ダイヤモンドピーリングの効果と価格について紹介しまます。ダイヤモンドピーリングとは、どのようなピーリングなのか?どのような特徴や効果があるのか?また、価格帯は、どれくらいで利用できるのか?を調べてみました。
また、ダイヤモンドピーリングを利用する場合に気になる痛みがあるのか?どのような症状に適しているのか?ダイヤモンドピーリングよりもケミカルピーリングを選んだ方が良いケース、顔以外にも利用できる部分や注意点など、ダイヤモンドピーリングについてまとめました。
実際に、ダイヤモンドピーリングを利用しようと考えている人に参考になる情報をまとめたので参考になればと思います。
ダイヤモンドピーリングとは?どのようなピーリングか?
ダイヤモンドピーリングとは、、物理的に古い角質を取り除くピーリングの方法です。具体的には、微粒子状のダイヤモンドを蒸着させて金属のバーにつけたモノを使い、カンナをかける要領で、古い角質を削り取ります。
古い角質の剥がす深さは、ダイヤモンドの微粒子の大きさで調整するので、肌の状況に合わせて、複数のダイヤモンドヘッドを使うことで症状に合わせて角質の除去をします。
どのように効果があるのか?
ダイヤモンドピーリングは、皮膚の表面の硬くなった古い角質を取り除くことで、皮膚の再生を促します。古い角質を取り除く事で、肌の新陳代謝が活性化して、新しい健康的な皮膚ができやすくなります。
健康な新しい皮膚にすることが出来るので、柔らかい皮膚にすることが出来ます。また、皮膚の表面を削るので、平らに整った肌にできます。
この為、ピーリング後の肌質や手触り感、ツヤが実感できるなど、感覚的な変化が実感できます。
ただし、傷痕やニキビ跡など、凹凸が大きいモノに関しては、ダイヤモンドピーリングでは、見た目を綺麗にするという改善は期待できないようです。
毛穴の開きや黒ずみにも効果があるか?
お肌のターンオーバーが遅くなり、古い角質がある事が問題の毛穴の開きや黒ずみの場合には、毛穴の周囲が硬くなっています。
ダイヤモンドピーリングで、毛穴の周囲の硬くなっている角質を取り除くことで、肌の代謝を上げるて、新しい皮膚が生まれてくるのを促進させることができます。
この結果、皮膚が柔らかくなり、しなやかな毛穴になることで、毛穴の詰まりが取れるようになります。
痛いピーリング方法なのか?
ダイヤモンドの付いた金属のバーで削ると聞くと、非常に痛そうで、怖い感じもしますが、実際は、出血がほとんどなく、痛みも少ないようです。
薬剤で溶かすケミカルピーリングと基本的にやっている事は同じでしが、ダイヤモンドピーリングの方が治療直後から滑らかな肌を実感でき、施術後にメイクも可能と、肌へのダメージは少ないです。
肌へのダメージを少なくする秘訣は、施術回数を何度かに分けて行う為です。あるクリニックでは、通常の症状の場合は5回~6回で行います。また、ニキビ跡や傷痕のうように、削る段差が深い場合は10回程度かかるようです。
何度にも分けて施術することで、出血することなく治療することもできるので、施術後にメイクもできるということで、普段の生活を送りながら利用できます。
どのような症状に適しているのか?
ダイヤモンドピーリングは、物理的に剥がすタイプのピーリングです。具体的な適している症状というのは、
- はっきりとしたくすみ
- ニキビ跡
- 小じわ・ちりめんジワ
- 傷痕
- 化粧のノリが悪い
- 毛穴の開き・毛穴の黒ずみ
といったような症状のようです。
ただし、ニキビ跡や傷痕などの段差が深い場合は、完全に綺麗に消すことは難しいようです。ある程度、目立たなくする事は可能です。
はっきりとしたくすみ
はっきりとしているクスミは、余分な角質が皮膚の表面に付着しているのが原因なので、削って取ることで綺麗になります。
ニキビ跡
ニキビ跡は、症状によって凹凸も色々です。ダイヤモンドピーリングは、皮膚の表面を削るだけなので、浅い凹凸なら効果は期待できるようですが、深い凹凸については、十分な効果は期待できないようです。
小じわ・ちりめんジワ
わずかな凹凸のあるちりめんジワ等の小じわの場合は、皮膚の表面を削ることで対処できるようです。
傷痕
傷痕で、皮膚に凹凸がある場合には、ある程度、皮膚の表面を削ることで、傷痕を目立たなくすることができます。
ただし、深い傷痕は、完全には消すことが出来ないので、場合によっては他の施術方法も検討した方が良いと思います。
化粧のノリが悪い
肌の表面に古い角質がたまっていると、皮膚の表面がデコボコのガサガサになっています。
この状態で、ダイヤモンドピーリングを行うと、皮膚の表面にカンナをかけるような事をするので、皮膚の表面が平らで均一になります。
皮膚の表面が平らになることで、化粧をしたときの化粧ノリがよくなります。
毛穴の開き・毛穴の黒ずみ
毛穴の出口の角が取れて滑らかになすることで、毛穴の目詰まりが取れて時間の経過とともに毛穴の開きが目立ちにくくなります。
このような症状以外にも、皮膚の表面の硬くなった角質を取り除くことで、肌の新陳代謝が安定するので、肌のターンオーバーが促進し、肌をなめらかにするので、ハリのある肌を回復する事も期待できます。
ケミカルピーリングができな人も利用可能
美容皮膚科やエステなどで行われているピーリングで有名なのがケミカルピーリングですが、ケミカルピーリングの場合は、薬剤を利用しているので、乾燥肌の人やアレルギー体質の人は利用することが出来ません。
しかし、ダイヤモンドピーリングの場合は、物理的に古い角質を取り除くので、アレルギー体質の人や乾燥肌の人でも利用できます。このようにケミカルピーリングを受けようと思ったが駄目であった人には嬉しい施術方法です。
また、物理的に削っていくということで、ケミカルピーリングと比較すると、より肌を平らにすることが出来る特徴があります。
ケミカルピーリングが適している症状
下記の症状の場合には、ダイヤモンドピーリングよりもケミカルピーリングの方が適しているようです。
- ニキビ
- 毛穴の詰まり
- くすみ
- 化粧ノリを均一にする
- コラーゲンの再生を促す
- 肌のふっくら感を出す
顔以外で利用できる部分とは?
クリニックや美容皮膚科によっても違いはあると思いますが、顔以外に、上腕、胸、背中、腰、お尻での治療も可能のようです。
今後、新しい施術方法も出てくると思いますので、上記以外の場所での施術を考えている場合も専門の医師に相談すると良いと思います。
ダイヤモンドピーリング後の注意点
ダイヤモンドピーリングを行った後は、皮膚が薄くなっているので、日焼けをさけて、十分に保湿をする必要があります。
この点は、普通にピーリングを行った時と同じですね。
ダイヤモンドピーリングの価格
ダイヤモンドピーリングは、自宅で出来る機械と美容皮膚科やエステなどで受けることが出来ます。どれくらいの価格で出来るのかを紹介します。
自宅でできる機械の価格
安くても7万~8万円程度
美容皮膚科やエステの価格
顔だけで20万円程度
まとめ
ダイヤモンドピーリングと聞くと怖いイメージがありました。しかし、実際に調べてみるとダイヤモンドピーリングは、ケミカルピーリングよりも肌に優しいみたいですね。ピーリングを何度かに分けて行う事で、肌への無理な負担をなくすことで、普段の生活を送りながら出来るというのは良いですね。
美容皮膚科で行うケミカルピーリングなどの場合は、施術後に赤く腫れたりするのも覚悟が必要なので、ダイヤモンドピーリングも同じかと思っていました。
その点、ダイヤモンドピーリングは、施術後にもスグにメイクもできるので安心できると思いました。ただし、ダイヤモンドで皮膚の表面を削るので、信頼できる美容皮膚科の医師の診断を受けて利用したいと思いました。
以上、ダイヤモンドピーリングの効果と価格について紹介させていただきました。ダイヤモンドピーリングを利用する場合には、価格と効果を比べて選択すると良いと思います。