夏など、日差しの強い季節は、日焼け止めなど、日焼け予防をしたとしても海水浴、プール、バーベキュー、運動会、登山、キャンプなど、1日外にいると思った以上に日焼けしてしまう場合があります。
このように、思った以上に日焼けしてしまった場合には、日焼け後の日焼けケアをシッカリと行う事で、日焼け後のシミやシワ、たるみなどの予防が出来ます。
-
実際に、1日、外にいて日焼けした時の症状としては、
- 真っ赤になる
- ヒリヒリ痛い
- 痒い(かゆい)
- 水ぶくれ
- 発疹が出来る
- 肌が腫れる
- 皮がめくれる
- 赤いブツブツができる
- 白目の充血する
- 目がチカチカする
- 涙が出る
- 喉が渇く
のような日焼け後の症状に悩まされる人も多いと思います。
特に、急激な日焼けで、水ぶくれができたり、肌が腫れてしまった場合には、日焼け後のアフターケアを怠ると「シミ(色素沈着)」、「シワ」、「ソバカス」など、肌老化を起こして、跡に残る原因にもなります。
美肌を長く維持したい場合には、ここで紹介する日焼け後のアフターケアを実践しましょう。
なぜ、日焼け後にアフターケアが必要か?
日焼けとは、紫外線により時間をかけて肌をジリジリと焼いているので、肌が火傷(やけど)を起こしている状態です。この為、火傷をしている状態で放置していると、肌にシミやシワなどが出来る可能性があります。
この為、日焼けした後は、アフターケアをシッカリと行う事で、日焼けによる火傷(やけど)の症状を軽減させることで、日焼け後のシミ、シワ、たるみ、肌老化を防ぎ、年齢を重ねても綺麗な肌を保ちやすくすることが出来ます。キレイな肌を維持したい場合には、日焼け後の肌ケアは必須です。
「日焼け=火傷(やけど)」である事を知る
1日、外にいて、肌が赤く、ヒリヒリするような日焼けをした場合には、それは、太陽光に含まれる紫外線が原因で、肌が炎症を起こしているので、一種の軽度な火傷(やけど)を起こしている状態です。
水ぶくれが酷いなど、日焼けがヒドイ場合には、病院に行く必要がありますが、実際に、皮膚科に行くと医学用語としては「日光皮膚炎」とも呼ばれています。
日焼けの症状としては、一般的に、肌が赤くヒリヒリ痛いと言うのが多いです。さらに症状がひどくなると、水ぶくれや発疹ができる場合もあります。水ぶくれや発疹が出来るほど重症になると、日焼け後のアフターケアをシッカリ行わないと、シミ、シワ、ソバカスなど跡に残る可能性があります。
日焼け後のアフターケアの基本的な対策・方法
日焼け後に行うべきアフターケアとして、基本的な手順としての対処方法を紹介します。
「冷やす」のが日焼けケアの基本
日焼け後に肌が赤くなる原因は、皮膚の火傷(やけど)による炎症です。熱を持ったまま放置していると、より症状がひどくなる可能性があるので、まずは冷やして放熱して炎症を止める必要があります。
冷やさずに放置するとどうなるか?
日焼けで、赤くなり熱を持っている状態を放置すると、炎症を起こすことで、皮膚内でメラニンが増加して色素沈着を起こしやすくなるので、シミなど跡に残る可能性があります。
肌のほてりがヒドイ場合には、夜寝るときには、カモミールやラヴェンダーなどをおしぼりに数的垂らしてアロマの香りによって鎮静効果も期待できます。
冷やし方はどうすると良いのか?
ここでは、日焼け後の肌を冷やすときの方法について紹介します。
具体的な日焼け後の肌を冷やす方法としては、
- シャワーや水道水の流水で冷やす方法
- 氷とタオルで冷やす方法
- 保冷剤で冷やす方法
- 冷えピタでも冷やす事ができる
と言ったような方法があります。
それぞれの冷やし方は、日焼け後の症状に合わせて使い分けると良いです。
シャワーや水道水の流水で冷やす方法
腕や背中、肩など広い範囲が日焼けして熱を持っている場合には、シャワーや流水で冷やすと良いです。炎症が酷い場合には、20分~30分も冷やすと放熱する日焼けの火傷の火照りが軽減します。
氷とタオルで冷やす方法
氷水にタオルをつけて、軽く絞って日焼け後にのせて冷やします。日焼け後の範囲が広い場合は、タオルを広げてのせると良いです。足や手などは、氷水に付けても良いですが、冷やしすぎる可能性もあるので注意が必要です。
保冷剤で冷やす方法
タオルを濡らしてに保冷剤をくるんで、日焼け後にのせると冷やすことが出来ます。タオルが肌に触れて痛い場合は、ガーゼに保冷剤をくるんで冷やすと肌に優しいです。
冷えピタでも冷やす事ができる
シャワーや氷水のタオルなどで冷やしにくい鼻などは、冷えピタを使うと良いです。ただし、日焼けが酷く水ぶくれになっている場合は、冷えピタを貼ると痛い場合は注意が必要です。
摩擦などの刺激を避ける
日焼けで赤くなり軽い火傷(やけど)の状態になっている肌は、敏感になっているので、日焼け後は、摩擦や圧力などを避ける必要があります。
洋服選びもスキンケアの1つ
日焼け後の服は、長袖などで擦れると痛みを感じる事があります。この為、肌に優しい素材の洋服を着て、刺激を予防するのもスキンケアの1つです。
長袖や長ズボンを着る場合は、カラダに密着するモノは避けて、大き目で余裕がある服を選ぶと、肌への刺激を軽減させることが出来ます。
また、どうしても長袖が、どうしても刺激になる場合は、タンクトップやショートパンツなどを着るのも1つの方法です。
保湿で肌を守る
日焼け後を冷やして熱を取った後は、スキンケアで肌の保湿をシッカリと行う必要があります。日焼け後、肌が熱を持っている場合は、肌の水分が乾燥しやすい状態になっています。
熱したフライパンンに水滴を垂らすと、スグに蒸発します。これと同じように、肌が熱を持っていると、皮膚の保湿の為に必要な水分が蒸発してしまいます。この為、日焼け後は、乾燥肌の状態になっているので、保湿をシッカリと行う必要があります。
日焼け後の保湿の方法
日焼け後に行う保湿の方法としては、
- 冷蔵庫で冷やした化粧水で水分補給
- 乳液かクリームで保湿する
の2つがポイントになります。
冷蔵庫で冷やした化粧水で水分補給
日焼け後につける化粧水は、まえもって冷蔵庫で冷やしておきます。化粧水を冷やしておくと肌を冷やしつつ、美容成分を染み込ませることが出来ます。
この為、日焼けするのが予測できる海水浴、プール、バーベキュー、運動会など、1日中外にいる日は、外出前に冷蔵庫に化粧水を入れておくといいです。
化粧水はコットンを使わない
通常、化粧水は、コットンに染み込ませて肌にパッティングすると思います。しかし、日焼けで弱っている肌には、コットンの線維は刺激になりよくありません。
この為、日焼け後は、化粧水を手に取ってつけるといいです。顔以外にも手や腕にも化粧水を付けると良いです。また、背中や脚、肩などにはボディーローションをつけると良いです。
このように化粧水やボディーローションを使って、日焼けで乾いた肌細胞に潤いを与えます。
化粧水がしみた場合の対処方法
日焼けの状態がひどい場合には、化粧水をつけるとしみてしまう場合があります。もしも、化粧水がしみた場合には、肌へのダメージになるので使用は控えましょう。
その為、低刺激の敏感肌用の化粧水に変えたり、ワセリンなどの低刺激の軟膏を塗って肌を保護しましょう。
日焼けした肌にオススメな化粧水とは?
いつも使っている化粧水が、肌への刺激が強いモノの場合は、しみて刺激になり、肌に悪影響になる場合があります。この為、日焼けした後の肌ケアにオススメな化粧水は、敏感肌用の肌に優しいモノを使うと、肌への刺激を避けることが出来ます。
肌への刺激を避けるために、美白化粧水の使用は、肌の炎症が治まるまでしばらく我慢する必要があります。
乳液かクリームで保湿するのが重要!?
日焼け後の肌に化粧水をつけただけでは、保湿が十分ではありません。化粧水をつけただけで放置していると、肌の水分が蒸発してしまいます。肌の水分の蒸発を防ぐために乳液やクリームで保湿する必要があります。
ただし、乳液やクリームを付けて痛みがすごい場合は、使用を控える必要があります。肌の炎症が治まったら、普段のスキンケアに戻すと良いです。
日焼けすると肌が敏感になっているので、利用する乳液、クリームは、敏感肌用の低刺激なモノを選ぶと良いです。敏感肌用の乳液やクリームでもしみる場合には、薬局で売っている日焼け後用クリームを使うのもいい方法です。
保湿成分が高い軟膏を使う場合の注意点
乳液やクリームなどの化粧品を使わずに、より保湿成分が高い軟膏を使う場合には、成分にステロイドが入っており、抗炎症作用の効果が高い分、副作用を起こす可能性もあります。
この為、効果が高いステロイド剤の軟膏は、薬局で購入する時には、薬剤師に相談してから購入しましょう。
美白ケアによるシミ対策は、日焼け肌が落ち着いてから
日焼けによって紫外線ダメージを受けた場合には、後々にできるシミが気になるところです。しかし、美白化粧品は、肌への刺激が強いので、日焼け直後は使用を控えます。
また、シミが出来る原因のメラニン色素の生成が始まるのは、日焼けをして72時間後からなので、そもそも、美白化粧品を日焼け直後に使う必要はありません。
日焼け後は、シワ対策のコラーゲンケアが大切
日焼け後のスキンケアは、シミ対策が注目を集めがちです。しかし、シミと同じように注意したいのが、紫外線A波(UV-A)による肌内部のコラーゲンなどの損傷です。
紫外線A波(UV-A)は、肌奥まで到達して、肌のハリや弾力、潤いを作っている、コラーゲン、エラスチンなどの線維を傷つけて、将来のシワやたるみの原因になります。
この為、日焼け後、肌の赤みや水ぶくれが落ち着いたら、化粧品や食事、サプリメントなどで、コラーゲンやビタミンCを補うことが大切になります。
日焼けした肌の回復を早くすると言われる方法
日焼け後は、冷やして、化粧水、乳液、クリームで保湿が基本です。症状が酷い場合には、病院に行くのがオススメです。
とは言っても、人によっては、病院に行かなくても自宅で出来る民間療法でいい方法がないかと探している人もいると思います。ここでは、民間療法的な日焼けケアで効果があるという方法を紹介しますが、実践は自己責任でお願いします。
重曹を使った日焼けケアの方法
日焼けをして、水ぶくれや腫れが出来た場合には、肌に重曹を塗ると効果的であると言われています。この重曹を使った方法は、火傷(やけど)をしたをしたときの応急手当として使われてきた方法です。
また、重曹は日焼け後が残りにくいと言った利点もあるので、日焼け後をキレイな肌に戻したい人にもお勧めな方法です。
重曹で日焼けケアを行う方法
簡単に重曹を日焼けケアに使う為には、重曹を混ぜた氷水にタオルをひたした濡れたタオルを使うと良いです。
さらに本格的に重曹を使いたい場合は、重曹を入れた水風呂に入ると良いです。お風呂上りは、体についた水分は拭き取らないで、自然乾燥させると、肌に重曹が残り効果かが期待できます。
また、タオルで体の水分を拭き取ると、余計な刺激になる事もあるので、自然乾燥ができれば肌には優しいです。
ホホバオイルで保湿ケアを行う
ホホバオイルは、すべての肌質にあうほどの美容液、保湿液として知られています。ホホバオイルは、人工心臓の潤滑油としても使われるほど安全性が高いので、敏感肌やアレルギーのある人でも低刺激で、しみることがなく使いやすいので、日焼け後のアフターケアに適しています。
このように、ホホバオイルが優れているのは、人間の皮膚にも含まれているワックスエステルという成分が含まれているので、安心して使いやすいと思います。このホホバオイルを日焼け後の肌につかうと、日焼けが無かったことになるほど、肌が元に戻るとも言われています。
紅茶で日焼け後のケアをする方法
まずは、お湯を沸かしてティーパックで3袋~4袋分の紅茶を作ります。紅茶の成分を出来るだけお湯に出す必要があるので、できるだけ黒い紅茶を使います。この紅茶を室温まで冷ましてから、布に紅茶をひたして日焼けしている部分に優しく叩いてつけます。
布だと日焼け後に痛い場合には、ティーパックで肌に紅茶をつけるといいです。紅茶を付けた後は、洗い流さずに放置します。特に寝る前に紅茶を肌に塗って、寝ると良いようです。ただし、注意点としては、紅茶を拭き取らないので衣服について汚れる可能性があります。
水分をシッカリと飲んで取る
日焼け後は、冷やした後に、化粧水で肌に直接、水分を補います。しかし、日焼けして傷ついている肌からは、十分に水分が補充するのは難しいです。この為、水分をシッカリと口から飲むことで体内から、水分を補うのが大切です。
元々、日焼け後は、肌からの水分の蒸発が行われており、身体の回復力も低下しているので、水分をこまめに取るのが大切です。水分は、一気に飲んでも全てをカラダに吸収することが出来ません。この為、1度に1口、2口を、こまめな水分補給が大切です。
また、肌への水分補給を考えた場合には、ビタミンCを含む飲み物を選ぶのも効果的です。
日焼けケアの後は、シッカリ睡眠をとる
日焼けをした後は、肌の回復を早めるために睡眠が大切です。特に、午後の10時~午前2時の睡眠は、お肌のゴールデンタイムには、シッカリと睡眠をとることで、日焼け後の紫外線ダメージの修復を早める効果が期待できます。
病気やケガをした場合には、基本的に、シッカリと睡眠をとることで、回復が早くなります。これは、日焼けによる炎症、火傷を治すのにも同じことが言えます。日焼け後は、アフターケアとして最後は、シッカリと眠ることが重要です。
お肌のゴールデンタイムは正しいのか?
お肌のゴールデンタイムとして、夜の10時~朝の2時に睡眠をとると、美肌を目指せると有名です。しかし、これは科学的な根拠はないようです。
この夜の10時~朝の2時に睡眠をとると良いというのは、昔の人の生活習慣を元に言われているようです。この為、仕事で夜10時に寝るのが難しい人でも、時間は関係せずにシッカリと眠るのが大切です。
本当のお肌のゴールデンタイムとは?
本当のお肌のゴールデンタイムとは、眠りについてから最初の3時間です。寝付いてから最初の3時間は、脳下垂体から成長ホルモンが特に多く分泌されます。
成長ホルモンが分泌されると、肌や髪、筋肉、骨など、カラダの細胞分裂が活発になります。細胞分裂が活発になると、日焼けで紫外線ダメージを受けた肌の回復が促進されます。
より質の良い睡眠が、日焼け後の肌ケアに効果的!?
日焼け後の肌ケアとして睡眠は大切ですが、より効果的な睡眠方法としては、眠りの質を良くする事です。
特に眠りについた最初の3時間は、成長ホルモンの分泌量が多いので、いかにすんなり寝付いて、シッカリと熟睡できるかが大切です。
この為、すんなり寝れるように、睡眠前には、テレビやパソコン、スマホ、蛍光灯などの眩しい光を見なると脳が興奮して寝付けなくなるので止めましょう。できれば眠る前は、間接照明の薄暗い部屋にいてスムーズに寝れるように準備することが大切です。
日焼けの翌日以降からのアフターケア・注意点
紫外線により日焼けをした場合には、当日は、冷やしたり、保湿したりと、日焼け後のアフターケアを行います。さらに、日焼けの翌日以降は、いつもよりお肌に優しいスキンケアを行う必要があります。ここでは、日焼け後の肌に優しいスキンケアを紹介します。
具体的な日焼け翌日以降のアフターケアの注意点としては、
- さらなる日焼けは出来るだけ避ける
- カラダを洗うのも注意が必要
- 日焼け止めを利用した後は洗顔料、石鹸が必要
- 美白化粧品は日焼け直後は使ってはいけない!?
- 日焼け止めは、こまめに丁寧に塗らないとムラになることも!?
- 夏から秋にかけても夏場の日焼け後のケアを意識する
と言ったような点を意識したケアが大切になります。
さらなる日焼けは出来るだけ避ける
日焼けをした翌日以降には、ある程度、肌の赤みや火照りが取れてくると思いますが、まだ、肌は完全には回復していません。
見た目に肌が綺麗になったとしても、紫外線によるダメージは肌の内側で残っている可能性もあります。また、肌内部では、メラニンの生成が始まっているので、さらなる日焼けは予防する必要があります。
この為、日焼けをした翌日以降は、日光を浴びないようにし、外出時は、長袖、長ズボン、日傘や帽子などで肌を隠すようにします。日焼けの翌日は、日焼け止めを肌への刺激になるケースもあるので、日焼け止めは注意しつつ使う必要があります。
カラダを洗うのも注意が必要
通常、毎日の習慣として朝晩は、顔を洗い、お風呂に入ると体を洗います。洗うときには、洗顔料や石鹸などを使うと思います。
しかし、日焼け後で、症状がひどい場合には、洗顔料や石鹸は使うと、日焼けで肌にダメージを受けているのに、ヒリヒリと痛みがあり、刺激になって炎症を起こして症状が悪化する場合があります。
この為、日焼けの程度、症状によっても変わりますが、日焼けの後1週間ぐらいは、洗顔料や石鹸を使わずに、ぬるま湯だけで洗えば十分です。
日焼け止めを利用した後は洗顔料、石鹸が必要
日焼けをした翌日以降は、さらなる日焼けを避けるために、日焼け止めクリームを塗るケースがあります。この日焼け止めクリームも肌への負担になるので、お風呂に入った時にはキチンと洗い流しておく必要があります。
ただし、普通の石鹸や洗顔料では、肌に刺激になってしまい悪影響になる可能性があります。そのため、肌に優しい合成界面活性剤が入っていない洗顔料や石鹸を選ぶと良いでしょう。
美白化粧品は日焼け直後は使ってはいけない!?
日焼けをすると、シミの原因になるメラニン色素の生成が行われるので、出来るだけ早く美白化粧品を使いたいところです。しかし、日焼け直後のアフターケアとして美白化粧品は使ってはいけません。
日焼け直後は、肌は火傷(やけど)して炎症を起こしている状態です。この為、冷やして、保湿をするのが大切です。ここに美白化粧品を使うと刺激が強すぎます。
日焼け後で、美白化粧品を使うタイミング
シミの原因になるメラニンが生成されるのは、日焼け後の約72時間後からだと言われています。この為、日焼け直後に美白化粧品を使うより、肌の火照りを取り除いて、水分を補う保湿ケアが大切になります。
この為、美白化粧品を使うタイミングとしては、肌の火照りが治まった、1日~2日後からが良いです。
日焼け止めは、こまめに丁寧に塗らないとムラになることも!?
日焼け後の肌の赤みや炎症が落ち着いた場合には、さらなる日焼けを避けるためには、こまめに日焼け止めを塗ることが大切です。
特に紫外線が強い夏場は、汗や皮脂などで、日焼け止めが取れやすいので、こまめに日焼け止めを塗り直す必要があります。
特に、首回りやデコルテ、鼻、頬などは、日焼けしやすいので、ムラなくシッカリと日焼け止めを塗りたい部分です。
夏から秋にかけても夏場の日焼け後のケアを意識する
夏の日焼けによる紫外線ダメージは、肌内部の細胞に蓄積されています。この為、日焼けの事を忘れる夏の終わりから秋にかけて美白化粧品を使った美白ケアを行う必要があります。
美白化粧品を使うことで、肌の代謝を促すことによって、メラニンの生成を抑制したり、出来てしまったメラニンの分解や還元作用があります。この為、日焼けの事が気にならなくなる秋になっても美白化粧品でシミが現れないようにスキンケアを心掛ける必要があります。
もしも、スキンケアを怠ると、30代の後半、40代前半など、カラダの新陳代謝が落ちるタイミングで急にシミが出てくる事になります。
症状別の日焼け後のケア・対策
日焼け後の赤み・痛み・痒みなどの症状のケア、対策は、どのような方法が効果的なのでしょうか?ここでは、日焼けの症状によって、どのようなアフターケアや対処方法が必要であるかを紹介します。
日焼けによる症状で多いのが、赤くなり、ヒリヒリ痛み、痒くなるなどの症状があります。日焼けの症状が出ている場合の正しい対処方法を紹介します。
具体的な日焼け後の症状へのケア方法・対策としては、
- 肌が赤く熱を持っている場合は冷やすのが基本
- 日焼けのヒリヒリの痛みを取る方法とは!?
- 日焼けで真っ赤になる原因と対策とは!?
- 日焼けの痒み(かゆみ)を軽減する方法とは!?
- 日焼けによる水ぶくれの対策
- 日焼けによる皮がめくれた時の対処法
- 日焼け後の赤いブツブツの原因と対処方法
- 日焼けによる肌老化を防いで、その後のシミ、シワを防ぐ方法
- 日焼けのシミ対策で、美肌を維持する為のタイムリミットとは!?
- 日焼け後のケアが出来ていないとシミが出来る場合も!?
と言ったような点が大切になります。
肌が赤く熱を持っている場合は冷やすのが基本
日焼けで赤くっている状態は、いわゆる「サンバーン」と言った、火傷(やけど)を起こしている状態なので、熱を持っています。熱で体内の水分が蒸発してしまうので、放置していると肌が乾燥してしまします。
もしも、肌が乾燥すると、外部からのダメージを受けやすくなり、炎症を起こしたり、さらに、熱が出る場合もあります。この為、まずは、肌が赤くなっている部分を冷やす必要があります。肌を冷やすことで、炎症を起こしている肌を落ち着かせるのが大切です。
どのように冷やすのか?
背中や肩など、広い範囲が赤くなっている場合には、冷水シャワーなど流水を浴びて冷やすと良いです。また、氷水にタオルをつけて、冷たいタオルで冷やしても良いです。
足や手、顔など、部分的に日焼けしている場合は、まずは水道水など流水で冷やしたのち、タオルで保冷剤やビニール袋に氷を入れて冷やすと良いです。
日焼けのヒリヒリの痛みを取る方法とは!?
日焼けをした後は、2時間~6時間もすると赤くなり、6時間~24時間はヒリヒリと痛みが続くと言われています。
日焼けのヒリヒリとする痛みの原因は、皮膚が火傷により熱を持ち、表皮がさけ、皮膚細胞内の水分が蒸発し、肌の乾燥が進み、肌に亀裂が起こっている為です。
紫外線によって破壊された皮膚細胞は、そのままでは、通常よりも回復は遅くなっています。この為、日焼けのヒリヒリを少しでも早く回復を進めるためには、冷やして熱をとり、アフターケア、食事、睡眠など、生活習慣を正す事がオススメです。
日焼けで真っ赤になる原因と対策とは!?
日焼け後が真っ赤になる原因は、紫外線のUVBによるサンバーンが原因です。日焼けで急に強い紫外線を受けることで、肌細胞が傷ついて炎症を起こし、日焼け状態になります。
日焼けしているので、赤くヒリヒリするので、冷やして、炎症を抑えるのがおすすめです。冷たい流水や、氷や保冷剤で冷やすのも良いです。
特に日焼けで真っ赤になって辛い場合には、シャワーを30分程度浴びて、十分に冷やして、ほてりを摂ることが出来れば、症状が楽になります。
日焼けの痒み(かゆみ)を軽減する方法とは!?
日焼けによって痒み(かゆみ)が出る原因は、
- 皮膚の炎症
- 日焼け止め
- 紫外線アレルギー
の3つが原因になっている可能性があります。
皮膚の炎症が痒みの原因
基本的に、日焼けの症状で赤くなるのは、皮膚は火傷(やけど)を起こしている状態です。火傷をお越し、赤くはれている場合には、炎症を起こして熱くなっているので、肌の水分が蒸発しやすくなっています。
この為、肌が乾燥する事によって、外部からの刺激に弱くなり、敏感になるので、痒み(かゆみ)を感じやすくなります。この為、早く痒みを取りたい場合には、冷やす事で炎症を早く納めて、保湿をすることが大切になります。
日焼け止めが痒みの原因
夏の紫外線対策として、日焼け止めを利用する人は多いと思います。美肌を維持したい場合には、日焼け止めお利用は大切です。しかし、人によっては、日焼け止めが合わずに、痒みが出る場合があります。
日焼け止めには、紫外線吸収剤が入っている場合があります。この紫外線吸収剤は、紫外線による日焼けをブロックする為に使われるモノです。しかし、この紫外線吸収剤は、ヒリヒリしたり、痒み(かゆみ)をともなう副作用が出ることがあります。
普通の人であれば、紫外線吸収剤で、痒み(かゆみ)が起こることはないようですが、敏感肌の場合には、紫外線吸収剤の成分が使われているか?については注意が必要です。
紫外線アレルギーが痒みの原因
アレルギーと言えば、花粉症や食物アレルギーを思い浮かぶ人が多いと思います。このようなアレルギーとして、紫外線アレルギーである人もいます。
もしも、日差しを浴びる顔や首、腕が、赤く腫れてて痒みが出た場合には、紫外線アレルギーになっている可能性もあるので、病院に行って検査してみましょう。
日焼けによる水ぶくれの対策
日焼けの症状がひどくなると、水ぶくれが出来る場合があります。水ぶくれができる日焼けは、火傷(やけど)の症状としては、「Ⅱ度の熱傷」と言うことで、中程度の火傷(やけど)に相当します。
もしも、ひどい火傷(やけど)をした場合には、シャワーや水風呂、氷、保冷剤などを使って冷やすことが大切です。そのうえで、清潔なガーゼで水ぶくれ部分を保護すると良いです。
水ぶくれは潰さないのがポイント・注意点
日焼けによって、水ぶくれができた場合の注意点は、水ぶくれを潰さない事です。水ぶくれを潰してしまうと皮膚のバリア機能が壊れて、最近が入って感染症や化膿する可能性があるので注意が必要です。
水ぶくれが出来た場合の最適な対処方法は、触らないで自然に水ぶくれが吸収されるのが理想です。水ぶくれの下には、だいたい、10日~14日程度で新しい皮膚が作られています。
日焼けによる皮がめくれた時の対処法
日焼け後に皮がむけるのは、皮膚が炎症をお越し再生している証拠です。むけた皮は、細胞が乾燥し死んだモノです。むけた皮の下には、新しい皮膚が出来ているはずです。
日焼け後の皮は自分でむいて良いのか?
日焼け後に皮がむけてくると、一部分のみがむけると見た目が良くないので、ついつい、自分で皮をむきたくなります。
むけた皮の下の皮膚がキチンと再生されていれば問題ありませんが、まだ皮がむけていない部分を無理にはがすと、シミとして残ってしまったり、見た目がまだらになってしまう事があるので注意が必要です。
皮がむけた後の肌は弱いので大切!?
日焼け後に、皮がむけた場合には、下からでてくる皮膚は、まだ敏感で強くないので十分なケアを心がける必要があります。
この為、お風呂でゴシゴシ洗ったりするのは厳禁です。また、スキンケア化粧品もお肌に優しいモノを心がけます。
日焼け後の赤いブツブツの原因と対処方法
日焼け後に、赤いブツブツができる原因は、アレルギー反応と、ほぼ同じです。日焼け後に赤いブツブツが出来ると痒み(かゆみ)や痛みの原因になるので対処が必要です。
赤いブツブツへの対処方法としては、まずは、シャワーや流水、氷水や保冷剤で冷やすのが基本です。その後、痛みや痒み(かゆみ)が治まったら、化粧水や乳液などを使って、保湿をシッカリと行います。
日焼けによる肌老化を防いで、その後のシミ、シワを防ぐ方法
日焼けは、肌老化の原因です。特に美肌の大敵、シミやソバカス、シワなどの原因になります。日焼けが肌老化の原因になるのは、光老化とも言われる紫外線が原因です。
紫外線とシミ、シワ、美白の関係
紫外線のダメージは、光老化とも言われ、肌にダメージを蓄積します。紫外線はUVケアと言われる通りUVと言われますが、この紫外線の種類には、UV-A、UV-B、UV-Cの3種類があり、UV-A(紫外線A波)とUV-B(紫外線B波)がシミ、シワなどの光老化、肌老化に関係しています。
UV-A(紫外線A波)とは?
UV-A(紫外線A波)は、皮膚の奥の真皮部分まで到達して、肌内部のコラーゲン線維やエラスチン、線維芽細胞を傷つけることで、肌の弾力やハリをなくす原因になります。この為、UV-A(紫外線A波)対策を行わないと、シワ、ほうれい線など、肌のハリ、弾力がなくなる可能性があります。
UV-B(紫外線B波)とは?
UV-B(紫外線B波)は、皮膚の表面にダメージを与える紫外線です。UV-B(紫外線B波)は、肌の表面を赤くヒリヒリと炎症を引き起こします。数日後には、メラニン色素を増加させて皮膚を黒くする作用があります。
UV-Bは、UV-Aと比べると約1000倍も肌細胞を傷つけます。健康な人の場合には、日焼け後は、数日もすれば修復されますが、修復しきれなかった細胞がシミや皮膚がんの原因になります。
このよう肌細胞への紫外線からの有害なダメージを予防するために、メラニン色素が生成されて、シミの原因になります。
紫外線によるシミ、シワなどの光老化対策・方法
紫外線によるシミやシワなどの肌老化を予防して、いつまでも美肌でいたい場合には、いつまでも肌細胞が若くいる為の対策が必要です。
基本は、紫外線によるダメージを日焼け止めによって予防するのは当然ですが、それ以外にも日々のスキンケアでの保湿、睡眠、食事などで、お肌のターンオーバーを促進して、肌の新陳代謝を促進して、健康な肌を維持するのが大切です。
日焼けのシミ対策で、美肌を維持する為のタイムリミットとは!?
日焼けをして、紫外線を浴びることで、肌の奥では、メラニンが生成されて、肌が黒くなります。肌が黒くなることで、シミが、今まで以上に目立つようになります。
日焼け直後に肌が黒くなるのは、日焼け後2時間~4時間が1次黒化と言います。さらに、2日~3日後に肌が黒くなるのは、2次黒化と言います。この2次黒化のタイミングで、メラニン色素が大量に増えるので肌が黒くなります。
肌が黒くなる原因は、日焼けによる炎症で、メラノサイトというメラニン色素が活性化するのが原因です。メラニンが定着する為には、3日程度かかるので、日焼け後、3日以内のスキンケアが、後々、後悔しない為に大切になります。
まずは、日焼けによる炎症を抑えるために、冷やして炎症を抑えてから、水分を与えてシッカリと保湿するのが基本的なスキンケアです。
日焼け後のケアが出来ていないとシミが出来る場合も!?
日焼けがひどく、赤くなったり、水ぶくれが出来た場合には、火傷している状態になります。この火傷した状態を放置しておくと、皮膚内部でメラニン色素のシミが消えにくくなります。この為、日焼け後のアフターケアが大切になります。
紫外線を浴びるとシミが出来るので注意!?
日焼けすると皮膚が黒くなります。この日焼けで皮膚が黒くなるのは、紫外線A波のUVAによる「サンタン」が原因です。
この紫外線A波(UVA)は、肌を黒くするだけで痛みがないので、肌への影響は少ないと思いがちですが、シミやシワ出来る原因になることが分かっています。
紫外線A波(UVA)は、紫外線B波(UVB)よりも波長が長いので、肌の奥まで浸透します。この紫外線が奥まで浸透するのを防いて細胞を守る為に、メラノサイト細胞からメラニン色素が生成されてシミの原因にもなります。
日焼け後に食事で食べたい栄養素と食べ物
日焼け直後は、まずは、肌の赤み、腫れなど、炎症を抑えるために冷やす必要があります。その後、化粧水や乳液、クリームで水分を与えつつ、保湿する必要があります。
このように化粧品のスキンケアで、外からスキンケアで肌の回復を進めつつ、さらに効果を高めるためには、食事や食べ物などで、体内からの栄養補給をして、肌の再生を効率的に行うのも大切です。
具体的に、日焼け後に食事で取りたい栄養としては、
- ビタミンA(β-カロテン)
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンC
- ビタミンE
- たんぱく質
- 亜鉛
と言った栄養成分が、より肌の回復をするためには大切になります。
ビタミンA(β-カロテン)の効果・効能
ビタミンA(β-カロテン)は、抗酸化作用がある栄養成分です。抗酸化作用があれば、活性酸素を抑えることで、老化を予防する効果が期待できます。
ビタミンA(β-カロテン)を含む食べ物・食材
トマト、ニンジン、かぼちゃ、しそなど緑黄色野菜に多くビタミンA(β-カロテン)が含まれています。
ビタミンB2の効果・効能
ビタミンB2の効果、効能としては、脂質を分解してエネルギーに変換する点です。この為、ビタミンB2が不足すると、脂質が分解されず毛穴を塞いでしまう可能性があります。また、ビタミンB2は、活性酸素を撃退する効果も期待できます。
ビタミンB2を含む食事・食べ物
たまご、豚レバー、牛レバー、鶏レバー、鶏ハツ、牛ハツ、豚ハツ、いかなご、うなぎ、鴨、魚肉ソーセージ、ウニにビタミンB2が多く含まれています。
ビタミンB6の効果・効能
ビタミンB6は、皮膚の代謝を正常にする働きが期待できるので、お肌のターンオーバーが崩れている時に肌の代謝を整える効果が期待できます。
ビタミンB6を含む食事・食べ物
ニンニク、マグロ、牛肉レバー、マグロ、カツオ、イワシ、鶏肉、鴨、塩サケ、スモークサーモン、生ハムなどにビタミンB6が多く含まれています。
ビタミンCの効果・効能
ビタミンCは、シミの原因になるメラニン色素の生成を抑制する事で、シミ、くすみ、そばかすが出来るのを抑制する効果が期待できます。さらに、ビタミンCは、抗酸化作用の効果も期待できます。
ビタミンCを含む食材、食品
ピーマン、ブロッコリー、オレンジ、レモン、グレープフルーツ、オレンジ、イチゴ、キウイフルーツなどにビタミンCが含まれます。基本的に柑橘系と緑黄色野菜に多く含まれています。
効果的なビタミンCの取り方
ビタミンCは、水溶性なので、沢山摂取しても尿として排出されます。できれば、ビタミンCは、体内には蓄積できないので、朝、昼、晩、寝る前など、1日に何度かに分けての摂取が効果的です。
また、ビタミンCは、食後など満腹時に取ると体への吸収を遅らせて、徐々に体内に長時間かけて取り込むことができます。
ビタミンEの効果・効能
ビタミンEは、血流を良くして、皮膚の新陳代謝を良くする効果が期待できます。この為、肌が日焼けで受けたダメージからの回復をよくする効果が期待できます。
また、もしも、ビタミンEが不足している場合は、老化色素の合成が促進されるので、シミやそばかすが出来やすくなります。
ビタミンEを含む食品・食べ物
アボカド、大豆、ナッツ、ゴマ、アンコウの肝、めんたいこ、あゆ、イワシ、タラコ、すじこ、モトヘイヤ、うなぎなどにビタミンEが多く含まれています。
たんぱく質の効果・効能
たんぱく質は、肌を作るのに必要な栄養成分です。ビタミンEで新陳代謝を良くしても、肌の元になるたんぱく質が不足すると、肌を作る原料が無いということになります。この為、お肌の再生をスムーズにする為に、たんぱく質を意識的に摂取しましょう。
たんぱく質を含む食材・食品
肉、魚、大豆、牛乳、卵などにたんぱく質が多く含まれています。
コラーゲンの効果・効能
コラーゲンは、肌の弾力をつかさどる栄養成分です。紫外線によって肌内部のコラーゲンが損傷して、肌のシワ、たるみの原因になります。この為、日焼けで肌内部のコラーゲンがダメージを受けたら、食事やサプリメント、化粧品でコラーゲンを補いたいところです。
コラーゲンを含む食べ物・食材
鶏皮、豚足、手羽先、牛テール、牛スジ、エビ、フカヒレ、カレイ、スッポン、ナマコ、うなぎなどにコラーゲンが多く含まれています。
亜鉛の効果・効能
亜鉛は、細胞分裂や新陳代謝、たんぱく質の合成、抗酸化、免疫力の活性化などの効果が期待でき、さらに、2000種類以上ある酵素の中で、約300種類の酵素の合成に必要な栄養成分です。
このように、亜鉛は、新陳代謝と細胞分裂に関係しているので、日焼けで弱った肌の回復に効果が期待できます。
亜鉛を含む食品・食べ物
牡蠣(カキ)、牛肉レバー、豚肉レバー、カニ缶、卵黄、いかなご、コンビーフ缶、しゃこ、プロセスチーズなどに多く亜鉛が含まれていると言われています。
日焼けに効果的な食事・レシピ
日焼けした後には、日焼け肌の回復に必要な栄養が取れる食事を摂るのが大切です。
具体的な日焼けに効果が期待できる食事としては、
- パプリカのマリネ
- かぼちゃサラダ
- トマトの冷製パスタ
- スイカとトマトのスムージ
- 小松菜のグリーンスムージー
と言ったような日焼けレシピの食べ物が良いようです。
今後は、日焼けしない為の注意点
基本的に、日焼けはしないに越したことはありません。基本的に、年齢経過による肌老化を抑えつつ、長く美肌を維持したい場合には、常日頃から紫外線対策、UV対策は必須です。
日焼け止めの付ける量の勘違い
春から夏にかけて紫外線対策として日焼け止めを塗る人が多いと思います。しかし、現実的に、日焼け止めを塗る量が少なすぎる人が多いようです。
実際に、シッカリと日焼け止めの効果を期待する場合には、日焼け止めクリームの使う量は、顔の場合で500円玉サイズが適量です。500円玉サイズの日焼け止めを一度で塗るのは難しいので、何度かに分けて、手にとって塗ると良いです。
また、両腕にも日焼け止めを売る場合には、それなりの量の日焼け止めを塗る必要があります。日焼け止めはケチらずにシッカリ使いましょう。
日焼け止めは1日に何度も塗り直すのが基本
日焼け止めは、朝塗ったら、そのまま1日を過ごす人も多いと思います。しかし、夏など湿気があり、暑い季節は、日中、汗や皮脂が分泌されて、日焼け止めが自然に取れてしまいます。
この為、シッカリと日焼け止めの効果を期待したい場合には、2時間~3時間おきに塗り直す必要があります。
メイクで日焼け止めの塗り直しが難しい場合には、UV対策が出来るフェイスパウダーを使うと良いです。
外出しない日も日焼け対策が必要
日焼け止めを塗るのは、外出する日に限り、1日中、自宅にいる時は、日焼け止めを塗らない人もいるようです。しかし、1日中、部屋にこもっていても紫外線の強い春から夏にかけては、自宅の中でも紫外線のダメージを受けることがあります。
この為、1日、自宅にいる時は、日焼け止めを塗らないまでも、UVカット機能のあるフェイスパウダーを使うと良いです。特にフェイスパウダーの粉は、肌に当たった紫外線を乱反射出来るので、リキッドタイプよりも紫外線対策の効果が期待できます。
365日、紫外線対策をする心がけが美肌の秘訣
紫外線対策は、春から夏にかけて意識する人が多いと思います。しかし、紫外線量が少ない冬でも、十分な紫外線が地面まで到達しています。
この為、紫外線対策として、日焼け止めを1年中塗るのも大切な対策です。ただし、日焼け止めも肌への刺激になるので、冬など、紫外線が弱い時期は、日焼け止めは使わなくてもUVカット機能のあるフェイスパウダーなどを使うと、肌への刺激を抑えつつ、紫外線対策ができます。
まとめ
1日外にいるような日、外に出る機会が多い場合は、日焼け止めをシッカリと塗っておく必要があります。しかし、春から夏にかけて、紫外線が強くなる時期は、日焼け止めを塗ったとしても日焼けしてしまいます。
そのため、日焼け後のアフターケアは、シッカリと行いましょう。日焼け後のケアを正しく行い、紫外線ダメージを出来るだけ早く回復させることで、シミやシワ、たるみなどの肌の老化を予防して、美肌を維持しやすくなります。
10年、20年後の美肌を維持するために、シッカリと日焼け後のアフターケアを行いたいものです。