ピーリング後に乾燥肌になる危険性があるのか?と心配な人も多いと思います。ここでは、ピーリングで肌が乾燥する人が行うべき、対策を紹介します。乾燥肌対策として保湿ケアを工夫したうえでシッカリと行う事で、ピーリング後の肌の乾燥への対応も可能です。

また、肌の体質や日々のスキンケアの方法などによって、ピーリング後に肌が乾燥しやすくなる人もいます。元々、ピーリングは、肌を溶かしたり、削ったりするので、全ての人が行うべき方法でもありません。

ここでは、どのような事をしている人が、ピーリングを行う事によって、肌が乾燥しやすくなるのか?と言った点も紹介しておくので参考にしてください。
目次を紹介する女性と↓のイラスト

ピーリング後に肌が乾燥しやすくなる人とは?

ピーリング後に肌が乾燥するという人がいます。まずは、ここでは、どのような人がピーリング後に肌が乾燥しやすくなるのか?について考えてみました。

私なりに考えてみた内容なので、全ての人に当てはまるとは言い切れないと思いますが、ピーリング後の乾燥肌に悩む人の参考になればと思います。

まずは、理解を深める為に肌の構造を理解してください

ピーリング後に、なぜ、肌が乾燥する人がいるのか?まずは、理解を深める為には、どうしても肌の構造、仕組みについて理解する必要があります。

超簡単に説明するのでサクッと概要だけでも理解してくださいね。

全体的な肌の構造とは?

肌の断面のイラスト
 
肌の全体的な肌の構造は、上記の通り、

  • 表皮
  • 真皮
  • 皮下組織

 
の3構造になっています。

今回は乾燥肌と関係がある表皮の部分だけ説明します。

表皮の構造の紹介

肌の一番上は「表皮」とい言います。表皮のさらに一番上は「角質層」と言います。ピーリングを行うことで、この角質層を削ったり、溶かしています。この角質層というのは、顔の場合は、角質細胞がレンガ状に約20層積み重なっていますが、その薄さはサランラップと同じくらいの0.02ミリの薄さです。

この薄さで、角質層は、外からの刺激を防ぎ、肌が乾燥しないように保湿もしています。その角質層を削ったり、溶かしたりしているので、ピーリング直後は、肌が一時的に薄くなり弱くなるのは仕方がない事です。

ピーリングを行うことのメリットは、古いガサガサして硬くなった皮膚表面を取り除く事によって、肌のターンオーバーを良くして肌の生まれ変わりを促進することです。ピーリング後に乾燥肌になると言う人の場合には、肌の表面の薄さを理解したうえで、肌に優しく、正しい使い方やスキンケアを試してみましょう。

ピーリングで乾燥肌になりやすい人とは?

私が考えるピーリング後に乾燥肌になりそうな人とは、下記のような事をしている人ではないかと思います。

  • ピーリング後のスキンケアが不適切
  • 元々、乾燥肌である人
  • 敏感肌である人
  • 毎日、ゴシゴシと洗顔をしている人(洗顔のしすぎ)
  • クレンジングを毎日、シッカリと行っている人(クレンジングのしすぎ)
  • 化粧水などをつけすぎている
  • 日焼けや肌荒れなど、肌の状態が良くない人
  • ピーリングを行う頻度が早い人(短い期間に何度もピーリングする)
  • ピーリング中に力を入れて顔を擦っている
  • ピーリング後のすすぎが不十分
  • ピーリング直後に外出している

 

ピーリング後のスキンケアが不適切

ピーリングは、肌の表面を薄く削ったり、溶かしたりするスキンケアの方法です。強制的に肌の表面の古くなった角質を取り除くので、新しく出てきた皮膚というのは、まだ未熟で外からの刺激に弱いです。

この為、ピーリング直後は、外からの刺激に弱くなっています。もちろん、肌も乾燥しやすくなっています。元々、皮膚の表面は、水分をはじいたり、外からの刺激に耐えたり、皮膚の乾燥を防ぐ表皮という皮があります。この皮膚の表面の皮が薄くなっているので、ピーリング直後は、誰でも乾燥しやすくなるものです。

肌の乾燥を防ぐためにピーリング直後は、いつも以上に保湿をシッカリ行う必要があります。スキンケアでの保湿が不十分だと、肌が乾燥しやすくなります。(保湿のオススメな方法は後で紹介します。

元々、乾燥肌である人

元々、乾燥肌の人は、ピーリングで肌が薄くなるので、さらに乾燥肌がすすんでしまいます。この為、元々、乾燥肌の人はピーリングはやらない方が良いです。

乾燥肌になるということは、肌の保湿効果が弱まっているということなので、ピーリングはやめて、保湿をシッカリと行うスキンケア方法に切り替えましょう。

この記事の下で、ピーリング後の保湿のお勧めポイントを紹介ているので、そちらが参考になると思います。

敏感肌である人

敏感肌とは、乾燥などが原因で肌のバリア機能が低下している状態です。この為、外からの刺激に弱くなっている肌です。

このように外からの刺激に弱くなっている肌というのは、肌が薄くなっているか、荒れて傷ついているなどの肌トラブルを抱えている状態です。ここにピーリング剤をつけると、肌の状態がさらに悪化します。

この為、敏感肌の人は、ピーリングを行うのはオススメできません。化粧水や美容液でお肌に栄養を与えつつ、基本的に保湿をシッカリと行う事を心がけましょう。このページの下に保湿のオススメな方法を紹介しているので参考にしてください。

毎日、ゴシゴシと洗顔をしている人(洗顔のしすぎ)

脂性の人、肌の汚れが気になる人というのは、綺麗な肌になりたいと思い、ゴシゴシと毎日洗顔を頑張っている人もいると思います。洗顔料をつけて、毎日、ゴシゴシと顔を洗っている人は、それだけでも顔の表面の古い角質を取ることが出来ています。

元々、普通に洗顔するだけでも軽いピーリング効果があります。それをゴシゴシと洗うと、結構、古い角質が取れているものです。さらに、ピーリングを行うと、肌がさらに薄くなるので、肌のバリア機能が低下して敏感肌や乾燥肌になりやすくなります。

その為、毎日、頑張ってゴシゴシと洗顔料を使っている人で、ピーリング後の肌の乾燥が気になる場合は、ゴシゴシ洗う洗顔はやめて、泡で優やさしく洗う洗顔方法に切り替えましょう。

 

洗顔もゴシゴシ行うと肌に刺激を与えて色素沈着から出来る黒ずみやシミの原因になります。また、元々、肌が乾燥がちの人は、洗顔料を使う頻度を下げて、肌が自然に再生するのを待つ時間を持つのも大切です。

例えば、朝晩、洗顔料をつけて顔を洗っている場合は、夜だけ洗顔料を使い、朝はぬるま湯だけの洗顔にすると肌の自然な回復力を取り戻せるので良いですよ。

クレンジングを毎日、シッカリと行っている人(クレンジングのしすぎ)

クレンジングの種類によっても違いはあると思いますが、クレンジングは洗顔以上に、肌への刺激が強いと言われています。その為、クレンジングを使う場合は、メイクを手短に落とす必要があります。

メイクの洗い残しが気になり、クレンジングを丹念に行い過ぎると、肌への刺激が強くなり、肌細胞が弱ってしまい、保湿力やバリア機能が低下する原因になります。特に、ゴシゴシとシッカリとクレンジングをしている人で、ピーリング後の肌の乾燥が気になる場合は、クレンジングの方法や種類を見直しましょう。

化粧水などをつけすぎている

毎日のスキンケアで、シッカリと肌に潤いを与えたいと思い、化粧水を沢山つけていませんか?化粧水は、沢山つければ良いというモノでもありません。逆に肌が吸収できる水分量以上に化粧水をつけると、肌の表面がふやけて、肌が本来持っている保湿成分が流れ出しやすくなるので注意が必要です。

例えば、お風呂やプールなど、水につかりすぎたら手がふやけますよね。手がふやけると、皮膚の表面がもろくなります。その為、皮膚の表面の角質層の水分が流れだして乾燥しやすくなります。

お風呂やプールでの手のふやけと、化粧水をつけすぎた場合の顔とでは、症状の差はありますが、基本的に起こっていることは同じです。良かれと思って化粧水を沢山つけている場合は、注意しましょう。

保湿は水分を沢山与えるよりも、肌が保持できる水分量を増やす事が大切です。あとで紹介するピーリング後のスキンケアの保湿方法が参考になります。

日焼けや肌荒れ、ニキビ、吹き出物など、肌の状態が良くない人

日焼けをした後の肌やニキビ、吹き出物が出来ている肌、それ以外にも肌荒れを起こしている場合は、肌が敏感になって弱っている状況です。

肌が弱ると、バリア機能が低下するので、乾燥肌や敏感肌になります。このような状況でピーリングを行うのはやめましょう。症状を悪化させてしまいます。

まずは、肌の状況を正常に戻す事を心がけましょう。それぞれの症状によっても違いますが、基本は、適度に綺麗にする洗顔と保湿がポイントです。ピーリング後のスキンケア方法も参考になると思います。

ピーリングを行う頻度が早い人(短い期間に何度もピーリングする)

ピーリングを行うと、直後に肌がツルツルになり、人によっては、むきたまご肌になるのでピーリングを行うことがクセになる人もいるかと思います。

しかし、ピーリングは、皮膚の表面の角質層という0.02ミリしかない肌を削ったり、溶かしたりする方法です。決められた回数以上に、頻繁に行うと、皮膚が必要以上に薄くなり、肌のバリア機能が低下することで、乾燥肌や敏感肌になりやすくなります。

ピーリングを行う場合は、決められた回数、頻度を守るのが必須です。また、決まった頻度や回数を守っても、ピーリング後の肌の乾燥が気になる場合は、さらに余裕を持った頻度で試してみると良いです。

例えば、7日に1回でも肌が乾燥するなら8日から10日に1回にするなどの工夫は必要です。お肌が生まれ変わる肌のターンオーバーの周期は人によって違います。自分に合ったピーリングを行う周期やタイミングを見極めましょう。

ピーリング中に力を入れて顔を擦っている

ピーリングを行う方法としては、スクラブ、ゴマージュ、ジェル、石鹸など色々とあります。ピーリング剤を顔につけて擦るタイプの場合は、擦る時に力を入れすぎると必要以上に肌が削られるので、肌が薄くなります。

スクラブやゴマージュなど、擦るタイプを使う場合は、力を入れすぎないで、指の腹の部分で優しく行う必要があります。

ピーリング後のすすぎが不十分(しっかりと洗い流す)

ピーリング剤の種類には、ケミカルピーリングと言って、薬剤で皮膚を溶かすモノもあります。例えば、皮膚を溶かす酸性の成分が入っている薬剤の場合は、ピーリング後は、しっかりと洗い流さないと、肌荒れの原因になります。

肌荒れを起こした肌は、肌が元々、持っているバリア機能が低下するので、乾燥しやすくなります。目に見えて肌荒れや赤みが出ていない場合でも、すすぎが不十分で肌が弱っているのが原因で肌が乾燥しやすくなるケースもあると思いますので、しっかりと洗い流すことを心がけましょう。

ピーリング直後に外出している

ピーリングを行った直後は、肌が薄くなっている状態です。しかも、強制的に新しい肌を表面に出しているので、未熟な肌ともいえます。この為、ピーリングを行った直後に外出をすると紫外線、チリやホコリの外からの刺激に弱くなっています。

ピーリング後の肌の乾燥が気になる場合は、直後の外出は控えましょう。出来れば、紫外線の心配がない、夜にピーリングを行い、寝ている間に肌が自然回復する時間を作るのがオススメです。特に、夜寝ている時は、肌が作られるとも言われるので、夜にピーリングして寝るのは良いと思います。

ピーリング後の肌の状態を理解しておく

以上のように、ピーリング後に肌が乾燥する可能性があるケースを紹介しました。ここで紹介した内容がすべてだとは思いません。しかし、どのような場合に、肌が乾燥しやすいか?また、ピーリングを行った直後の肌の状況を理解しておくことで、あなたのピーリング後の乾燥肌の原因が見つかりやすくなると思います。

ピーリング後の肌の乾燥が気になる人は、肌の仕組みや構造を理解したうえで、上記で紹介したケースを参考に、ご自身で足りない部分を補い、余分なコトはやめましょう。

ピーリング後に肌が乾燥するならスキンケの見直しが必要

ピーリング後に肌が乾燥する場合には、スキンケアの方法を一度、見直してみるのがオススメです。

肌が乾燥する場合に、一般的にやる事と言うと、

  • 化粧水で水分の補給をする
  • 乳液やクリームで蓋をする

 
と言った考え方をしている人が多いと思います。

確かに、肌に水分を補給し、その水分が蒸発しないようにクリームや乳液で蓋をするのも大切です。しかし、もっと大切になるのが、肌が保持できる水分量を増やすことです。

肌の保持できる水分量を増やす事の大切さとは!?

元々、肌には、保持できる水分量というのが決まっています。この為、保持できる水分量を超えての水分の吸収が出来ません。だから化粧水を大量につけても効果は知れています。逆に、化粧水をつけすぎると、肌がふやけて、肌の保湿成分が出ていきやすくなるとも言われています。そこで大切になるのが、肌が保持できる水分量をアップすることです。

顔の皮膚の表面の角層は0.02ミリという薄さで、角質細胞が約20個が層になっています。この角質細胞の間は、細胞間脂質(さいぼうかんししつ)という物質があります。細胞間脂質があることで、外部からの刺激を防ぎ、雑菌の侵入を防ぎ、体内の水分の蒸発を防いで、肌のバリア機能を維持しています。

この細胞間脂質で保湿の役割を担っている成分の1つが「セラミド」です。セラミドは、水分を挟み込む性質がある保湿成分です。保湿に必要なセラミドは、表皮で作られますが、年齢の経過とともに作られる量が減ります。この為、肌の乾燥を防ぎたい場合には、セラミド配合の化粧品を使う事で、肌が保持できる水分量をアップするのがオススメです。
 
ピーリング後に肌が乾燥するという場合には、化粧水や乳液、クリームで保湿をする以外にもセラミド配合の化粧品を取れる事で、肌が保持できる水分量をアップするのがオススメです。

まとめ

ピーリングを行うと肌が乾燥したという人は、まずは、ピーリングの使い方を再チェックして正しく使えているのか?を確認しましょう。その後、さらに、洗顔やクレンジングなどのスキンケア方法も要チェックです。

そのうえで、ピーリング後の肌が乾燥する場合には、乾燥肌対策としてピーリング後のケアにセラミド配合の化粧品を取り入れるのがオススメです。