■頑固な便秘の解消法、知りたくないですか?
お腹がポッコリ張って苦しい・・・
便が硬くてなかなか出ない、痛い・・・
ヨーグルトや野菜を食べても解消しない・・・
乳児、幼児などの子供が便秘で可愛そう・・・
高齢者が便秘で苦しんでいるので改善したい・・・
薬を使っていると大腸が機能しなくなりそうで怖い・・・
などなど、便秘で苦しんでいる人は、女性だけではなく、赤ちゃんや乳児、幼児などの子供から高齢者まで、幅広い人の深刻な悩みです。
便秘になると、ニキビや肌荒れ、お腹の張りが苦しく、お気に入りの洋服が切れなくなったり、固い便で痛い、腹痛で辛い、コロコロ便、出そうで出ないなど、健康だけでなく美容面にも悪影響がでるので辛いですよね!
このような辛い便秘を、1秒でも早く解決したいと思っている人に、「即効性が期待できる便秘解消法」を7つ紹介します。
7つの便秘を即効で便意が期待できる方法を紹介するので、あなたに合った方法が見つかると思います!
そもそも、便秘とは?あなたは本当に便秘!?

便秘とは、自然な排便のリズムが乱れて長時間、便が腸内に長期間とどまっている状態です。通常は、健康な人なら1日に1回は便通があるのですが、便秘になると便通が2日~3日、ひどくなると1週間~10日に1回の排便になるケースがあります。
しかし、2日~3日に1度の便通でも、苦痛がなく、スッキリと満足できる排便である場合は、便秘ではありません。
逆に、毎日、便通があっても、残便感や不快感などがある、苦痛がある排便の場合には、便秘である可能性があります。ここで紹介している便秘解消法を試してみましょう!
なぜ、便秘になるの?便秘の原因とは?

便秘になる原因を知れば、便秘を解消する為に「やってはダメな事」を知ることが出来ます。いくら便秘の改善方法を実践して、便秘の治し方を試しても、便秘の根本的な原因になることを続けていては、効果が実感しにくくなります。
より即効性を持って、スグに便秘を改善したいと思った場合には、便秘解消の為に「やってはダメな事=便秘の原因」を理解しておきましょう。
便秘の原因とは?
便秘になる原因は、何でしょうか?基本的に便秘になる原因は、腸の内容物を動かす機能が低下している事が原因で、排便がスムーズに出来なくなっている状態です。
この腸の動きが低下している原因を知れば、便秘対策も取りやすいので、どの、便秘解消方法を実践すれば良いかも見えてきます。
具体的に、便秘になる原因として多いのは、
- ストレス
- 食事量が少ない
- 食べ過ぎ
- 食物繊維不足
- 腸内環境が悪い
- 水分不足
- 便意を我慢する事が多い
- 運動不足で代謝が悪い
- 筋力の低下
- 冷え性
- 冷たい飲み物・食べ物が好き
- 下剤に頼っている
- 薬の副作用
- 病気が原因
と言ったようなモノが考えられます。
あなたの生活習慣をチェックして、上記のような事に思い当たる部分があれば、それを改善すれば、便秘解消の近道です。特に、ここでは、即効性がある便秘解消法を紹介しているので、スグに便を出したい人には適しています。
便秘になると起こる症状とは?

便秘になると、どのような症状がでるのでしょうか?便秘と言えば排便が出来ずに、腸内に便を溜めている状態ですが、この便を腸内に溜めることで、どのような症状が起こるのかを紹介します。
ここで紹介している症状に思い浮かぶ点があれば、便秘を解消すれば、同時にその症状も治るかもしれません。
具体的に便が出ない便秘が原因で起きる可能性がある症状としては、
- 肌荒れ、ニキビが出来る
- 腹痛・胃痛でお腹が痛い
- 腰痛や頭痛になる
- ポッコリとお腹が張って辛い
- お腹にガスが溜まる
- 鬱(うつ)になる
- 不眠症になる
- 精神的にイライラする
- 吐き気がして苦しい
- 口臭・体臭がクサイ
- おならが臭い
- 便が硬いので排便が痛い
- コロコロした便になる
- 固い便で痔になり痛みを感じる
- 発熱する
- むくみ
と言ったように、様々な症状が便秘で起こる可能性があります。
便秘の症状として多いのが、下っ腹がポッコリとするお腹の張り、肌荒れ、ニキビだと思います。また、人によっては、便秘が原因で体臭、口臭、便やオアラが臭いと言った症状も出る事があるようです。
さらに、便秘が原因の症状としては、鬱病(うつびょう)や不眠症、イライラするなど、精神的にも問題を引き起こします。
ここでは、出来るだけ便秘を、1秒でも早く解消したいと思っている人に役立つ方法を紹介しているので、便秘の改善にお役立てください。ただし、根本的に、慢性の頑固な便秘を根本的に治したい場合の腸内環境を改善する方法も紹介しています。
即効性がある方法を実践しつつ、根本的に頑固な慢性便秘の治し方として、役立つ改善方法を生活習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?
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便秘解消は、短期と長期の2つの目線が大切!?
頑固で治らない辛い便秘!どうすれば解消するのか?
便秘は、食習慣や生活習慣の変化、運動不足、筋力低下など、様々な事が原因ですが、実際に、どのような解消方法があるのでしょうか?
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- 即効性が期待できる便秘解消方法
- 腸内環境を改善する根本的な方法
の2つに分けて紹介します。
まずは、即効性が期待できる便秘解消法を試すと良いです。便が出ない辛い便秘を即効で解消して、便を出す方法を試してスッキリしましょう。
ただし、即効性がある方法で、便を出すことが出来たとしても、根本的に体質改善が出来ている訳ではありません。そのため、食事や運動など、根本的に腸内環境を整えて、便秘を根本的に改善して、「即効性が期待できる便秘解消方法」を行わなくても良い体質づくりも同時に目指していきましょう。
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即効性が期待できる便秘解消法【7選】

ここでは、便秘解消方法として、即効性が期待できる改善方法を紹介します。
今すぐ、出さないとお腹が張って辛い!お気に入りのスカートがはけない!と言ったような緊急性がある人が試すと良い便秘改善、治す方法を紹介します。
具体的な即効性が期待できる便秘の解消法、治し方としては、
- 1:下剤などの薬
- 2:浣腸を使う
- 3:つま先立ち
- 4:マッサージ
- 5:うつ伏せ
- 6:ツボ押し
- 7:朝、冷たい水を飲む
と言った方法が即効性が期待できる便秘改善法です。
1:下剤などの薬を飲む

下剤などの薬を使うのが、確実に便を出す方法です。ひどい便秘で、1週間など便が出ないで溜めこんでいる場合には、一度、下剤などの薬を飲んで1度、出してから便秘解消法を実践するのも1つの方法です。
長い間、腸に便を溜めていると、便から水分がなくなり硬くなり、大腸内で便が停滞してしまうので、一度、下剤で出してしまうのはいい方法です。
しかし、下剤は、一時、緊急的に使うものです。もしも、便秘で便が出ないからと言って、下剤などの薬を多用すると、大腸の動きが鈍くなり運動をやめてしまうので、逆に「便秘が悪化」してしまいます。
さらに怖いのが、下剤などの薬は、カラダが慣れてくるので、使い続けると便意を自然に感じることが出来なくなり、さらに強い下剤がないと排便できなくなるので注意が必要です。
※下剤などの薬の使用時の正しい使い方・注意点
下剤、便秘薬を飲む場合の使い方としては、
- どうしても!という非常時にのみ下剤を使う
- 頻繁に便秘薬を使うと、逆に便秘が酷くなるので注意!
- 薬局で市販の下剤を購入する時は薬剤師に相談して症状に合ったモノを買う
- 一時的に便秘薬を使ても、その後は食事や運動など生活習慣の改善をする
- 便秘薬は、便秘を治す薬ではない!
と言ったような注意点は守る必要があります。
便秘薬、下剤には、色々と種類があります。それぞれの薬の種類によって使い方は変えるべきです。
便秘薬の効果が出るまでの時間
便秘薬を飲んでから便が出るまでは、基本的に8時間~10時間程度、かかるのが基本となるようです。ただし、腸の長さは、個人差があるので、参考程度にする必要があります。
人によっては、夜飲んで朝に効くと言った便秘薬を飲んでも、夜飲んで、翌日のお昼の15時に便が出たという人もいるようです。この為、便秘薬を購入する場合には、パッケージ(箱)を確認したり、薬剤師に確認すると良いです。
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※安心して使いやすい酸化マグネシウム系の便秘薬
酸化マグネシウム配合の便秘薬が比較的に安心して使いやすいようです。
便秘薬にも色々とありますが、その中でも「酸化マグネシウム」は人気で効果が期待できるようです。また、マグネシウムは、ミネラルの1種で、人間の体内にも存在するモノなので、特に目立った副作用を気にしないで、刺激の少ない便秘薬です。
マグネシウムの効果、効能としては、腸内を通る時に水分を吸収する働きがあります。そして、マグネシウムは、腸内で、再び水分が取られないので、便を柔らかくしつつ、カサを増やしてくれます。
マグネシウム系の便秘薬は、妊婦さんでも服用できるようです。ただし、マグネシウム系の便秘薬は、腎臓病や心臓病の人は医師に相談しないと危険になる場合があるようです。また、カルシウムと同時にマグネシウム系の便秘薬を同時に摂るのも危険性があるので注意が必要です。基本的に医師や薬剤師の専門家に相談してから服用しましょう。
※注意が必要な効果が強い「アントラキノン系下剤」
アントラキノン系下剤は、薬局などで気軽に買える市販の便秘薬です。即効性があるので、どうしても便が出ない場合には、アントラキノン系下剤を利用する人も多いと思います。
しかし、アントラキノン系下剤は、即効性がある反面、副作用があるので注意が必要です。効果があるからと言って、知らずに副作用の強い便秘薬を使わないようにしましょう。
具体的にアントラキノン系下剤の副作用としては、腹痛、嘔吐、腹鳴りなどがあるので、長期の服用は注意が必要です。
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2:浣腸を使う

便秘の時の解決方法で、即効性でスグに効果を実感したい場合には、浣腸を使うと良いです。浣腸は、お尻から液体を入れて腸を刺激する事で排便を促します。
浣腸の場合は、便秘薬と比べても即効性が高く、3分~10分程度で、排便が出来るので、苦しくて出したいのに出ない場合には助かります。
ただし、浣腸は、便秘薬と同じように使い続けるとカラダが慣れてしまい、何度も使っていると浣腸を使っても、便意が来なくなります。この為、浣腸は、最終手段として使う程度にしましょう。
3:つま先立ちで、便秘を即効解消!

手軽にできて、何も道具がなくても便秘を即効で解消したい場合には、まずは、「つま先立ち」を実践してみてください。上記の写真の様に、ピンと足を延ばして立つだけで良いので簡単です。
「つま先立ち」のやり方
具体的な、便秘解消法としての「つま先立ち」の方法、ポイントとしては、
- つま先立ちをして立つ
- 壁や椅子に手をつくとバランスがとりやすい
- 立っている時間は5分程度が目安
- 家の中で靴を履かずに裸足で行う
- つま先立ち中は、歩かずにその場に立つ
と言った点がポイントになります。
基本的に、「つま先立ち」をするだけなので簡単ですが、実際に行うとつま先で立ち続けるのはしんどいです。
この為、初めは1分ぐらいから実践しても良いですが、基本的に長い時間やった方が効果が高いと感じています。
ただし、無理しすぎると筋肉痛になったり、ケガをするかもしれないので、適度な時間を行うと良いです。
つま先立ちが効果がある理由とは?
つま先立ちをするだけで、便秘を解消して便が出るのか?と言った点が気になると思います。
具体的に、つま先立ちが便秘に効く理由としては
- ふくらはぎの筋肉を使う事で血行促進
- 足腰の筋肉が強化される
- 腹筋が強化される
- 排便に使う筋肉が刺激される
- 基礎代謝が向上する
と言ったような点が挙げられます。
便秘になるのは、大きく言えば腸の働きが低下しているのが原因です。この為、腸の動きが悪いということは、血行が悪くなり、腸の代謝が低下している可能性があります。
このように血行不良や代謝が低下しているのが原因の便秘である場合は、つま先立ちで血行や代謝の改善が期待できます。
つま先立ちは、安心して出来る
便秘薬や浣腸は、一時的に排便はできますが依存してしまい、継続して使い続けると、逆に便秘がヒドくなる危険性があります。
これに対して、つま先立ちは、依存して便秘が悪くなるという事はないので気軽にできますね。
4:便秘の人にお勧めなマッサージ

便秘になっている人は、基本的に腸の動きが鈍くなっています。この為、マッサージをして腸の働きを良くするのも便秘解消法として1つの方法です。
なお、マッサージを行う場合は、基本的に体調に合わせて無理しないようにしましょう。
マッサージでの便秘解消法のポイント
マッサージを行う場合は、シャツなど薄めの洋服を着た状態で良いです。もしも、裸で行う場合には、マッサージ用のクリームを使い、滑りを良くすると行いやすいです。
マッサージの後は、水を飲む
マッサージをした後は、必ず常温の水を一杯飲むようにしましょう。マッサージ後に水を飲むことで、体内の老廃物の流れを良くするのが目的です。
便秘解消のマッサージ一覧
便秘解消が期待できるマッサージを複数紹介します。便秘で悩んでいる場合は、上から順番に試してみると良いです。
ここでは、下記の6つの便秘解消が期待できるマッサージを紹介します。
- お腹の円運動で、腸を動かすマッサージ
- 凝りがある部分を集中的にほぐすマッサージ
- 腰を温めるマッサージ
- 下腹部のS字結腸を刺激するマッサージ
- お尻を刺激して、排便を促すマッサージ
- ガスでお腹が張っている時のマッサージ
お腹の円運動で、腸を動かすマッサージ

お腹の円運動のマッサージは、腸全体を刺激する基本的なマッサージ方法です。はじめに行うと良いマッサージです。
具体的なお腹の円運動のマッサージのポイントは、
- 最初は、おへその周辺に手を持って行くスタート
- おへその周辺から「の」の字を描くようにマッサージをする
- おへその周辺、小腸から大腸を通じて肛門に向けて行う
- ゆっくりと優しく撫でるように行う
- 軽く押しつつ「の」の字のように動かす
- 1度に10回~30回で適度な回数
と言った方法が基本的な方法です。
基本的な手の動きとしては、
- オヘソ周辺
- 右下
- 右上(あばら骨の下5センチ)
- 右から左に真横に移動
- 下に手を動かす
- 肛門の方向へ移動
と言った順番に行います。
基本的に、おへその当たりの内臓から初めて、大腸を「の」の字に周って肛門に向かってマッサージします。
凝りがある部分を集中的にほぐすマッサージ

基本的な手の動きは、「①お腹の円運動で、腸を動かすマッサージ」と同じく「の」の字を描くように、肛門に向かってマッサージします。
マッサージのポイント
「②凝りがある部分を集中的にほぐすマッサージ」のポイントは、腸の硬い部分を探しながら行う点です。
特に硬さを感じた部分は、入念にマッサージしてほぐします。ほぐすことで、血行を良くして温めて、腸の活動を良くするのが目的のマッサージです。
腰を温めるマッサージ

便秘になる原因の1つに、腸が冷えている場合があります。腸が冷えることで、血行が悪くなり腸の動きが鈍くなり、排便がしにくくなるケースがあります。そのような場合には、「腰を温めるマッサージ」を試してみると良いです。
マッサージの手順・ポイント
マッサージの方法は、両手で背中を上下にさすって暖めるだけです。この時の「腰を温めるマッサージ」のポイントは、手の平と指を使って、腰にを包み込むようにして動かすことです。
このマッサージは、他のマッサージと違い、腸へ刺激を与えて排便を促すのではなく、温めて血行を良くするのが目的です。
下腹部のS字結腸を刺激するマッサージ

下腹部のS字結腸は、大腸の一番最後から肛門にかけての部分です。この部分は、S字になっているので、一番、便が詰まりやすい部分です。
マッサージの方法
具体的なマッサージの方法は、
- 仰向けに寝る
- 片手の親指以外の指を腹部の左にそえる
- もう片方の手は添えるだけ
- 腹部の左下から徐々に斜め下に手をおろす
- 手は20回程度押しながら動かす
- 足の付け根まで手が行ったら1セット
と言ったような手順で行います。
上記のように、腹部の左下から鎖骨の内側を軽く押してマッサージすることで、溜まっている便を肛門へ送るイメージをします。
お尻を刺激して、排便を促すマッサージ

便意を促進する方法として、お尻を刺激するのも方法もあります。基本的には、上記の子供の写真のようにうつ伏せになり、足を上げて、カカトでお尻を叩けばOKです。
お尻を刺激して便意を促進させる方法は、
- うつ伏せに寝る
- ヒザまで両足とも上げる
- カカトで、お尻を叩いて刺激する
といった方法で、お尻を刺激する事で、便意が起こりやすくなります。
カカトでお尻を叩く時は、足を交互に動かすと良いです。
ガスでお腹が張っている時のマッサージ

便秘で、腸に便が溜まっている時は、お腹にガスも溜まりやすくまっています。便と同時にガスが溜まっても、お腹が辛くなるので、そのようにガスでお腹が張っている場合は、このマッサージ方法を行うと良いです。
マッサージの手順
具体的な、お腹のガスを出す為に適したマッサージは、
- 仰向けに寝ます。
- ヒザは曲げ、立てておきます。
- お腹の右下から「の」の字のように手を動かす
- 上記の絵の①~⑤の数字の部分でお腹を手で押す
と言った手順で行います。
上記の通り、大腸の右下から肛門に向かって腸をおすことで、肛門に向かってガスを移動させます。
マッサージの時のポイント
この「ガスでお腹が張っている時のマッサージ」は、腹式呼吸を行い、息を吐く時に両手の指で押すのがポイントです。さらに、ゆっくりとジックリ指で押します。
うつ伏せゴロゴロ運動で便秘解消

うつ伏せゴロゴロ運動は、手で行う「便秘の人にお勧めなマッサージ」では効果が実感できない人にお勧めな便秘解消法です。
うつ伏せになると、腸を圧迫して苦しいのでは?と言ったイメージもあるかと思いますが、実は、便秘にも効果的な方法です。
うつ伏せのメリット
便秘になる原因の1つは、腸の動きが鈍くなり十分にぜん動運動ができないので、便が溜まってしまいます。そこで、腸の動きを活発にする為に手でマッサージをするのも効果的な方法です。
しかし、手でマッサージをしても、小腸は複雑な構造になっているので、手だけでは十分にマッサージできない場合があります。その為、うつ伏せゴロゴロ運動を行うと腸全体に直接刺激を与えることが出来るメリットがあります。
うつ伏せゴロゴロ運動のやり方・方法
うつ伏せゴロゴロ運動は、非常に簡単に行うことが出来る便秘マッサージです。
具体的なうつ伏せゴロゴロ運動の方法、手順は、
- 10分間、うつ伏せになる
- その後、左右にゴロゴロと5回以上寝転がる
と言った様に非常に簡単です。
うつ伏せになり、ゴロゴロと転がることで、小腸に刺激できるうえに、大腸のぜん動運動も促してくれるので便秘解消効果が期待できます。また、ガスがお腹に溜まって貼っている人にもお勧めな方法です。
ツボ押しで便秘を解消する方法
便秘解消に期待できるツボを紹介します。ツボを押すことで低下している腸の血行を促進し、ぜん動運動を改善して、便秘解消を目指せます。
ただし、吐き気や血便、激しい腹痛を伴うような便秘の場合は、腫瘍や炎症など、普通の便秘とは違うので病院でチェックするのがおすすめです。
便秘に効果が期待できるツボとは?
ここで紹介する便秘解消の効果が期待できるツボを10個紹介します。
便秘にも効果が期待できるツボとしては、
- 合谷(ごうこく)
- 神門(しんもん)
- 支溝(しこう)
- 間使(かんし)
- 三陰交(さんいんこう)
- 足三里(あしさんり)
- 太衝(たいしょう)
- 天枢(てんすう)
- 大巨(だいこ)
- 気海(きかい)
- 便秘点(べんぷてん)
- 大腸癒(だいちょうゆ)
というツボがあります。
それぞれのツボによって、効果効能にも差があるので自分に合った方法を利用すると良いです。
手と腕のツボ
ここでは、便秘解消に効果が期待できる手と腕にあるツボの位置、押し方を紹介します。基本的に手と腕のツボは左右対称なので、両手、両腕のツボを押すと良いです。
合谷(ごうこく)

合谷(ごうこく)のツボは、大腸の働きを整える効果が期待できます。便秘のタイプとしては、便やオナラが臭い人、コロコロした便がでる人、便秘による肌荒れの人にオススメです。
また、万病のツボとも言われており、便秘以外にも生理痛、頭痛、肩こり、歯痛、眼精疲労など様々な症状に効果が期待できます。
合谷のツボの位置
合谷(ごうこく)のツボの位置は、手の甲側の人差し指と親指の間の付け根で、少し人差し指寄りにあります。骨と骨の間にあり、指で指圧すると分かり易いです。
合谷のツボの押し方
このツボは、逆の手の親指で指圧すると良いです。コツは、親指を人差し指の骨の下に潜り込ませる感じに押すと、痛気持ちいいです。また、息を吐きながら指圧つると良いです。
神門(しんもん)

神門(しんもん)のツボは、便秘以外にも不眠、ストレス、味覚障害、心臓の経路などの心臓や精神状態に深くかかわっています。
神門のツボの位置
神門(しんもん)のツボは、手の平側の小指側の手首の付け根にあります。
神門のツボの押し方
親指でグリグリと押すといいのですが、筋と骨の間にあるので、押しにくい場合には、ボールペンなどを使うのも良いです。
支溝(しこう)

支溝(しこう)は、便秘の名穴とも言われ便秘に効果が期待できるツボです。便秘以外にも痔、頭痛、目まい、耳鳴り、心筋梗塞、皮膚病などにも効果が期待できます。
支溝のツボの位置
支溝(しこう)のツボの位置は、手の甲側の手首とヒジの中間ぐらいで、骨と骨の間にあります。
支溝のツボの押し方
このツボは少し強めに押すことで、ココだと分かります。1回で10秒押すのを1セットとして、5セット~6セット繰り返すのが目処になります。
間使(かんし)

間使(かんし)のツボを刺激することで、腸の働きを活発にして、排便を促進する効果が期待できます。このツボは、便秘に対して即効性が期待できるので、トイレの中で、便が出ないと思った時に指圧すると良いです。
間使のツボの位置
この間使(かんし)のツボの位置は、手首にある横ジワから指4本程度下で、筋と筋の間にあります。
間使のツボの押し方
親指の腹で押すと良いです。他の指は、手首の甲側を支えて、親指だけをツボに充てて、揉むように押します。
足のツボ
足のツボも手や腕のツボと同じように、左右対称に存在するので両足のツボを押す必要があります。
三陰交(さんいんこう)

三陰交(さんいんこう)のツボを指圧すると、便秘解消の効果以外としては、腰痛、イライラ、脚の冷え症、更年期の女性のホルモンバランスを整える、流産防止などの効果が期待できます。
三陰交のツボの位置
この三陰交(さんいんこう)のツボの位置は、脚の内側の、くるぶしから指4本分上、スネの後ろにあるくぼみにあります。
三陰交のツボの押し方
ツボの押し方は、親指でツボを左右に動かしながらグリグリと指圧します。押す時間は、2分~3分程度行うと効果的です。
足三里(あしさんり)

足三里(あしさんり)のツボは、便秘改善以外にも胃痛、胃もたれ、胃炎、腰痛、下痢、食欲不振などに効果が期待できます。基本的に胃腸の働きを整えるので内臓系には効果が期待できます。
足三里のツボの位置
この足三里(あしさんり)のツボの位置は、スネの外側の、ヒザから指4本程度下にあります。
足三里のツボの押し方
このツボは、親指や中指でグリグリと指圧すると良いです。1度に2分~3分、揉むように押すと良いです。
太衝(たいしょう)

太衝(たいしょう)のツボは、血液の循環を良くして、便を柔らかくする効果が期待できるので、お腹が張ったり、残便感がある便秘の人にオススメです。
太衝のツボの位置
この太衝(たいしょう)のツボの位置は、足の甲側の親指と人差し指の骨が重なる部分の、少し指先側にあります。
太衝のツボの押し方
足の親指と人差し指のに、少し力を入れて、手の親指を差し込むように指圧すると良いです。
お腹のツボ
お腹のツボにあるツボも手や腕、脚にあるツボと同じく左右対称に存在します。お腹の場合は、左右を同時に押すことが出来ます。
天枢(てんすう)
天枢(てんすう)のツボの基本的な効果としては、腸のぜん動運動を助ける効果があると言われています。この為、便秘に即効性が期待できるツボと言われて、トイレにすぐ行ける状態で押した方が良いといわれるほど効果が期待できます。
便秘以外にも内臓の働きを良くするので下痢の改善も期待でると言われ、大腸関連には特に効果が期待できます。
天枢のツボの位置
この天枢(てんすう)のツボの位置は、おへその左右、指2本~3本横です。
天枢のツボの押し方
このツボの効果的な押し方は、おへその横を両手の指(人差し指、中指、薬指)でまとめて、左右同時に押すと良いです。カラダは、仰向けになるか、座っている場合は、少し前に倒して、くの字になるように指圧します。
息は、ゆっくりと吐きながら押し、指を離すときは、息を吸いながら行います。回数は、1度に10回程度が目安です。
大巨(だいこ)
大巨(だいこ)のツボは、消化器系、腸の働きを活発にする効果が期待できます。特に、お腹の張りが気になる便秘解消の場合にオススメです。
このツボは、指で指圧する以外にも暖めることで、腸の働きを活発にすることが出来ます。
大巨のツボの位置
大巨(だいこ)のツボの位置は、天枢(てんすう)のツボの下、指3本程度の位置にあります。この為、大巨(だいこ)のツボは、天枢(てんすう)のツボを押した後に、手を下にさげて連続して指圧すると良いです。
大巨のツボの押し方
この大巨(だいこ)のツボを押すときは、人差し指と中指を重ねて、揉むようにして指圧すると良いです。両手で、左右のツボを同時に押すことが出来ます。
1回で10秒、息を吐きながら、1セットとして4セット~5セット行うと良いです。
気海(きかい)

気海(きかい)のツボは、カラダを温めることで腸の働きを良くして、便秘解消をする効果が期待できます。
便秘の原因として、腸が冷えている、お腹を触って冷たいと感じている人、冷たいものを飲んだり食べたりするのが好きな人など、腹痛を生じる便秘の場合にオススメなツボです。
気海のツボの位置
気海(きかい)のツボの位置は、おへそから指2本程度、下にあります。
気海のツボの押し方
この気海(きかい)のツボを押すときは、中指と人差し指を重ねて、ゆっくりと息を吐きながら5秒~10秒程度、ゆっくりと時間をかけて押します。
5秒~10秒を1セットとして、1度に5セット程度を目安に行います。
背中のツボ
背中にあるツボも左右対称に存在します。両手を後ろに回して親指で指圧すれば、左右のツボをまとめて指圧することが出来ます。
便秘点(べんぷてん)
便秘点(べんぷてん)のツボは、名前に「便秘」が入っているので、特に便秘の解消、改善効果が期待できます。便秘の解消法としてツボを指圧する場合には、まずは、「便秘点(べんぷてん)」を押すべきという人もいるぐらいです。便秘以外にも腰痛にも効果が期待できます。
便秘点のツボの位置
この便秘点(べんぷてん)のツボの位置は、肋骨の下から指が2本程度下、背骨から外側に指4本程度外にあります。だいたいの位置の目星をつけて親指で押すと分かります。
便秘点のツボの押し方
効果的な便秘点(べんぷてん)のツボの押し方は、手の平を脇の下の方に向けて、両手の親指でツボを押すと、両方のツボを同時に指圧できます。
大腸癒(だいちょうゆ)
大腸癒(だいちょうゆ)のツボは、「大腸」と言う名前が入っている通り、大腸への作用が期待できるツボです。この為、便秘や下痢、座骨神経痛、腰痛などにも効果が期待できます。
大腸癒のツボの位置
この大腸癒(だいちょうゆ)のツボの位置は、ベルトのラインを基準に、背骨から左右に指2本程度外側にあります。
大腸癒のツボの押し方
このツボも便秘点(べんぷてん)と同じく手の平を体の外側に向けて、親指でツボを押すと指圧しやすいです。
基本的なツボの指圧方法
ツボは、力任せにグリグリと押すと、逆に症状が悪化する可能性があります。
基本的なツボの指圧方法としては、
- 適度な強さで、徐々に強くし、やや強めで押す
- 1度に5秒、左右を1セットを10回が基本
- もっとツボを指圧したいと思ったら朝晩、時間を空ける
- 押すときは息を吐きながら行う
と言ったような方法です。
このように、便秘解消法の基本的な指圧方法は、強くしすぎずに、適度の強さでやり過ぎないのがポイントです。
より効果が期待できるツボを押すタイミング

ツボを押すタイミングで、より効果が期待できるのは、
- お風呂上り
- 睡眠間
リラックスしている時と言った様に、ツボ押しは、心身ともにリラックスしているタイミングが効果的です。
ただし、お風呂上りは、直後は、汗などが出るのを止めてしまう事もあるので、お風呂上りは、カラダが落ち着く20分以上は開けておく方が良いです。
ツボを指圧する時の注意点

ツボは、手軽に、どこでも簡単に行える便秘解消法です。ただし、誰でも、いつでもツボを指圧して良いのか?と言うとそうではありません。
具体的にツボの指圧をしない方が良い人は、
- 妊婦さん
- お酒など、アルコールを飲んだ後
- ツボの場所に怪我や火傷がある場合
- 病気の人
などの時には、ツボは押さない方が良いです。
どうしてもツボを押したい場合には、医師に相談してから行いましょう。
また、高齢者や子供の場合には、若い大人と比べては優しく指圧するように心掛けましょう。
朝起きたらスグに、冷たい水を飲む

朝起きて、スグに冷たい水を飲むことで、胃腸に適度な刺激を与え、腸のぜん動運動を促進させて、便意を起こしやすくします。
特に、日本人に多い弛緩性便秘と言う、腸のぜん動運動が弱っている便秘の場合にいは、効果が期待できる方法です。
根本的な便秘解消を目指さないと、便秘の苦痛は続く・・・

今までに紹介した便秘解消法は、即効性がある分、どうしてもその場限りの一時的な効果でしかありません。この為、どうしても便秘体質を改善するのは難しいです。
やはり便秘を完全に解消できるのが一番の理想であり、目指したいところではないかと思います。
便秘を本当に解消する為のポイント
便秘を根本的に改善したいと思った場合には、腸内環境を改善するというのが大切です。
腸内環境の改善は、生活習慣を見直すのが大切です。
例えば、食事で、
- 食物繊維
- 乳酸菌
- オリゴ糖
⇒野菜や海藻類など
⇒ヨーグルトや漬物などの発酵食品
⇒きな粉、ごぼう、玉ねぎ、えんどう豆など
といったものを意識して食べるようにするといいです。
食事の改善が難しい人は、サプリメントなどで足りていない栄養を補うと便利ですよ!
下記のページの、腸内環境を良くする方法を活用することで、便秘になりにくい、体質改善に役立つ情報を紹介しているので、併せて読んでもらえれば参考になります。
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