際に、、どのような酵素が、そのような働きをするのか?酵素洗顔を購入する時の参考になるようにまとめてみました。
具体的に、酵素洗顔に配合されている酵素の種類としては、
- パパイン酵素
- ブロメライン酵素(パイン酵素)
- プロテアーゼ酵素
- リパーゼ酵素
- その他の酵素
それぞれの酵素については、下記で詳しく紹介します。
パパイン酵素
パパイン酵素の特徴は、生きた細胞には働かないので、不要になった古い角質のみを分解する特性があるので酵素洗顔として使用するのに適した酵素です。
このような不要になった古い角質のみに働きかける機能は、天然のパパインのみに見られる効果でです。その為、昔から酵素洗顔にパパインが使われています。
ちなみに、パパイン酵素は、未成熟な青パパイヤから抽出した酵素の事です。パパイン酵素は、プロテアーゼの1種で、システインプロテアーゼに分類されます。
ブロメライン(パイン酵素)
ブロメラインは、パイン酵素とも言われ、パイナップルに含まれている成分です。ブロメライン酵素の特徴は、タンパク質(角質や皮膚)を分解する効果が強い特徴があります。
このパイナップルに含まれている成分であるブロメライン(パイン酵素)の効果は、パイナップルを食べ過ぎるとヒリヒリする事からも分かるように、果物として食べているだけでも舌が刺激されている強さを持っています。
ブロメライン酵素は、パパイン酵素と同じプロテアーゼのシステインプロテアーゼに分類されます。
プロテアーゼ酵素
プロテアーゼは、人間にも備わっている酵素です。このプロテアーゼ酵素の特徴は、タンパク質を分解する酵素であると言う点です。
このプロテアーゼは、微生物を生産するタンパク質分解酵素をろ過、精製して作られます。
リパーゼ酵素
リパーゼ酵素は、脂質を分解する働きがあります。この為、酵素洗顔にリパーゼ酵素が入っていると皮脂を分解する効果が期待できます。
その他の酵素
上記以外にも、天然の植物由来の酵素であったり、海の微生物由来の酵素など、新しい酵素も開発されるようになっています。
上記のように、酵素洗顔に使われる酵素は、基本は、「パパイン酵素」、「ブロメライン(パイン酵素)」、「プロテアーゼ酵素」、「リパーゼ酵素」の4つが、概ねよく使われている酵素になります。
このような酵素が配合される事で、「古い角質」、「脂質」を分解して洗い流すことが出来るという訳です。
酵素洗顔は、なぜ、パウダー状のモノが多いのですか?
酵素洗顔と言えば、多くがパウダー状のものが多いです。一般的な洗顔料は、クリーム状や固形石鹸と言ったようなモノが多いので不思議に思いますね。
この酵素洗顔にパウダー状のモノが多いのには理由があります。酵素洗顔がパウダー状である由は、酵素洗顔に含まれている酵素は、水に溶かした状態で保存すると、働きが弱くなる性質があるからです。
この為、酵素洗顔は、パウダー状の乾燥させた状態で、販売されています。酵素洗顔のパウダーに水をくわえることで、酵素が活発に活動し出し、効果を最大限に発揮しやすくなります。
また、パウダー状にすると、成分を安定させるために、余分な成分を入れないで良いので、肌にも優しい洗顔料になります。
酵素洗顔とピーリングは、何が違うのですか?
角質ケアをすると言う意味では、酵素洗顔もピーリングも、どちらも有効なスキンケア方法です。
酵素洗顔の特徴
酵素洗顔は、「皮脂分解酵素」と「タンパク質分解酵素」と言った酵素の働きで、余分な皮脂や角質を分解して洗い流します。
ピーリングの特徴
ピーリングは、AHA酸のような酸を使って、角質や皮脂、角栓を溶かす方法です。
また、ピーリングは、美容外科などで行われているケミカルピーリングの場合は、皮膚の表面部分をケアするだけではなく、肌内部まで働きかけるので、エイジングケアとして注目を集めています。
このように、酵素洗顔とピーリングの違いは、使わせている成分が「酵素」か「酸」の違いです。
酵素洗顔は自分で手作りできますか?
酵素洗顔は、実は、自分で手作りすることは可能です。
ただし、酵素洗顔を自分で手作りする場合は、「苛性ソーダ」が必要になります。この苛性ソーダは、毒物、劇薬の扱いになるので、簡単に購入は出来ません。薬局に行って身分証明書と印鑑が必要です。
苛性ソーダは、油を固めて石鹸にするため、石鹸つくりには必要な成分です。
酵素洗顔の作り方
石鹸の作り方は、基本的には、簡単で、金属で出来た容器に、材料と苛性ソーダを入れて、しゃもじなどでゆっくりとかき混ぜると、だんだんと粘り気が出てきて、酵素洗顔料が出来上がります。
苛性ソーダの取り扱いの注意点
苛性ソーダは、劇薬、毒物なので取扱いは注意が必要です。
例えば、苛性ソーダで石鹸を作る時の注意点は、
- 金属製の容器に入れて使う
- ガラス瓶に入れてはダメ
- 水に混ぜてはダメ
- 皮膚などにつくと火傷のような症状になる
- 混ぜる時は、しゃもじ等を使う
- 手で混ぜるのは厳禁
以上のように、苛性ソーダは、非常に危険なので、基本的に、自宅で手作りするのはオススメできません。自分で手作りするよりも、パウダー状の酵素洗顔を購入して使った方が安全でラクです。
酵素洗顔後、保湿などのスキンケアが不十分だと、どうなりますか?
酵素洗顔は、パウダー状の酵素洗顔に水分を与えた段階で、酵素が働きだします。この酵素は、「脂肪分解酵素」や「タンパク質分解酵素」なので、皮脂や角質(皮膚)を溶かします。
この為、普通の洗顔料と比べると、かなり洗浄力が強いので、洗い上がりは、何もかもが取り除かれているような感じで、肌のバリア機能が低下している感じになります。
その結果、酵素洗顔後に保湿などのスキンケを十分に行わないと、肌がカサカサになり乾燥肌になり、肌トラブルになるので注意が必要です。
洗浄力が強い酵素洗顔を選ぶと良いですか?
酵素洗顔を選ぶときは、洗浄力の強いモノを選ぶのは危険な場合があります。酵素洗顔は、酵素のチカラで、皮脂や角質を溶かすので、基本的に、普通の洗顔料よりも洗浄力が強いです。
洗浄力が強いと言うことは、肌への刺激も強いので、肌のバリア機能を破壊して、肌トラブルも起こしやすいです。
洗浄力の強い酵素洗顔を使て、何度も肌トラブルを起こすリスクをとるよりも、焦らずに、少しずつ、角質や皮脂を落としていく洗顔方法の方が確実に健康な美肌を目指せます。
酵素洗顔の泡がすぐ潰れるのは、何が問題なのでしょうか?
酵素洗顔を購入し、泡立てネットを使って泡立てていますが、顔に泡をのせるとスグに、シュワシュワとなり、泡が潰れてしまいます。
基本的に、酵素洗顔にも色々と種類があり、
- 泡立ちが元々、あまりないタイプ
- 既に手やネットに脂がついている
- 酵素洗顔料の使う量が少ない
- 泡立てる時に水を多く入れすぎている
- ネットで泡立てる泡の量が少ない
上記のような点も意識しつつ、購入した酵素洗顔のパッケージや説明書を再度確認して、再度、試してみましょう。
まとめ
ここでは、酵素洗顔を使うことによって、どのような効果やメリットがあるのか?また、どのような症状に効果が実感できて、どのような酵素洗顔の使い方が良いのか?を紹介してきました。
皮脂が原因の角栓や脂性、毛穴の黒ずみ、ニキビ、古い角質が問題の肌がガサガサになる、くすみ、毛穴の詰まりなどが気になる場合で、皮脂と角質が問題になっている肌トラブル、肌の悩みがある場合には、酵素洗顔を使ってみるのも1つのいい方法ではないかと思います。
このページでも紹介している酵素洗顔の注意点を意識しつつ、酵素洗顔をいつものスキンケアに取り入れてみるのもアリだと思います。