女性、男性問わずに多くの人が気になるのが鼻や頬の毛穴の黒ずみ、角栓汚れではないかと思います。
実際に、毛穴の黒ずみや角栓汚れに悩む人は、
- 汚い小鼻の黒ずみを除去する方法が知りたい・・・
- 鼻周辺の汚い毛穴の黒ずみを何とか解消したい・・・
- 洗顔石鹸で本当に毛穴が綺麗に改善するのか・・・
- 頬の白い角栓、鼻の毛穴の黒ずみで悩んでいる・・・
- 鼻の頭や小鼻の毛穴の黒ずみがひどい・・・
- どんなに頑張っても頬、鼻の毛穴なの黒ずみが消えない・・・
と言った様に、小鼻など鼻周りの毛穴の黒ずみを取る方法、角栓による頬のブツブツなど、汚れを消す方法に悩まされている人が多いように感じます。
実際に、洗顔やクレンジング、ピーリング、保湿など化粧品を使って色々な対処方法で治し方を試行錯誤している人も多いようです。
しかし、毛穴の黒ずみや角栓汚れは、単純に洗顔やクレンジング、ピーリングをしていれば解決するのか?というと、そうではないケースもあります。
例えば、毛穴の黒ずみの原因は、毛穴に溜まった汚れだけだと思っていませんか?毛穴の汚れが黒ずみの原因になる事も多いのですが、実は、黒ずみができる原因は、それだけではありません。
まずは、毛穴の黒ずみが角栓やその他の、何が原因で引き起こされているのか?と言った原因を知って、その原因に合った対策を講じる必要があります。
毛穴の黒ずみが出来る根本的な理由は6つ!
毛穴の黒ずみが出来る根本的な理由は、大きく分類すると毛穴の状態によって3つに分けることが出来ます。
具体的な毛穴に黒ずみが出来る原因の毛穴の状態とは、
- ①詰まり毛穴
- ②たるみ毛穴
- ③開き毛穴
- ④色素沈着(メラニン)毛穴」
- ⑤うぶ毛が原因の黒ずみ毛穴
- ⑥角化異常が原因の黒ずみ毛穴
まずは、詰まり毛穴、たるみ毛穴、開き毛穴、色素沈着(メラニン)、うぶ毛、角化異常のそれぞれの毛穴の黒ずみが出来る原因について紹介します。原因を紹介した後に、それぞれの解消方法を紹介しています。
①詰まり毛穴の原因とは?
詰まり毛穴とは、皮脂や古い角質などの汚れが毛穴につまって黒ずみが目立つ毛穴のことです。詰まり毛穴は、特に、皮脂分泌が多いTゾーンのオデコと鼻に出来やすいのが特徴です。
鼻がいつもテカテカ脂ぎっていて、毛穴の黒ずみが出来ている場合には、詰まり毛穴が原因で、毛穴の黒ずみが出来ている可能性があります。
角質や皮脂、汚れなどが原因の詰まり毛穴の人は、スキンケアを見直して、肌の汚れを取り除き、保湿をシッカリするのが大切です。
そもそも、角栓とは何か?
角栓の事を皮脂だと思っている人も多いようですが、実は、角栓とは、古くなった角質や皮脂、チリ、ホコリ、ファンデーションなどが混ざった汚れです。
お風呂上りや洗顔後は、毛穴が綺麗になり黒ずみはなくなって、白いポツポツしたものが毛穴から出ている人も多いと思います。この白いポツポツしたモノも皮脂や角質などの角栓です。
出てきたばかりだと白いのですが、時間が経過して酸化すると黒くなり、毛穴の黒ずみになります。
皮脂の分泌が過剰になると毛穴詰まりの原因になる!
皮脂の分泌が過剰になると、皮脂腺からは絶えず皮脂が分泌されて毛穴に詰まり、角質やチリ、ホコリと混ざって角栓になります。
この為、皮脂の分泌を抑えることが出来れば、角栓が出来ずに、毛穴の黒ずみをケアしやすくなると言った考え方もできます。
肌のテカリの原因の皮脂がでる理由とは?
皮脂は、お肌にとって悪いモノなのでしょうか?元々、皮脂は油で、水分である汗と混ざる事で、クリームのような働きをして、肌を乾燥から守る役目があります。
肌が乾燥すると、チリやホコリ、ウイルス、雑菌などが、皮膚についたときに刺激が強く肌荒れなどの原因になるケースがあります。肌荒れを予防するために、自然のクリームとして、皮脂が出ています。
本来の皮脂の働きは、
- 肌の保湿効果
- 水分の蒸発を防ぐ
- 雑菌が肌から侵入するのを防ぐ
このように、本来、肌を守るために大切な皮脂ですが、過剰に分泌される事によって、毛穴の詰まりを起こす事で、毛穴の黒ずみ、ニキビなどの肌トラブルを引き起こす原因になります。
皮脂の分泌は、なぜ、過剰になるのか?
毛穴の黒ずみを消す方法としては、黒ずみの原因になっている皮脂の分泌を正常に戻す必要があります。まずは、皮脂の過剰な分泌を解消する為に、過剰に皮脂が分泌される原因を理解しておきましょう。原因を知っていれば、対処方法も見えてきます。
皮脂の分泌が過剰になる原因としては、
- 遺伝的に脂性肌
- 糖質を過剰に摂取している
- 油っぽい食事や刺激物
- 睡眠不足
- 過度のストレス
- ホルモンバランスの乱れ
- 加齢による乾燥肌
- 隠れ乾燥肌のインナードライ
- スキンケア不足の乾燥肌・潤い不足の毛穴
- 化粧品の刺激が強すぎる
- お肌のターンオーバーが遅れている
- よく落ちる強力なクレンジングオイルを使っている
- ゴシゴシと洗顔料で洗っている
- 頻繁に洗顔をしている
┗皮脂分泌が過剰になる、それぞれの理由の詳細はコチラ
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遺伝的に脂性肌
皮脂な分泌が過剰な理由は、遺伝として体質的に脂性になっている可能性があります。遺伝で身長が高い人や低い人、頭がハゲる人やハゲない人など、色々と関係しています。
この為、どうしても肌質というのも遺伝します。この為、遺伝的に皮脂腺が大きい人(太い人)は、分泌される皮脂量が多くなり、脂性になる事で、皮脂が過剰に分泌されて角栓になる可能性もあります。
ただし、親がテカテカだから遺伝なんだと、諦めるのはもったいないです。実は、遺伝ではなく、単なる肌の乾燥が原因で皮脂の分泌量が多いケースもあります。
糖質を過剰に摂取している
糖質を多く含む米、パン、麺類などを好んで食べている人は、皮脂分泌が多くなる可能性があります。糖質と言えば、砂糖を連想する人が多いと思いますが、糖質は、米やパン、麺類などの炭水化物にも含まれています。
この米やパンなどの炭水化物は、体内で中性脂肪を増やします。血液中に含まれている中性脂肪は、皮脂の原料になり、毛穴の角栓の元になります。この為、炭水化物の摂取を控えたいところです。しかし、極端に食事制限すると、それはそれで体に悪いので注意が必要です。ほどほどに食べる事が大切です。
また、糖質の代謝を良くすることが出来れば、皮脂の分泌量を減らすことが出来ます。この糖質の代謝を良くする為には、ビタミンB群が必要です。この為、ビタミンB群を含む野菜を食事でバランスよく取ると良いです。
油っぽい食事や刺激物
若い時は、油っこい物や脂質の多いモノを食べていても、皮脂が増えることはない人でも、年齢の経過とともに、食事で取って増えた血液中の脂肪が、肌に出てきて、脂質を増やし、角栓を増やすことになります。
これは、年齢の経過とともに、体内の脂質を処理しきれずに、皮脂腺から分泌してしまう為、歳をとるとテカテカの脂性のような肌になりやすくなる場合もあるようです。
このように、脂性のように、鼻やオデコなど、顔がテカるほど皮脂の分泌が多くなっている場合には、スキンケアで肌を綺麗にして、毛穴の黒ずみを予防しつつ、食事を見直す必要もあります。
睡眠不足
睡眠不足は、お肌の状態を悪くする可能性があります。肌細胞は、お肌のターンオーバーとして、一定の周期で生まれ変わっています。このお肌の生まれ変わりに深く関係しているのが成長ホルモンです。成長ホルモンを多く分泌させることが出来れば、肌細胞の生まれ変わりである、お肌のターンオーバーもスムーズに行われます。
この成長ホルモンが最も分泌されるのが、夜、寝ている時です。この為、仕事や受験勉強で睡眠不足になっている人は、成長ホルモンが本来の量と比べると少なくなっている可能性があります。
また、お肌のターンオーバーが乱れると肌の水分保持に必要な角質層内のセラミドなどの生成量も減ってしまい、肌が乾燥して、カサカサになる可能性もあります。睡眠不足で、肌の状態が悪くなり、乾燥肌になると、皮脂の分泌量が増えて、角栓が出来て、毛穴の黒ずみの原因になります。
過度のストレス
ストレスを感じると私たちの体内では色々な影響を受けています。特に過度なストレスを受けた場合には、体内では自律神経を調整している脳内の視床下部の働きがおかしくなり皮脂分泌が増加します。
一般的に皮脂分泌が過剰になった場合には、食事やスキンケアの改善を行いますが、ストレスが原因の皮脂分泌の過剰は、スキンケアや食事では意味がないので、対処が難しいです。
この為、毛穴の黒ずみや角栓が気になり、スキンケアや食事を注意しても、全然、改善されない場合には、受験勉強や仕事、人間関係、お金などでストレスを抱えていないか確認する必要があります。
ホルモンバランスの乱れ
女性の場合、生理前に肌のテカリや大人ニキビが気になる人は、プロゲステロンと言う女性ホルモンが急激に増えることで、皮脂の分泌を増やしている場合があります。
生理によるホルモンバランスの乱れが原因なので、直接、どうこうすることは出来ませんが、基本的に食事で糖質や脂っこいモノを抑えて、適切なスキンケアを行い、肌を綺麗に保つ事を意識して行う必要があります。
加齢による乾燥肌
人間の皮膚には、肌の潤いを維持するために「セラミド」、「コラーゲン」、「ヒアルロン酸」などの成分が保湿成分として持っています。この保湿成分は、加齢で、年を重ねることによって、生産量が少なくなります。
この為、加齢によって、乾燥肌になると、必然的に、肌の乾燥を補うために肌を守るために皮脂の分泌が過剰になるケースもあります。このように、加齢による乾燥肌が原因で皮脂の分泌が過剰になり、角栓となり、毛穴の黒ずみになっている場合は、スキンケア化粧品で「セラミド」、「コラーゲン」、「ヒアルロン酸」を補い、保湿をシッカリと行う必要があります。
また、スキンケア以外にも食事やサプリメントで、体内から保湿成分である「ヒアルロン酸」、「コラーゲン」などを補うのも良いでしょう。
隠れ乾燥肌のインナードライ
毛穴の黒ずみの原因は、皮脂分泌が過剰である場合があります。その皮脂分泌が過剰になっているのがインナードライという乾燥肌が原因の場合があります。乾燥肌と言うと、肌の潤いが足りていない状態なので、皮脂の分泌が多い場合には関係ないと思われがちです。
しかし、皮脂の分泌が多く脂性になっている人の中には、隠れ乾燥肌である人もいます。肌が本当は、凄い乾燥しているので、肌を守るために、皮脂を大量に出しているので、一見、脂性に見えるが、実は乾燥肌であるケースがあります。このようなケースをインナードライと言います。
インナードライの人が、せっかく肌を守るために出した皮脂を、洗顔で洗い流してしまうと、さらに肌の乾燥がひどくなるケースがあります。この為、脂性肌で、皮脂分泌が激しいと思っている人でも、肌の潤い不足によるインナードライではないか?と言った点は注意しておく必要があります。
スキンケア不足の乾燥肌・潤い不足の毛穴
日々のスキンケアは、クレンジングで化粧を落とし、洗顔でチリや汗の汚れを落とし、化粧水で水分を補って終わり、と言った事になっていませんか?このように、保湿をシッカリと行っていない人の場合には、せっかく化粧水で与えた潤いも、蒸発して、肌がカラカラに乾いているケースもあります。
特に、クレンジングと洗顔をした後は、肌に本来必要な水分や油分も取り除いている可能性が高いです。そこで、化粧水で水分を与えるのは正しいのですが、水分は、そのままでは蒸発しやすいです。この為、化粧水を付けた後は、油分を含んでいるクリームや乳液で、保湿をして肌を乾燥から守る必要があります。
化粧品の刺激が強すぎる
クレンジング、スキンケア、化粧水、美容液、乳液、クリームなど基礎化粧品でお肌を綺麗にしてから、栄養を与えるというのは、美肌を維持するのに大切な事です。しかし、使っている化粧品の刺激が強すぎる場合には、肌荒れを起こす可能性がります。
肌荒れを起こした皮膚は、乾燥肌になりやすいです。この乾燥肌を守るために、皮脂の分泌量が増えると角栓となり毛穴の黒ずみの原因になるので注意が必要です。
特に、長年、同じ化粧品を使い続けている人の場合は、若い時は、特に強すぎる刺激でなかったとしても、年齢の経過とともに肌の状態が変わることで、化粧品の刺激が強すぎて肌荒れを起こすケースもあるので、化粧品は、数年単位で自分に合っているかチェックしておく必要があります。
お肌のターンオーバーが遅れている
年齢の経過とともに、どうしても基礎代謝が落ちて、新陳代謝が悪くなります。新陳代謝が悪くなると、お肌のターンオーナーが遅くなります。お肌のターンオーバーが遅れると、新しい肌細胞が作られるのが遅くなります。その為、皮膚の表面に古い角質が残りやすくなります。
この古い角質が毛穴に詰まり、皮脂と混ざり、角栓となり、毛穴の黒ずみの原因になる事があります。若い時は、多少、毛穴に角栓が詰まっても、お肌のターンオーバーが早く、自然と皮膚の入れ替えが出来ていたが、年齢の経過とともに、ターンオーバーが遅くなることで、肌荒れ、毛穴の黒ずみが目立つようになることもあるので注意が必要です。
ターンオーバーが遅くなっている場合には、定期的にピーリングなどを行い、古い角質を取り除くといったスキンケアを取り入れるのも1つの方法です。
よく落ちる強力なクレンジングオイルを使っている
メイクが顔に残っていると肌に悪いので、シッカリとメイクが落とせるクレンジングを選んでいる人も多いと思います。
特にクレンジングでは、メイクなどの油汚れを落とすために、オイルクレンジングを使うと、よく汚れが落ちて便利です。
しかし、汚れを落とす力が強いクレンジングオイルを使っていると、肌に必要な皮脂などの脂分も洗い落としてしまう場合があります。
元々、皮脂は、肌を守る自然なクリームとして必要ですが、脂分なので、油分であるメイクを落とすときに、オイルクレンジングで一緒に落としすぎる可能性があるので注意が必要です。
※クレンジング量の種類と刺激の強さ
クレンジング料の種類としては、刺激が強い順番で紹介すると
- シートタイプ(←一番刺激が強い)
- オイルタイプ
- ジェルタイプ
- クリームタイプ(←オススメ)
- ミルクタイプ(←一番刺激が弱い)
と言った5種類があります。
▼⇒クレンジングの選び方や正しい方法を紹介
お肌に優しく、クレンジングの機能が期待できるのは、「クリームタイプのクレンジング」がオススメです。
オイルタイプのクレンジング
次のオイルタイプは、メイクが落ちやすいので人気ですが、界面活性剤が多く含まれているので、その分、肌への刺激が強いです。特にメイクが濃い日に限って使うと言った工夫が必要です。
ジェルタイプのクレンジング
ジェルタイプのクレンジングも界面活性剤が多く含まれているます。ただし、ジェルタイプでも乳白色でクリームのようなら肌への刺激は抑えられます。
クリームタイプのクレンジング
一番おすすめなのがクリームタイプのクレンジングです。メーカーにより、多少の違いはありますが、肌へのダメージを考えると、適度な油分を含んでいて、メイクオフに使えます。
ミルクタイプのクレンジング
ミルクタイプは、一番、肌への刺激は少なく、肌に優しいのですが、水分が多いので、メイクを落とす力が弱いです。メイクが薄い人は、ミルクタイプが良いです。
このように、メイク落としとして使っているクレンジングですが、どのクレンジング料を使うかによって、肌への刺激が大きく違ってきます。
ゴシゴシと洗顔料で洗っている
洗顔料で、朝晩、顔の汚れを落としますが、出来るだけ汚れを落とそうと、ゴシゴシと洗っていると、肌のバリア機能が低下して、肌荒れの原因になります。また、摩擦によってシミが出来る場合もあるので注意が必要です。
肌の薄さについては、下記の図を見ると勉強になります。
上記の図を見ると分かると思いますが、皮膚の一番上の表面にある「角質層」は、「ラップ1枚」程度の薄さです。
この為、顔の汚れを落とそうと、ゴシゴシと顔を洗うことで、肌の保湿成分を取り除いてしまっている可能性がります。
なお、洗顔料で顔を洗う以外にも、洗顔後の水分を拭き取る時も、タオルでゴシゴシ擦るのは、肌のダメージになるのでNGです。
このように、肌へのダメージが原因で、肌が弱くなると、皮脂の分泌量を増やして、肌を守ろうと過剰に皮脂が分泌されるケースがあります。
▼⇒正しい洗顔方法についてはコチラ
▼⇒危険な洗顔方法とは?
頻繁に洗顔をしている
多くの人が、朝、晩、洗顔料を使って、顔を洗っているのではないかと思います。通常の健康的な肌の人は、特に気にせず、朝晩の洗顔をしても問題ありません。
しかし、肌が弱っている人が、朝晩、洗顔料を使うと、肌の表面の汚れと一緒に、必要な皮脂や水分も取り除いてしまい、肌が乾燥しやすくなります。
肌が乾燥しやすくなると、肌を守るために、自然と分泌される皮脂量も増えます。
この為、鼻やオデコが皮脂でベタベタの脂性だと思い、1日に何度も洗顔をしていたが、実は、元々、脂性肌ではなく、洗顔を何度も行うことで、肌のバリア機能が低下しているのが原因で、皮脂の分泌量が増えている場合もあります。
>>> 「詰まり毛穴」が原因の毛穴の黒ずみの解消方法へ(画面下に移動)
②たるみ毛穴の原因とは?
たるみ毛穴とは、加齢にともないお肌のたるみが原因で起こる毛穴の黒ずみです。肌がたるむと、毛穴は重力に負けて、縦長のしずく状になります。縦長に伸びた毛穴は、毛穴の影ができる事で、黒ずみに見えます。
この為、たるみ毛穴で、毛穴の黒ずみが出来ている人の解消法は、肌のたるみを改善して、ハリのある肌を取り戻すケアを行う必要があります。
ちなみに、たるみ毛穴は、頬に出来ることが多い毛穴の黒ずみです。毛穴をよく見て、「縦長の毛穴」「しずく状の毛穴」になっている場合は、たるみ毛穴が黒ずみの原因です。
>>> 「たるみ毛穴」の黒ずみ対策のスキンケア方法へ(画面下に移動)
③開き毛穴の原因とは?
開き毛穴は、オイリー肌で、赤ら顔の人に多い毛穴です。開き毛穴の人は、元々、遺伝的に毛穴が大きい人と、後天的に毛穴が大きくなった人の2つの原因があります。
遺伝的には、毛穴の大小は、男性ホルモンの量と関係していると言われています。男性ホルモンが多い人は、皮脂腺が大きくなるので、毛穴が目立ちやすいです。基本的に遺伝的に毛穴が大きい開き毛穴を小さくする事は無理ですが、皮脂の分泌を抑制するなどの対処法はとることができます。
後天的に、開き毛穴になった人は、毛穴シートパックの使い過ぎなど、スキンケアの間違いが原因になる事があります。スキンケアや食事で、お肌を健康な状態に戻すことで、改善を目指すことも可能ですが、改善できても時間がかかります。手っ取り早く改善したい場合には、美容皮膚科などの治療を試すと良いでしょう。
④色素沈着(メラニン)の毛穴の原因とは?
毛穴の黒ずみがある部分を触ってもザラっとしていない場合には、角栓が詰まるのが原因ではなく、メラニンによる色素沈着で黒ずんで見える可能性があります。メラニンによる色素沈着は、一般的にシミの原因になる事で知られています。メラニンは、本来、紫外線のダメージから皮膚を守る為に作られています。
紫外線を浴びると、肌内部で、メラニン色素が過剰に作られ、それが皮膚の表面に現れると黒ずみやシミの原因になります。このシミが毛穴に出来ると、毛穴の入り口にシミが出来て黒ずみに見える場合があります。
また、メラニン色素は、紫外線以外にも、擦ったりする摩擦でもできます。さらに、化粧品が肌に合わずに皮膚に刺激を与えることでもシミが出来る場合があります。このように、毛穴の黒ずみの原因の1つとして色素沈着(メラニン)であるケースもあります。
>>> 「色素沈着(メラニン)の毛穴」の黒ずみを消す方法へ(画面下に移動)
⑤うぶ毛が毛穴の黒ずみの原因とは?
毛穴の黒ずみは、角栓による詰まりが原因であると思われがちですが、それ以外にもうぶ毛が、黒ずみの原因になっている場合もあります。毛穴を触ってもザラっとしていない場合は、一度、鏡で毛穴をよく調べてください。
人によっては、うぶ毛が毛穴の黒ずみとして見えている場合もあります。例えば、うぶ毛が、毛穴から生えて黒い点に見えたり、毛穴の中で短くくるまって黒く見えている場合もあります。
もしも、スキンケアや食事、生活習慣などの見直しをしても、全然、毛穴の黒ずみが改善されない場合には、うぶ毛チェックもしておきましょう。
>>> 「うぶ毛が原因の黒ずみ毛穴」の治し方へ(画面下に移動)
⑥角化異常が毛穴の黒ずみの原因とは?
若い時にニキビを潰してしまった人などは、皮膚に凹凸がありクレーターのようになっている場合があります。このクレーター状になっている皮膚が、毛穴周辺で起こると、毛穴が開いてしまって黒ずみとして見える場合があります。
このような皮膚が凹凸状に、クレーターのようになっている事を角化異常と言います。この角化異常は、皮脂の分泌が多い30代以降の男性で、ミカンの皮のような毛穴が目立つ人がなっていることが多いです。このような状態になったら、適切なスキンケアを継続して行い改善を目指す必要があります。
>>> 「角化異常が原因の黒ずみ毛穴」の対処方法へ(画面下に移動)
以上のように、毛穴の黒ずみが、何が原因で出来ているのかを知ることで、どのような毛穴の黒ずみ対策や対処方法が取ることができるか?と言った点を知ることができます。
毛穴の黒ずみ・角栓を解消・除去して鼻美人になる方法!
ここからは、毛穴の黒ずみの原因である角栓を除去して鼻美人になる方法を紹介します。
肌を健康な状態に戻す事がポイント!
毛穴の黒ずみを解消したい場合には、肌を健康な状態に戻すと言った考え方が基本です。
過剰な皮脂分泌やたるみ、色素沈着など、毛穴の黒ずみが出来る原因の多くは、お肌のターンオーバーを促進させて、健康な肌を手に入れると、自然に綺麗な肌になります。
ここでは、毛穴の黒ずみの原因となっている
- 詰まり毛穴
- たるみ毛穴
- 色素沈着(メラニン)の毛穴
- うぶ毛が原因の黒ずみ毛穴
- 角化異常が原因の黒ずみ毛穴
- 共通して取り組みたい方法
「詰まり毛穴」が原因の毛穴の黒ずみの解消方法とは?
「詰まり毛穴」は、皮脂、古い角質、落とし切れなかったメイクが角栓として毛穴につまっているのが原因です。
この為、毛穴の汚れを取り除き、汚れが出来ないような肌に変えていく必要があります。その為、詰まり毛穴を解消する為には、まずは、スキンケアを見直す必要があります。
スキンケアで詰まり毛穴の解消を行う時のポイント
詰まり毛穴の黒ずみ、角栓を解消する為には、いかに毛穴の汚れを除去し、詰まりにくい健康的な毛穴に戻すのか?と言った点が大切になります。
-
基本的に詰まり毛穴の解消には、
- 毛穴の汚れをキチンと落とす
- 皮脂分泌の抑制が期待できる化粧水
- 洗顔、化粧水の後は、保湿をシッカリする
と言った事が大切になります。
毛穴の汚れをキチンと落とす
毎日、毛穴の汚れや皮脂をシッカリと洗い流して除去する必要があります。
毛穴の黒ずみを取り除き、新しく黒ずみが出来にくくする為には、
- クレンジングで汚れをキチンと落とす
- 毛穴を開いてから洗顔を行う
- 毛穴の奥の汚れも取れる洗顔料を選ぶ
クレンジングで汚れをキチンと落とす必要性と注意点
ファンデーションなどのメイクには油分が含まれているので、洗顔料では落とすのが難しいです。この為、メイクをしている日は、クレンジングでメイクを綺麗に落とす必要があります。ファンデーションが肌に残っていると、毛穴の黒ずみの原因にもなるので、クレンジングでファンデーションなどメイクを落とすことが大切です。
クレンジングは、メイクや油分の汚れを落とすのに非常に大切です。しかし、クレンジングの洗浄力が強すぎると、それが原因で肌トラブルになる可能性もあります。肌トラブルを起こすと、毛穴の開きや黒ずみにも関係する事があるので、クレンジング選びは大切です。
⇒クレンジングの正しい選び方とは?
毛穴を開いてから洗顔を行う
毛穴の黒ずみを取りたいなら、まずは、毛穴を開いて、中に詰まっている角栓を取り除く必要があります。この為、洗顔前には、出来るだけ毛穴を開かせましょう。
毛穴を開かせる方法としては、洗顔前に
- 蒸しタオルを使う方法
- 洗面器とバスタオルの簡単スチームを使う方法
- 半身浴、入浴をする方法
蒸しタオルを使う方法(朝)
蒸しタオルを使う方法は、蒸しタオルを顔の上に乗せて毛穴を開かせる方法です。簡単に出来るので忙しい朝にオススメです。蒸しタオルの作り方は、濡らしたタオルをロールケーキのように巻いて、電子レンジで1分チンするだけです。
蒸しタオルが熱すぎると火傷する危険性もあるので注意しましょう。また、火傷しないまでも、熱すぎる蒸しタオルを顔にながいあいだ乗せると、肌の乾燥の原因になるので、熱すぎる蒸しタオルの使用は避けます。特に、乾燥肌の人は、乾燥が激しくならないか注意しつつ行う必要があります。
具体的に、蒸しタオルを顔に乗せる時間は、1分以内で、蒸しタオルが冷たくなる前にやめます。
もしも、敏感肌や乾燥肌で、蒸しタオルを使った毛穴を開く方法で、肌の乾燥が気になる場合には、下記の「洗面器とバスタオルの簡単スチームを使う方法」を試すと良いです。
⇒蒸しタオル洗顔の効果・危険性
洗面器とバスタオルの簡単スチームを使う方法(朝)
洗面器とバスタオルを使った、簡単スチームは、洗面器に湯気が出るぐらいの熱いお湯をはります。お湯の温度は、80度~90度が良いようです。一度、沸騰させたお湯を洗面器に入れると良いでしょう。
お湯を洗面器に入れて、その上に顔を持っていて蒸気を顔に当てます。顔と洗面器の距離は30センチ程度あれば良いです。洗面器に近づけすぎると火傷する可能性があるので注意して下さい。
より蒸気をしっかり顔にあてる為に、バスタオルを使います。洗面器の上に顔を持って行き、頭の上から洗面器ごとおおうようにバスタオルをまぶせると蒸気が顔に当たりやすくなり、毛穴が開きやすくなります。蒸気に顔を当てている時間は、3分程度を目安に行うと良いです。
半身浴、入浴をする方法(晩)
半身浴は、夜のお風呂で行うと良いです。半身浴でなくても湯船にシッカリとつかり、頭や顔から汗が出てくれば毛穴が開いた状態になります。その状態で、洗顔をすれば、毛穴の黒ずみなど、毛穴の奥の汚れまで取りやすいです。
冬などは、お風呂から上がるとカラダが冷めて毛穴が閉じる可能性もあるので、浴室で体を洗う時に、洗顔をすると良いです。
半身浴は、1日20分も行えば、毛穴が開く以外にも、血流が良くなり代謝アップで、美肌やダイエット、冷え症の対策にもなると言われている美容、健康方法でもあります。
⇒半身浴の効果的な実践方法
以上のように、毛穴を開く方法にもいくつかの選択肢があります。朝、時間が無い時は、「蒸しタオル」か「洗面器とバスタオルの簡単スチーム」を行うと良いです。
くれぐれも、冷たい水でいきなり顔を洗うと言った事はやめましょう。冷たい水で顔を洗うと、毛穴が閉じてしまい、毛穴の中の汚れが取りにくくなるので注意しましょう。
毛穴の奥の汚れも取れる洗顔料を選ぶ
毛穴の汚れを落とす為には、毛穴の黒ずみの原因である角栓をシッカリと洗い流せる洗顔料を利用する必要があります。
その為に、大切になるのが
- 毛穴の奥までアプローチできる泡洗顔を行う方法
- 酵素洗顔を使う方法
毛穴の奥までアプローチできる泡洗顔を行う方法
毛穴の黒ずみを除去したいのに、洗顔料で顔の汚れを落としているつもりでも、肝心の毛穴の中まで洗えていない場合もあります。
この為、毛穴の奥までキチンと汚れを落とせるように、洗顔料はシッカリと泡立てて使う必要があります。洗顔料で、細かい泡を作って、毛穴の汚れを泡に取り除くことで、毛穴の黒ずみを解消することが出来ます。
まずは、泡立てネットなどを使って、シッカリと洗顔料を泡立てて使いましょう。もっと、効果的に毛穴の汚れを取りたい場合には、より細かく肌に良い効果を狙って作られている洗顔料を使うのも1つの方法です。
⇒泡洗顔に適した洗顔料ランキング
⇒簡単、泡洗顔の正しい効果的な方法
酵素洗顔を使う方法
酵素洗顔の特徴は、酵素の働きで脂質やタンパク質を分解することが出来る点です。毛穴の黒ずみの原因として、余分な皮脂や古い角質などの汚れを取り除きやすい洗顔料と言うことになります。酵素洗顔を使う場合も、いつもと同じようにシッカリと泡立てて洗えば良いです。
ただし、酵素洗顔は、洗浄力が強いので、毎日、使うようなモノではありません。また、汚れが少ない朝は使わなくても良いと思います。外出して帰ってきた晩のスキンケアで使います。使い過ぎると、肌を守るために必要な皮脂や角質まで取り除いてしまうので注意が必要です。
酵素洗顔は、毛穴の黒ずみが、普通の洗顔料だけで落とし切れない人が使うと良いです。しかし、一度で落ちないからと言って毎日使うのは危険です。その為、通常の洗顔は、「★⇒泡洗顔に適した洗顔料ランキング」で紹介しているようなモノを使いつつ、特別ケアとして週に2~3日、酵素洗顔を使うと良いです。
⇒酵素洗顔で毛穴スッキリになる方法
ぬるま湯ですすぐ
顔を洗うときの基本ですが、毛穴の黒ずみが気になる人は、必ず「ぬるま湯」で洗うようにしましょう。冷たい水だと毛穴が閉じてしまいます。また、熱すぎるお湯は、お肌の乾燥の元になるので注意が必要です。
また、洗顔料の洗い残しがあると、それが肌の汚れとなり、肌へ刺激を与える事になるので、シッカリと洗い残しが無いように、ぬるま湯ですすぎましょう。
皮脂分泌の抑制が期待できる化粧水
皮脂の分泌が過剰で、毛穴の黒ずみが出来ている人の場合には、若干の皮脂分泌をコントロールする作用がある「★⇒ビタミンC誘導体化粧水」を取り入れると良いです。
ただし、ビタミンC誘導体が入っている化粧水を購入しようと思ったとしても、成分表示に「ビタミンC誘導体」とは記載されていません。この為、ビタミンC誘導体とパッケージにうたっていない場合には、成分表示で、どの成分が入っていれば良いのか知っておく必要があります。
具体的に、ビタミンC誘導体として、化粧品の成分表示に記載されているのは、
- APPS(パルミチン酸アスコブビルリン酸3Na)
- リン酸アスコルビルMg
- リン酸アスコルビルNa
- テトラヘキシルデカン酸アスコルビル
- アスコルビルリン酸グルコシド
- アスコルビルリン酸Na
- 3-O-エチルアスコルビン酸
ビタミンC誘導体は、皮脂分泌を抑制する効果以外にも、シミやシワにも働きかける効果も期待できるので1本、ビタミンC誘導体化粧水は持っておくと良いと思います。
収れん化粧水も選択肢の1つ
毛穴を開いて、汚れを落とした状態では、毛穴が綺麗になっただけで、開いている状態です。この為、毛穴を引き締める効果が期待できる化粧水を使うと良いです。具体的には、冷蔵庫で化粧水を冷やして使う方法もあります。また、毛穴引き締め効果が期待できる「★⇒収れん化粧水」を使うというのも1つの方法です。
洗顔、化粧水の後は、保湿をシッカリする
毛穴の黒ずみの悩みを解消したい場合には、洗顔で角質など汚れを取り、化粧水で水分や栄養を補った後は、シッカリと保湿をする必要があります。保湿が十分に出来ていないと、肌が乾燥して、その乾燥を補う為に、皮脂の分泌が過剰になるというケースもあります。
この為、美容液や乳液、クリームでシッカリと保湿を行う必要があります。保湿をシッカリとすることで、毛穴周辺の肌が柔軟になり、毛穴の詰まりを予防する効果が期待できます。
特に、保湿効果が強い保湿成分として
- セラミド2
- セラミド3
- エラスチン
- ヒアルロン酸
- 水溶性コラーゲン
オデコや鼻がテカテカの脂性の人も、毛穴の黒ずみが気になる場合には、まずは、保湿をシッカリと行ってもらいたいです。なぜなら、脂性だと思っている人でもインナードライと言って、本当は、乾燥がヒドイ人も多いからです。
乾燥肌が進みすぎると、肌を守るために皮脂を過剰に分泌させているということもあります。この為、肌の乾燥が原因で皮脂分泌が過剰になっている可能性がある場合には、保湿をシッカリと行う必要があります。
「たるみ毛穴」の黒ずみ対策の方法!
たるみ毛穴は、紫外線ダメージや加齢などにより、肌内分のコラーゲンやヒアルロン酸、エラスチンが減少して、肌がハリを維持できなくなって出来る黒ずみ毛穴です。この為、たるみ毛穴を改善するためには、肌の潤いとハリを取り戻す必要があります。
「たるみ毛穴」の為に効果的な方法
ここからは、たるみ毛穴の改善方法を紹介します。
たるみ毛穴の改善する方法として、
- スキンケア
- 食事
- 表情筋を鍛える
スキンケアでたるみ毛穴の対策をする方法
たるみ毛穴の人は、皮膚細胞を正常に修復すると言われている
- レチノール
- ビタミンC誘導体
レチノールとビタミンC誘導体は、肌のコラーゲンに作用する成分です。特にレチノールは医学的にもコラーゲンを増やす働きが強い成分であると言われています。ただし、レチノールは、刺激が強いと言った欠点もあります。はじめは肌がカサカサするかもしれませんが、頑張って使い続けることで、カサカサも落ち着いてきます。
レチノールは、ビタミンAの一種であり、人間の体内にもある成分なので、基本的には安全だと言われています。もしも、レチノールの刺激がどうしても気になる場合には、刺激が少ないビタミンC誘導体を利用すると良いです。
例えば、たるみ毛穴を集中的に改善したい場合には、
- ビタミンC誘導体は、化粧水
- レチノールは美容液
で取ると言った様に、スキンケア化粧品によって、取りたい成分を分けると良いです。
また、たるみ毛穴にプラスして、美白もしたい場合には、化粧水でビタインC誘導体、美容液で美白成分、クリームでレチノールと言ったように、目的別にスキンケア化粧品を選び、上手く組み合わせると良いです。
保湿も忘れない!
たるみ毛穴の人は、お肌の状態を健康に戻す為に、化粧水や美容液でビタミンC誘導体やレチノールなどの「たるみ毛穴」対策をするのと同時に、保湿もシッカリと行うのも大切です。
保湿をシッカリと行い角質層の潤いを逃さない事で、肌がキメやハリがある健康的な肌にすることで、たるみ毛穴対策が期待できます。その為、「セラミド」や「ヒアルロン酸」、「コラーゲン」などの保湿ケアで肌の弾力、ハリを取り戻すスキンケアも忘れずに行いましょう。
たるみ毛穴解消の為に取り入れたい食事
たるみ毛穴を解決する為には、肉や魚などのたんぱく質、さらに、緑黄色野菜をとると良いです。肉や魚からはタンパク質が取れ、野菜からは抗酸化ビタミンが取れ、肌内部のコラーゲンを作る原材料となります。ただし、お肉の場合は、脂肪分の摂り過ぎには注意が必要です。
表情筋を鍛える
肌がたるむ事によって出来るたるみ毛穴を改善するためには、肌のハリを取り戻す必要がありますが、化粧品やスキンケア、食事以外にも、顔の筋肉である表情筋を鍛えるというのも効果が期待できる方法です。
基本的な表情筋を鍛える方法は、「あ、い、う、え、お」と言いながら顔を思いっきり動かすなどのエクササイズや体操を行うと良いです。
顔の筋肉を鍛えたえる方法としては、「顔痩せ体操・エクササイズ」のページで絵を載せて分かり易く紹介しているので参考にしてください。
「色素沈着(メラニン)の毛穴」の黒ずみを消す方法!
色素沈着(メラニン)の毛穴とは、紫外線の影響で、肌のメラニン色素が増えてシミと同じような原因で黒くなっている場合です。シミが原因の毛穴の黒ずみなので、触ってザラっとしていなかったり、毛穴に詰まりが無い場合には、「色素沈着(メラニン)」が原因である可能性があります。
紫外線を浴びると、人間の皮膚はダメージを受けます。この紫外線のダメージから肌を守る為に黒い色素であるメラニンが皮膚内部で作られます。このメラニンは、皮膚の奥深い部分に作られますが、お肌のターンオーバーによって、徐々に皮膚の表面に現れるとシミとなって見えるようになります。
シミが出来る原因は何か?
一般的には、シミが出来る原因は、「紫外線」を浴びることで出来ると言った事が有名です。その為、日焼け止めや日傘などで紫外線対策を行うのが大切です。
この他にもシミが出来る原因としては、肌の摩擦があります。例えば、毛穴の汚れを取ろうと、押し出したり、毛穴シートパックをしたり、ゴシゴシ洗ったり、タオルでゴシゴシ肌を拭くなど、肌に刺激を与えていると、その刺激が原因でメラニン色素が増えてシミになる場合があります。
また、化粧品など、肌につけるモノが合わない場合も刺激となってシミが出来る場合があるので注意が必要です。
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色素沈着(メラニン)のシミを新しく作らない!
- 紫外線対策(日焼け止め)
- 肌を擦らない
- 化粧品など肌に合わないモノは使わない
色素沈着(メラニン)によるシミが原因の毛穴の黒ずみは、
既に出来てしまった、シミをスグに消すのは無理ですが、まずは、新しく毛穴の黒ずみの原因になるシミが出来ないように注意する必要があります。
美白化粧品で、出来てしまったシミにアプローチ
色素沈着(メラニン)が原因の毛穴の黒ずみを1日でも早く消したい場合には、美白化粧品を使うと良いです。黒くなった肌は、お肌のターンオーバーによって、垢として剥がれおちるまでには長い時間がかかります。
そこで、出来てしまったシミにアプローチする美白化粧品でシミケアを行うと良いです。シミを薄くする為には、シミを漂白すると言われている「★⇒ハイドロキノン」が配合されている化粧品を選ぶと良いです。
お肌のターンオーバーを促進して、早くシミをなくす
シミは、基本的に肌の奥で作られて、お肌のターンオーバーと共に、皮膚の表面に上がってきます。この為、お肌のターンオーバーを促進させる事が出来れば、その分、早くシミが垢として剥がれ落ちると言うことになります。
その為、お肌のターンオーバーを促進する為に、睡眠や食事、運動など生活習慣を正すことも大切です。また、ピーリングなど適度に取り入れるのも良いと思います。
「うぶ毛が原因の黒ずみ毛穴」の治し方!
毛穴の黒ずみの原因が、うぶ毛である場合は、うぶ毛を剃ることで、毛穴の黒ずみが目立たなくなる可能性があります。
ただし、ニキビや吹き出物が出来ている場合には、なおるまで我慢しましょう。また、敏感肌で剃るだけで肌が痛い場合には、「こんにゃくスポンジ」や抑毛効果がある「豆乳ローション」などを使って見るのも1つの方法です。
⇒★こんにゃくスポンジとは?
⇒★豆乳ローションとは?
「角化異常が原因の黒ずみ毛穴」の対処方法
角化異常とは、ミカンの皮のようなクレーター状になっている肌のことです。角化異常によって、毛穴の周辺の細胞が変形している為、見た目に凹凸が分かります。
もしも、毛穴の黒ずみの原因が角栓やうぶ毛、たるみ毛穴などの今までに説明してきたモノに当てはまらず、毛穴がポコポコと陥没している場合には、角化異常ではないかと考えます。
角化異常(クレーター)毛穴の解消方法とは?
角化異常(クレーター)の場合は、肌に凹凸が出来ているので、自宅でのスキンケアでの改善は非常に難しいと言われています。手軽に治したい場合には、美容皮膚科や美容外科などで、レーザー治療などの専門の治療が効果的です。
どうしても自宅で、自分で肌の凹凸を治したい場合には、アミノ酸の一種の「グリシルグリシン」が入っている美容液を使うと、毛穴の部分の角化にアプローチが期待できます。
なお、出来れば普段の生活でも早寝早起きで十分な睡眠をとり、抗酸化物質を多く含むブロッコリー、パプリカ、鮭、ブルーベリーなど食べて、炭水化物や糖質を控える食事を心掛けて、健康的な肌になる努力も同時に行うと良いです。
やってしまいがちな、間違った毛穴ケアとは?
ここでは、毛穴の黒ずみを解消するために、ついつい、やってしまいがちな間違った毛穴の黒ずみケアを紹介します。
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具体的に、やってしまいがちな間違った毛穴のく黒ずみケアの方法としては、
- ゴシゴシ洗う
- タオルでゴシゴシ拭く
- 毛穴シートパックを使う
- 毛穴の黒ずみを強引に取り出す
- 毛穴が詰まっていないのに黒ずみケアをする
と言ったような事をしている人もいます。
上記のようなスキンケアを行っていると、毛穴の黒ずみがひどくなる可能性があるので注意する必要があります。
┗やってしまいがちな間違った毛穴ケアの詳細説明はコチラを展開
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「ゴシゴシ洗う」の間違えとは?
毛穴の黒ずみを取りたくて、クレンジングや洗顔でゴシゴシと洗っていませんか?洗い過ぎると、肌に必要なセラミドなどの保湿成分が流出して、肌の乾燥の原因になるケースがあります。また、ゴシゴシ洗うことで、過度な摩擦が原因で、メラニンが出来てシミが出来る原因にもなります。
「タオルでゴシゴシ拭く
洗顔後、濡れている顔を拭くのに、タオルでゴシゴシ拭いていませんか?ゴシゴシ、顔を拭くことで、顔を摩擦することで、シミが出来る原因になる可能性があります。この為、濡れた顔を拭く場合には、タオルを顔に押し当てて、水分を顔からタオルに移すように優しく行うと良いです。
「毛穴シートパックを使う
毛穴に詰まった角栓や皮脂汚れを、見た目に気持ちいいぐらい取ることが出来るのが、毛穴パック(毛穴シートパック)です。この毛穴シートパックを使うことで、ゴッソリと毛穴の黒ずみの原因である皮脂汚れや角栓が取れるので気持ちいいと思います。
しかし、毛穴パック(毛穴シートパック)は、テープを肌に張り付けているような状態なので、肌に強い刺激になります。一時期は、毛穴の黒ずみも綺麗に取れて気持ちいいのですが、何度も頻繁に行っていると、次第に毛穴が大きく開いきたというケースもあるので使用は注意が必要です。
「毛穴の黒ずみを強引に取り出す
鼻の毛穴からブツブツ、黒ずみが出ている場合には、指で押しだしたり、コメドプッシャー(角栓プッシャー)やピンセットで取り除いたりと、無理に黒ずみを取り除く人もいます。このように、過度に毛穴のブツブツを強引に取り続けていると、毛穴が広がる原因になる事もあるので注意が必要です。
「毛穴が詰まっていないのに黒ずみケアをする
毛穴の黒ずみは、角栓が毛穴につまっているのが原因だと思い込んでいる人も多いと思います。しかし、実際には、毛穴に何も詰まっていないのに、詰まっていると思ってケアをしている場合があります。
このように無意味なケアを行い過ぎると、肌への刺激が強くなりすぎて、逆効果になる可能性もあるので注意が必要です。
睡眠や運動でお肌のターンオーバーを整えるのも大切!
いくら毛穴の黒ずみを取るためにスキンケアや食事に気を使ったとしても、生活が乱れている場合には、なかなか改善は見込めません。
特に、睡眠は、眠っている間に、活発に細胞分裂が行われて、お肌のターンオーバーが行われているので、睡眠はシッカリと確保する必要があります。特に、眠りについて最初の3時間は、成長ホルモンの分泌が活発になるので、睡眠の質も意識する必要があります。
また、適度な運動を生活習慣に取り入れることで、カラダの代謝がよくなって、お肌への良い効果も期待できます。もしも、毛穴の黒ずみの解消を目指したい場合には、生活習慣をただすことも一度は考えてみるのがオススメです。
まとめ
毛穴の黒ずみと言っても、実は、その原因によって対処方法も違ってきます。
しかし、基本的に大切になるのは、
- 正しいスキンケア
- 睡眠でお肌のターンオーバーを促進する
- 適度な運動で代謝アップ
- バランスの摂れた食事で栄養補充
さらに、毛穴の黒ずみを除去して解消したい場合には、洗顔やクレンジングで汚れを落とし、化粧水や美容液で栄養や水分を与えて、乳液やクリームで保湿をして、肌が乾燥しないようにすると言った方法が基本です。
これは、毛穴の黒ずみに限らず心がけると良いスキンケアのポイントなので、角栓などの黒ずみ毛穴だけではなく、美肌を目指したい人にも参考になると思います。
是非とも、あなたの毛穴の黒ずみの除去、解消にお役立て頂ければと思います。