基礎体温を上げる方法を紹介します。基礎体温を上げると、「健康と美」を手に入れたいと思いませんか?
基本的に、基礎体温を上げることで、美容や健康、ダイエット、免疫力アップ、妊娠、基礎代謝アップなど、多くの効果が期待できます。もしも、低体温症で、体温が低いことで、何かしらの不都合を感じている場合には、ここで紹介している方法を実践すると良いです。
基礎体温を上げる方法は、もちろんですが、低体温症の症状や原因、改善する為の対策まで、総合的にまとめて紹介しています。
あなたの平熱での体温は何度ですか?
日本人の平均体温は、約50年前には、36.89度でした。しかし、現代人の体温は高い人でも36.2度~36.3度程度で、35度台の低体温になっている人もいるようです。
人間の体温は、1日でも上下しており、朝目覚めたときは36度以上、そして夕方のだいたい午後4時ぐらいになると36.5度以上が正常な体温の目安となるようです。
もしも、1度、体温が低下した場合には、代謝が約12%、免疫力は30%以上も低下すると言われています。
基礎体温を上げるメリットとは?
基礎体温を上げると、どんな良いことがあるのでしょうか?
基本的に基礎体温を上げることで得られるメリットとしては、
- 免疫力アップ
- 基礎代謝アップ
- 血流がよくなる
血流が良くなると、白血球が体内に侵入したウイルスや菌を退治してくれます。また、よく体調が悪くなる人も、体温が低い傾向があるので、基礎体温を上げることで免疫力、基礎代謝を上げると体調も良くなると思います。
この他にも基礎代謝を上げるメリットとしては、
- 病気になりにくくなる
- 基礎代謝があがる
- 痩せやすくダイエット効果が高まる
- 太りにくくなる
- 内臓脂肪の解消でメタボに効果
- 妊娠しやすくなる
- 肩こり、頭痛や生理痛など不快な症状が消える
- ストレスに強くなる
- 病気になりにくくなる
- 癌になりにくくなる
- 血流が良くなる
- 腸のぜん動運動が活発になる
- 便秘予防になる
- 冷え性の改善
- 細胞に十分な栄養が供給され細胞が活性化する
- お肌の状態が良くなる美肌効果
- 筋トレ後の筋肉が増えやすくなる
- 骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防
- 脳の血行が良くなり記憶力の低下を防げる
以上のように、基礎体温が低い人は、体温を上げることで、基礎代謝アップや免疫力を高めるなど、様々なメリットがあります。
具体的に、それぞれのメリットについては、下記で詳しく紹介していきます。
免疫力がアップする
体温が上がると血流が良くなり、白血球のおかげで、ウイルスやガン細胞が退治されやすくなります。これが体温があがれば免疫力がアップすると言うことです。ちなみに、平熱時と比べて体温が1度変わると、免疫力が30%も変わると言われています。
病気になりにくくなる
体温が上がる事によって、体内の血流が良くなります。体内の血流が良くなることで、全身の細胞に酸素や栄養が供給されて、細胞が元気になり、免疫力を高めることが出来るので病気になりいくくなります。
基礎代謝があがる
基礎代謝とは、私たち人間が生きていくためにカラダが生命活動を行う為に消費するエネルギーのことです。例えば、人間が生きていくためには、呼吸や消化、便や尿の排出と言った生理機能、寝ているだけで消費するエネルギーと言ったように、色々と基礎代謝としてエネルギーが消費されます。
この他にも、人間の基礎体温の維持も、基礎代謝で行われています。この為、体温が高くなると、高い体温を維持するために、より多くのエネルギーが必要になるので基礎代謝がアップします。
痩せやすくダイエット効果が高まる
体温を上げると、高い体温を維持するために、基礎代謝が高くなります。この為、ダイエット目的で運動をした場合でも、代謝が低い人よりも高い人の方が、消費カロリーが多く必要になります。この為、体温を上げて基礎代謝がアップした状態でダイエットを行うと痩せやすくなります。
太りにくくなる
体温が上がった状態というのは、高い体温を維持するために、基礎代謝が上がっている状態です。基礎代謝が高い人は、低い人と比べると寝ているだけでも消費されるエネルギーが大きくなります。この為、体温が上がると、体温維持のために必要なエネルギー消費量が多く必要になるので太りにくくなります。
内臓脂肪の解消でメタボに効果
内臓脂肪がたまって、ポッコリお腹のメタボで、健康の不安を抱えている人も多いと思います。基礎体温を上げると体温を維持する為に使われるエネルギー消費量が増えるので、
妊娠しやすくなる
妊活中の人が、基礎体温が36度を下回ると妊娠しにくくなります。正常な基礎体温とは、体温が低い時でも36度以上で、体温が高い時期はプラス0.3度~0.5度ほどになります。この為、体温が36度未満と低い人は、低体温になっているので、妊娠するためには体温を上げることで妊娠しやすい体質に変えることが出来ます。
肩こり、頭痛や生理痛など不快な症状が消える
体温が上がることによって、全身の血流がよくなります。血流が良くなるので、血流が悪いことで起こる頭痛や肩こり、と言った不快な症状の改善が見込めます。
ストレスに強くなる
人間は、体温が下がると、免疫力が下がると心もマイナス思考になり、うつ病になりやすくなります。これに対して、体温を上げて免疫力を上げると、肉体が病気に強くなるのと同時に、うつ病やストレスにも強くなります。
癌になりにくくなる
基礎体温が高いと免疫力がアップします。免疫力が高くなると白血球が活発になります。白血球には、ナチュラルキラー細胞(NK細胞)というモノがあります。このナチュラルキラー細胞(NK細胞)は、癌細胞を殺すことができるので、出来てしまった癌細胞を消滅させる事ができるので、癌になりにくくなります。
これに対して、基礎体温が低いと免疫力が下がります。常に体温が低い低体温の人は、癌細胞が出来やすいという事実もあります。この為、癌予防の為にも基礎体温を上げる方法を実践するのがオススメです。
血流が良くなる
基礎体温が上がることで、体内の血液循環がよくなるので、全身の血流がよくなります。
腸のぜん動運動が活発になる
体温を上げることで、自然と、体内の温度が上昇し、血流が良くなります。血流が良くなると腸内の血行も良くなるので、腸が活発に動きやすくなります。この為、腸の血流が増えることで、腸のぜん動運動が活発になります。
便秘予防になる
基礎体温が上がると、自然と内臓などの体内の温度も上がります。内臓の温度が上がると、腸のぜん動運動が活発になり、便秘の改善、予防効果が期待できます。
冷え性の改善
基礎体温が上がると、全身の血流がよくなるので、自然と冷え性の改善が見込めます。
細胞に十分な栄養が供給され細胞が活性化する
体温が上がると血液循環が良くなるので、自然と全身の細胞への酸素や栄養が行きわたりやすくなります。この為、酸素や栄養をシッカリと得た、全身の細胞は活性化して健康になりやすくなります。
お肌の状態が良くなる美肌効果
基礎体温を上げて、全身の血行が良くなると、全身の細胞に酸素と栄養が行きわたり、細胞分裂もスムーズに行われるようになります。これは肌細胞も同じで、肌細胞が活性化するとお肌のターンオーバーがスムーズに行えるようになり、美肌効果が期待できます。
筋トレ後の筋肉が増えやすくなる
基礎体温が高くなると全身への血流が良くなるので、全身の細胞に十分な酸素と栄養が供給されるので筋肉の修復がスムーズに行える事で、より筋肉量が増えやすくなります。
骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防
体温があがり、全身の血流がよくなると、筋肉だけではなく、骨の細胞を作るのもスムーズに行いやすくなります。その為、食べ物から摂った栄養が骨をスムーズに作りやすくなるので、骨粗鬆症(こつそしょうしょう)の予防効果も期待できます。
脳の血行が良くなり記憶力の低下を防げる
脳内の血流が悪くなると、脳内への酸素の共有量が少なくなるので記憶力、学習能力の低下にもつながります。この脳内への血液循環が問題になっているのが認知症です。基礎体温を高めることで、脳への血液循環を良くする事で、記憶力の低下や認知症の予防が期待できます。
基礎体温が低いと、色々と身体に悪影響を起こす可能性がありますが、体温が高くなることで、上記のように、様々なメリットがあります。
基本的に、上記以外にも、「体温を上げると、血流が良くなることで、様々な症状の改善」が期待できます。
体温はどこまで上げればいいのか?
基礎体温を上げるほうが良いと言っても、普通の人が37度や38度になると病気だと判断されます。この為、病気になりにくい体温で、代謝が良くなる、36.5度が目安の体温になります。
もしも、36度未満になると低体温になり、免疫力が下がり、代謝も悪くなるので、36.5度を目指しましょう。
「低体温」とは、どれくらいの体温からか?
人間の体温は、朝、目覚めたときが一番低く、午後にかけて体温が上がり、夕方が一番体温が上がります。しかし、低体温の人の場合には、夕方になっても体温が上がらない人は、低体温の状態になります。
低体温の人は、冷え性になることがあるので、冷え性の人は、低体温であるか疑うと良いです。ただし、冷え性でない人でも低体温の人もいます。
基本的に低体温の基準は平熱時の体温が36度未満の場合です。
低体温も低体温症も、基本的に体温が下がると言った意味では、どちらも同じです。
しかし、低体温と低体温症は、メディアなどを見ていると明確に違いがあります。
低体温とは、平熱時の体温が35度台以下です。低体温症とは、直腸温などの中心体温が35度以下になった状態を言います。
低体温であるかチェックする方法
実際に、低体温や低体温症であるのか?といった点をチェックする場合には、低体温や低体温症になった時の症状一覧でチェックする事が出来ます。
具体的な低体温の症状一覧&チェック項目としては、
- 平熱の体温が35度
- 食事をよく抜く
- 風邪をひきやすい
- 頭痛で悩んでいる
- 肩など、凝りやすい
- 耳鳴りがする
- 目まいがする
- 腰が重い
- 夜に脚がむくむ
- 生理痛や生理不順である
- あまり食べないのに太る
- 花粉症などアレルギー症状がある
- 気分が落ち込みやすい、ヤル気が出ない
- 疲れやすく、カラダがだるい
- 目の疲れ、かすみがある
- 抜け毛や白髪がが多い
- 薬を飲んでも効きが悪い
- 便秘である
- 下痢になりやすい
- 神経痛がある
- 手足が冷える
- 夜、よく眠れない
上記の低体温の症状に5つ以上当てはまる場合には、低体温や低体温症である可能性があるので、特に、意識して基礎体温を上げる方法を実践しましょう。
低体温の原因とは?
基礎体温が低い「低体温」になっている人の原因とは何でしょうか?ここでは、基礎体温が低い、低体温になる原因を紹介します。基礎体温を上げる方法を試す前に、低体温になる原因を知っておくと、自分の生活で何が問題かが分かり、納得して体温を上げる方法を実践できるので効果が実感しやすくなります。
低体温とは、36度未満の体温の事を言います。体温が低いと、心身共に色々な問題を引き起こすと言われています。
低体温になる一番の基本的な原因とは?
低体温になるには色々な原因があります。ここでは、低体温になる原因を一覧で紹介します。
具体的な低体温になる原因としては、
- 生活習慣の変化による筋肉量の低下
- 運動不足
- 冷房生活で汗をかきにくい生活
- 偏った食事
- ストレスを溜めこんでいる
- 低血圧
- 基礎代謝の低下
- 自律神経の乱れ
- 露出の多い洋服
- カラダを締め付ける服
- 季節外れの野菜や果物の摂取
以上のように、低体温になるには、色々な原因があります。詳しくは、下記で詳しく紹介します。
低体温になる原因は、生活習慣による筋肉量の低下
低体温になる原因の9割が、筋肉量の低下が原因だと言われています。筋肉は、人体の中でも大きな熱発生器官だからです。例えば、50年前の人と現代の日本人を比較した場合に、体温は、約0.7度程度下がっていると言われます。
これはライフスタイルの変化に伴い、運動不足によって筋肉量が落ちているのが原因です。現在は家事をすると言っても洗濯、掃除、料理などもずいぶん楽になりました。50年前は、全て手作業です。
また、昔の人は、畑仕事なども行い、日常的な運動量も多かったと思います。さらに、買い物や仕事など、昔の人歩くことが多かった距離でも、現在は自動車を使う人も多いです。このように、日常的に運動量が低下して筋肉量も減少しているのが低体温の原因です。
運動不足
既に説明していますが、現在は、家事は家電がして、移動は自動車、バス、電車と、必要以上に動く必要がありません。動く必要がないので、どうしても運動不足になります。運動不足になると、筋肉量が落ちて、体温が低下します。筋肉は、体内でも大きな熱発生器官です。
冷房生活で汗をかきにくい生活
最近では、暑い夏でも、冷房のきいた涼しい部屋、お店、電車、バスで過ごすことが多いです。夏でも冷房対策で上着を用意する必要があるぐらいです。このように、暑い夏でも冷房が効いた涼しい部屋にいることで、カラダが冷えやすくなります。また、冷房の影響で、汗をかきにくくなり代謝が悪くなり、体温が低くなる可能性もあります。
偏った食事
低体温になる人は、食事の内容が乱れているのが原因かもしれません。例えば、インスタントやレトルト食品と言ったような偏った食習慣、または、極端に甘いモノ、冷たいモノなどを食べていたり、食べ過ぎ、食事制限が厳しいダイエットをしていると、ホルモンバランスが崩れて低体温になりやすくなります。
もしも、小さい子供が低体温気味の場合は、アイスクリームや甘い菓子、清涼飲料水が摂り過ぎている可能性もあります。
ストレスを溜めこんでいる
ストレスを長く受け続けると低体温になる可能性があります。通常、適度なストレスを感じている時は、自律神経やホルモンの分泌によって、身体がベストな状態であるように身体が自動で調整してくれます。
しかし、過度なストレスや慢性的なストレスを受け続けている場合には、自律神経やホルモンの働きが疲弊してしまい、血流が悪くなり、低体温になります。
低血圧
低血圧とは、心臓から全身に送り出される血流の圧力が弱い人のことを言います。このように血流が弱い低血圧の人は低体温になりやすい傾向があります。もちろん、「低血圧=低体温」であるとは言えませんが、関連性が高いので低血圧の人は要注意です。
基礎代謝の低下
基礎代謝の低下は、運動不足や加齢によって、全身の筋肉量の低下が原因です。筋肉は、体内でも大きな熱発生源です。この為、筋肉量が少なくなると、基礎代謝の低下になり、低体温の原因になります。
自律神経の乱れ
自律神経とは、内臓の働き、ホルモン分泌などを調整している神経のことです。自律神経には、交感神経と副交感神経の2つがあります。交感神経は、活動している時、緊張している時、ストレスを感じている時に活発になります。これに対して、副交感神経とは、休憩している時、リラックスしている時、眠っている時に活発になります。
このように緊張している時、リラックスしている時の体内の状態を自律神経がバランスを取っています。この為、自律神経が乱れると、内臓や血流など、身体のバランスが崩れて低体温になる可能性があります。
露出の多い洋服
特に、夏などは、露出の多いファッションをする女性も多いと思います。露出が多いファッションをしていると、どうしてもカラダが冷えやすくなるので、冷え症になり低体温になる可能性が高まります。
カラダを締め付ける服
カラダを締め付けるファッションは、ラインが細く見えて、スタイルがよく見えます。また、カラダを締め付ける服が流行る時期もあります。ファッションの為に洋服で体を締め付けると、血管が圧迫され続けて血流が悪くなり、体温が上がりにくくなります。
季節外れの野菜や果物の摂取
野菜や果物には、モノによって体温を上げるモノ、体温を下げるモノがあります。基本的に、季節に合った野菜や果物を食べていると問題ないです。夏の野菜は、自然にカラダを冷やすモノが多く、冬の野菜はカラダを温めるモノが多いです。
しかし、最近、スーパーで売られている野菜は、季節に関係なく売られているモノがあります。この為、季節外れの野菜や果物を食べた場合、例えば、冬に体温を下げてしまう野菜を食べると低体温になりやすくなります
以上のように低体温になる原因としては、いくつかの事が原因になっています。
基礎体温を上げる方法とは?
ここからは、基礎体温を上げる方法を紹介します。ここでは、基礎体温を上げる方法として、筋トレなどの筋力アップの方法、ストレッチ、マッサージ、ツボ、睡眠、お風呂、食事などを中心に紹介します。その他にも様々な方法を紹介します。
基礎体温を上げるのに運動習慣で筋肉量アップが大切
基礎代謝を上げるのに大切なのが筋肉量を増やすことです。筋肉量が増えると基礎代謝があがり、体温が上昇します。しかし、普段の生活でデスクワークをしていたり、通勤では電車やバス、自動車、エレベーターなどを使って運動習慣が無い人は、筋肉量が落ちているので、スポーツジムで筋トレをするのがオススメです。
もしも、スポーツジムで筋トレを行う時間が無い人は、エレベーターを使わずに階段を使ったり、地下鉄などの駅の区間が短いところでは1駅、前で降りて歩くなど、生活習慣の中で、運動をする習慣を意識付けると良いです。
特に、普段の生活でも階段を上がる時に、重心を少し落としてお尻や太ももの筋肉を意識したり、モノを持ち上げる時に腕の筋肉を意識するだけでも筋肉量が増します。筋肉量が増えると、カラダが引き締まり、基礎体温があがり、健康になれるので、一石二鳥です。
運動する時間を少しは取れるが、スポーツジムに通うのが難しい場合には、ここで紹介する運動をすると良いです。
ペットボトルを使った筋トレ
ダンベルが自宅にある場合には、ダンベルを使っての筋トレをすると良いです。もしも、ダンベルが無い場合は、ペットボトルに水を入れるとダンベル代わりになります。また、ペットボトルは、重さを自由に変えることが出来るので、無理ない筋トレで続けやすいです。
具体的なペットボトルを使ったエクササイズは、下記の動画が参考になります。
ペットボトルを使ったエクササイズは、辛い筋トレではなく、気軽に出来る運動で全身の筋肉を鍛えることが出液ます。特に、使う筋肉を意識して運動をすると、筋肉量の増大に効果的です。
スクワットで下半身の筋肉量を増やす
筋トレで基礎代謝や基礎体温を上げるのに、効果的なのが、下半身の大きな筋肉を鍛える事です。スクワットは、下半身の筋肉を鍛える筋トレとしても効果的な方法です。また、何も道具がなく行えるので手軽に始めるのにはオススメです。
スクワットのやり方は、
- つま先が平行になるように肩幅に足を開く
- 腰をゆっくりと降ろす
- 床と太ももが水平になるまで腰を下ろす
- 腰を下ろした状態で3秒キープ
- ゆっくりと元の腰を上げる
という方法が基本になります。
スクワットを行う回数は、10回~15回を1セットとして行います。1セットでも、ゆっくりやると、かなりの負荷になりますが、余裕があれば2セットとカラダに合わせてやると良いです。
詳しいスクワットのやり方は、下記の動画が参考になります。
ペットボトルを使ったエクササイズと合わせて、スクワットをやると効果的です。人間の筋肉の7割は下半身にあるとも言われているので効果的に筋肉量を増やせます。
特にスクワットは、入浴後に行うと体温が上がりやすく眠りやすくなるとも言われています。
ウォーキングを1日30分行う
運動習慣が無い人が、いきなり運動をするのは大変ですし、継続できない可能性があります。そのような人にオススメなのが、1日30分、必ず歩くウォーキングです。
仕事や学校、習い事の帰りや、犬の散歩、買い物などに行くときでも良いので、1日30分、歩く習慣を続けます。コツコツ続けることで、三ヵ月もすると全然違ってきます。
ウォーキングのポイントは、
- 目線は約15m先を見る
- いつもよりも少し歩幅をひろげる
- 背中を伸ばして、肩の力を抜く
具体的に詳しい説明は、下記の動画を参考にしてください。
ゆっくりジョギング
ウォーキングに慣れてきたら、ゆっくりと行うジョギングを行うと良いです。ゆっくり走るので、有酸素運動にもなります。ゆっくりジョギングをすると消費カロリーがウォーキングの1.6倍~2倍になり、ダイエット、メタボ改善など健康面で獲れる効果が増します。
ゆっくりジョギングのポイントは、
- 少し前傾姿勢にする
- 歩幅は小さくする
- 歩く人と同じぐらいのスピード
- 目線は約30m先を見る
- 自然な呼吸にする
基本的に、歩幅を小さくして、少し前傾姿勢にして、歩くのと同じぐらいのスピードでゆっくりとジョギングをします。走るスピードが遅いので疲れず、続けやすいです。
詳しくは、下記の動画で確認してください。
ストレッチ
ストレッチは、お風呂上り、または、朝に行うと血流やリンパの流れが良くなり、体温を上げるのにも効果的です。また、カラダが硬いのが原因で、筋肉が硬直して血流が悪くなっているのも解消できます。
下半身太りの人は、股関節のストレッチ
特に女性に多い、下半身太りの人は、股関節が硬い人多いです。股関節が硬いと、脚の付け根にある大きなリンパ節の流れが悪く、冷え性や下半身太りの原因になります。
筋トレを行い筋肉量を増やしつつ、ストレッチで間接や筋肉を柔らかくすると、より効果的に体温を上げることが液ます。
ストレッチの効果を高めるタイミング
一番効果的に、ストレッチを行う為には、カラダが温まりリラックスできているお風呂上りです。入浴後は筋肉も柔らかくなっているので、より効果的にストレッチが行いやすいです。
下記のストレッチを試してみると良いです。時間が無い人は、股関節やひざ裏など、下半身のストレッチを優先してください。
からだにeストレッチ 首のストレッチ
からだにeストレッチ 肩のストレッチ
からだにeストレッチ 背中のストレッチ
股関節ほぐしで太ももダイエット☆骨盤を立てるストレッチ
膝裏の効果的なストレッチ方法
以上のようなストレッチを行うと良いです。基本的に上半身から下半身までの一通りのストレッチを紹介していますが、時間が無い人は、股関節や脚を優先すると良いです。
眠る前に行うストレッチの効果
ストレッチは、入浴後で、夜寝る前の間に行うと良いです。寝る前にストレッチをするとリラックスして寝れるので、より良い睡眠がとれます。
質の良い睡眠は、成長ホルモンが効果的に分泌されるので、疲れが取れやすく、疲れにくい、ダイエット効果を高めたり、肌の状態を良くする、筋トレ後の筋肉量を増やすと言った様々なな効果が、より得やすくなります。
ツボ押しで体温を上げる
ツボを押して体温を上げる方法を紹介します。ツボを押す場合は、力任せの押すのではなく、指の腹で少し強めにいた気持ちいい程度に押すのが効果的です。
具体的に体温を上げるのに効果的なツボとしては、
- 指間穴と虎口のツボ
- 陽池のツボ
- 気海
- 血海
- 三陰交
- 八風
- 湧泉
ツボ押しは、妊娠中や食後スグ、お酒を飲んでいる時などは行ってはいけません。
下記に具体的なツボの位置を紹介します。
指間穴と虎口のツボ
指間穴のツボは、人差し指、中指、薬指、小指の付け根の間です。虎口は、親指と人差し指の付け根の指の間です。
この指間穴と虎口のツボは、親指と人差し指でツボをつまむように揉んでから、指先に向かって引っ張るようにして離します。
指間穴と虎口のツボを指圧する回数は10回程度です。
陽池のツボ
陽池のツボの位置は、手を反らせるとシワになる手首の真ん中にあるツボです。指で押すと少し凹んでいる部分です。
この陽池のツボは、指の腹でグリグリと回すように揉んで指圧します。指圧する時間は、2分~3分程度です。
気海のツボ
気海のツボの位置は、「おへそ」から指1.5本~2本分下にあります。この気海のツボの押し方は、両手の中指と人差し指を重ねてあてて、指の腹でゆっくりと押し込むように、シンワリと指圧します。
指で押すときは、ゆっくりと5秒かけて押して、5秒かけて離すを10回繰り返します。指で押す以外にも、楊枝を束ねて軽く刺激したり、ドライやの温風やカイロで温めても良いです。
ただし、お腹にあるツボなので、食後は、30分は経過してから押すようにしましょう。妊娠中はNGです。
血海のツボ
血海のツボは、ヒザのサラの内側から、手の指3本分上にあります。
押し方は、親指の腹でゆっくり押し込むように指圧します。3秒押して、3秒休むを3分~5分繰り返すと効果的です。
三陰交のツボ
三陰交のツボの位置は、脚の内側、くるぶしの最も高いところから、指4本分上です。脚の骨の少し後ろを押して痛みを感じる部分です。
押し方は、脚と左右反対の親指の腹で足首をはさむように押します。左右の足、共に2分~3分行うと良いです。
八風のツボ
八風のツボは、両足の指と指の間にあるツボです。
押し方は、手の親指と人差し指で、足の指と指の間の上記の赤い丸のツボをはさんで指圧します。少し強めにつまみながら、指先の方に引っ張りながら離します。1つのツボに対して3回~5回行います。
湧泉のツボ
湧泉のツボの位置は、足の裏の人差し指と中指から続く指の骨の間にあります。押すと分かりますが、少しくぼんでいます。
押し方は、手の親指の腹で押すと良いです。1回に3秒押して、3秒離すを繰り返します。
リンパマッサージをする
リンパマッサージを行い、滞っているリンパを流すことで、体内の老廃物を排出して代謝がアップして、体温を上げることが出来ます。
リンパの流れが悪くなり、体内に老廃物や毒素がたまりやすい状態だと、代謝が落ちて体温が下がる原因になる事があります。
下記の動画では、老廃物をシッカリと流す、冷えを解消するリンパマッサージが紹介されています。
足裏マッサージをする
足の裏には、全身の器官に通じていると言われている末梢神経の集合体があります。この為、足裏マッサージを行うことで、全身の器官を活発にして、体温を上げる効果が期待できます。
足裏マッサージは、手をグーにしたり、ローラー、ゴルフボールなどで、ゴリゴリと押してほぐすと良いです。
さらに詳しいやり方は、下記の動画が参考になります。
足裏マッサージで毒素排出~誰でも簡単 時短セルフマッサージ
爪もみ
爪もみを行うと、自律神経が本来の働きを回復するのに役立ちます。自律神経の働きが調整されると、血流がスムーズになり体温や免疫力があがります。
爪もみの位置は、基本的に両手の親指、人差し指、中指、小指の爪の付け根を揉みます。薬指については、交感神経を刺激するので揉まない方が良いみたいです。
爪もみの方法は、反対側の手の親指と人差し指で、爪の生えぎわを両側からつまんで揉みます。
詳しい爪もみの方法は、下記の動画が参考になります。
以上の動画を参考に、日々、爪もみを行って基礎体温を上げると良いです。
体温を上げる生活習慣
ここからは、体温を上げる方法としての生活習慣を紹介します。また、体温を上げる為に行わない方が良い生活習慣も紹介しています。
1日1回は、湯船につかる
毎日、シッカリと湯船につかる習慣を持ちます。お風呂に入るのが面倒で、シャワーで済ませたい人もいると思いますが、1日1回、10分以上は湯船につかって、全身の血行を良くして、体温を上げましょう。
基本的に、湯船に10分~20分程度つかり、体温が1度ぐらい上がったらお風呂から上がります。大切なのは毎日、続けて、お風呂に入ることです。
お風呂に入るのは、朝でも夜でも良いのですが、夜入ると、寝やすくなり睡眠の質が良くなる可能性があります。
半身浴・足湯をする
半身浴をすると、基礎代謝、体温が上がり、血行が良くなります。半身浴は、20分、お風呂に入ることで、カラダの芯まで温まる事ができる健康法です。半身浴が辛い人は、足湯と組み合わせるのも良いです。
肩までお湯につかっている、お風呂の入り方は、カラダの表面が温まっているだけで、カラダの芯まで温まっていないのでスグに冷えてしまいます。芯まで温まることで、体温を上げて、冷え症の解消も期待できます。
半身浴の方法は、
- 38度~40度程度のぬるめのお湯
- 最初の数分、かたまで浸かり、カラダを温める
- 後は、みぞおちまで浸かり、長くお湯につかる
水分不足に注意
半身浴中は、汗を凄くかくので、ペットボトルに常温の水を入れてお風呂場に持って行き、適度に水分を補います。
肩が冷える場合の対処方法
肩が冷える場合には、カラダが冷えないように、肩にタオルをかけると良いです。肩が冷える場合には、適度に肩まで湯船につかって冷えないようにします。
長い時間、半身浴が苦しい場合の対処方法
両足を湯船から出しておくと息苦しくなりにくいです。
薄着を出来るだけ避ける
ファッションでお腹や腰を出したり、薄着をする人もいます。冬の薄着はもちろんですが、夏でも注意が必要です。夏は、屋外は暑くても、部屋に入ると冷房が効いているので、体が冷えてしまいます。
カラダが冷えると、代謝が悪くなり、基礎体温も低くなりがちです。この為、夏でも冷房に対応できるようにカーデガンやストールなどを持ち歩いて、寒い場合には、上から1枚羽織れるようにしましょう。
特に全身が冷えやすいのが、手首、足首、首などの動脈が皮膚のすぐ下を通っているところです。この為、手首、足首、首が冷えると全身の体温も奪われるので、寒さを感じた場合は、手首、足首、首を冷やさないように注意しましょう。
夏でも靴下やストッキングをはく
デスクワークで、長時間、冷房が効いている部屋にいる時は、カラダが冷えてしまうと代謝が下がってしまい、基礎体温も低くなる可能性があります。
このように、毎日、冷房の効いた部屋に長時間いる場合には、夏でも靴下やストッキングをはいたり、必要であれば、カーデガンやストールなど、全身を冷やさないようにする必要があります。
エアコンを使い過ぎない
人間には、本来、暑さ、寒さに対応する能力があります。しかし、エアコンの使い過ぎで、夏は冷房、冬は暖房を使って、快適な室温で生活していると身体の適応能力が弱くなります。この為、エアコンの使い過ぎは良くありません。適度に汗をかく事も大切です。
ただし、真夏に、無理にエアコンを使わないと、熱中症になる事もあるので注意が必要ですが、1日中、部屋の中にいるのではなく、夏でも夜や早朝など、少し涼しくなったら汗を適度にかくようなウォーキングを行い、汗腺がキチンと働く生活習慣を持つのがおすすめです。
質の良い睡眠をシッカリと取る
十分な睡眠時間がとれていないと、自律神経が乱れ、交感神経と副交感神経の切り替えが上手く行えず、血管を圧迫して、体温が下がる可能性があります。
この為、十分に質の良い眠れる時間を確保して、自律神経を整えることで、交感神経と副交感神経のバランスを整えることで、代謝がよくなり、血行がよくなり体温を上げることが出来ます。
夜、靴下を履いて寝ない
冷え性の人など、冬は足が冷えるので、靴下を履いたまま、夜、寝る人もいると思います。靴下を履いて寝ると、足が暖められそうですが、実は、靴下で足が締め付けられるので、足の血流が悪くなるので、逆に足が冷える事になります。
もしも、毎日のように靴下を履いて寝ている場合には、長時間、カラダが冷える状態にしているので、低体温や冷え性の原因になる可能性があるので止めましょう。
湯たんぽを使う
寒い冬は、夜、眠る時に足が冷えて、なかなか眠れない人の場合には、靴下を履くのではなく、湯たんぽ、電気コタツなどで、足を温めて寝ると良いです。
湯たんぽで、足から暖めることで、質の良い睡眠がとりやすくなります。寝ている時も、湯たんぽで、足元を温めているので、体温が下がらずに眠ることが出来ます。
カイロを使う
寒い冬は、沢山、服を着込んでも寒いとカラダが冷えてしまいます。このような寒い日は、背中の真ん中あたりにカイロを1個、張っておけば暖かいです。部屋に入ると熱すぎる場合もあるので、シャツなど、脱ぎにくいモノにはるのではなく、カーデガンの内側などに張って、暖房がきいて暑い部屋に入った時は、脱げるようにしておくと良いです。
外出時に、寒い外を歩いても、冷え症の人は、なかなか体温が上がらずに、カラダが冷えるのをカイロで防ぐと、体温低下を防げるので便利です。
お腹を温めて冷やさない
健康な人の場合には、お腹の深い部分の体温は、平均で36.5度程度です。しかし、血流が悪かったり、自律神経の乱れなど、カラダに問題があると、体温が1度~2度下がって免疫が低い状態になり、体温が下がります。
この為、冷えを防ぐ方法としては、お腹を暖めるのが大切です。体温が下がると、全身の血流も悪くなり、体温をさらに下げてしまいます。この為、お腹の体温を温めて、冷やさないように、腹巻やカイロで、お腹を暖めると、全身を温めることが出来ます。
体調が悪い時に、気楽に薬に頼らない
最近では、ドラッグストアや通販で簡単に頭痛約や便秘薬、胃腸薬などの薬を購入する事が出来ます。しかし、これらの化学医薬品を使っている薬は、体を冷やす特徴があります。
頭痛や便秘などの苦痛から逃れるために一時的に薬を使ったとしても、それは一時しのぎでしかありません。どうしても辛い時は仕方ありませんが、薬を使うことで、根本的には、体が冷えやすくなり、免疫や基礎代謝の低下の影響も出る可能性があるので気楽に薬に頼らないのがおすすめです。
ゆっくりとした呼吸、深呼吸をする
ストレスを感じると交感神経が優位になり、呼吸が浅く、早くなります。呼吸が浅くなると体温が下がってしまいます。
ストレスを感じたときには、意識して呼吸をゆっくりにして、深呼吸をするようにしましょう。深呼吸をすると、気持ちが落ち着き血行がよくなります。深呼吸をすると、血流がよくなるので、特にストレスを感じていない時でも行うと良いです。
特に、効果的な深呼吸としては、お腹に空気を入れる腹式呼吸です。腹式呼吸で、ゆっくりと深呼吸をすると、肺の下にある横隔膜が上下することで、自律神経を刺激して、副交感神経た優位になるので、リラックスした状態になり、血流が良くなり体温が上がります。
食べ物・飲み物で基礎体温を上げる方法
低体温を改善して、基礎体温を上げる方法としては、運動や生活習慣の見直しも大切ですが、それと同時に、食事での食べ物や飲み物も大切になります。
基礎体温を食事で上げる方法としては、
- 筋肉の材料になる食べ物を摂る
- カラダを温める食材を食べる
- カラダを冷やすモノを食べないようにする
いくら筋肉量を増やして、体温が上がるようにしても、食事で摂るモノで、カラダを中から冷やしていては、基礎体温は上がりません。
夏は、カラダの為にカラダを冷やす事も大切ですが、冬場にカラダが冷える食べ物は、意識して避けるのがオススメです。
下記に詳しく、食事で体を冷やさず、温めて、基礎体温を上げるために役立つ方法を紹介します。
カラダを冷やす食べ物・食材
ここでは、具体的に、カラダを冷やす食べ物、食材について紹介します。
具体的なカラダを冷やす食べ物としては、
- トマト
- アスパラガス
- きゅうり
- ナス
- 緑豆
- 緑豆もやし
- こんにゃく
- 昆布
- 梨
- スイカ
- 柿
- バナナ
- キウイ
- オレンジ
- イチゴ
- メロン
- ゆず
- あさり
- しじみ
- たこ
- カニ
- 豆腐
- そば
- 小麦
- 白砂糖
以上のような食べ物、食材を食べると、カラダが冷えるので注意が必要です。
基本的に、カラダを冷やす食べ物の野菜や果物は、暑い南国で取れるモノが、カラダを冷やす効果が多いように感じます。
真夏の暑い時期などは、熱中症予防の為にカラダを冷やす食べ物を食べるのも良いのですが、冷たい水やジュース、かき氷などは、冷たすぎるので食べ過ぎには注意が必要です。
カラダを温める食材・食べ物
冷え性など、カラダの体温が低い人の場合には、体温を上げるために食事で食べるモノにこだわると良いです。
具体的に、カラダを暖まる効果が期待できる食べ物、食材としては、
- 羊肉
- 鶏肉
- 牛肉
- ホタテの貝柱
- かぼちゃ
- にんじん
- ごぼう
- たまねぎ
- ニラ
- ホウレン草
- ゴボウ
- 大豆
- トウモロコシ
- りんご
- ぶどう
- 黒砂糖
- 全粒粉パン
- 玄米
- 生姜
- ニンニク
- ダイコン
基礎体温を上げるためには、上記で紹介した食材を出来るだけ積極的に使うと良いです。
根菜類を意識して食べる
具体的に、何を食べるとカラダが温まるのか?または、カラダが冷えるのか?と言った点は覚えるのが大変だと思います。特に、冬場は、カラダを冷やさないように注意したいところです。
そこで、特に冬場には、カラダを温める食べ物としては、根菜類を意識して食べると良いです。
具体的な根菜類としては、
- ニンジン
- レンコン
- ゴボウ
- ショウガ
- ジャガイモ
- サトイモ
カラダを冷やす根菜類もある
根菜類でも大根は、カラダを冷やすので注意が必要です。
根菜類は食物繊維も豊富で、腸内環境を整える点でも良いので、積極的に取りたい食べ物です。
冷たい食べ物、飲み物は避ける
体温を上がる方法として、基本になりますが、冷たい食べ物や飲み物は、出来るだけ摂らないようにする必要があります。冷たい食べ物や飲み物が胃腸に入ると、体内では、まずは、温めてからでないと消化できません。
この為、冷たい食べ物や飲み物を摂ると、体内で余計にエネルギーが使われて、体温が低くなります。
冷たい食べ物・飲み物による悪影響
体温が冷えると、内臓の機能が低下する事で、消化不良、便秘や下痢、胃もたれなどの体調不調を起こしやすくなります。また、内臓の機能が低下すると基礎代謝が下がる原因にもなります。
出来るだけ、氷入りなど、冷たいモノは飲まずに、常温や暖かいモノを食べたり、飲んだりするようにしましょう。出来るだけ温かいものを食べる事が基礎体温を上げる方法としては大切です。
カフェインは出来るだけ避けノンカフェインにする
コーヒーや緑茶などは、毎日、好んで飲んでいる人も多いと思います。このようにカフェインが入っている飲み物は、交感神経が優位になり、血流が悪くなるので、カラダを冷やす効果があります。コーヒーや緑茶をホットで飲むと、その時は、カラダを温める効果があります。
しかし、カフェインの利尿作用があるので、冬場などは、飲みすぎは注意が必要です。
体を温める飲み物
体を温める効果がある飲み物としては、副交感神経を優位にしてリラックスし、血流を良くするホットミルクは、寝る前に飲むと良いです。
カラダを温める為には、出来るだけノンカフェインの飲み物を選ぶと良いです。具体的には、ココア、生姜湯、黒豆茶、紅茶などがカラダを温める飲み物です。
食品添加物の多い食品は避ける
食品添加物は、カラダを冷やす低体温の原因になると言われています。例えば、食品添加物が多く入っている食べ物としては、お菓子、レトルト食品、加工食品などを多く食べている場合には、食品添加物を摂り過ぎている可能性があります。
食品添加物は、現在ではかなりの数があるのですが、ここでは、特に危険だと言われているモノを紹介します。
食品添加物で、特に体に悪いと言われているモノは、
- 亜硝酸ナトリウム(発色剤)
- アスパルテーム(合成甘味料
- EDTA2ナトリウム、EDTAカルシウム2(酸化防止剤)
- オルトフェニルフェノール(OPP)(保存料=防カビ剤)
- 過酸化水素(殺菌、漂白)
- サッカリン、サッカリンナトリウム(合成甘味料)
- ジブチルドロキシトルエン(BHT)(酸化防止剤)
- 臭素酸カリウム(小麦粉改良剤)
- チアベンタゾール(保存料、防かび)
- ブチルヒドロキシニアソール(BHA)(酸化防止剤)
- 赤色2号、3号、104号、105号、106号 (着色料)
- 黄色4号、5号(着色料)
- 硝酸ナトリウム(発色剤、発酵調製剤)
- 安息香酸ナトリウム(防腐剤、保存料)
- イマザリル(防かび剤)
- 酢酸ビニル樹脂(ガムの基礎剤、皮膜剤)
- パラオキシン安息香酸エチル(防腐剤、保存料)
- ソルビン酸カリウム(防腐剤、保存料)
- デビドロ酢酸(防腐剤、保存料)
- エルソルビン酸ナトリウム(酸化防止剤)
- グルタミン酸ナトリウム(調味料)
- メタ重亜硝酸カリウム(漂白剤)
- 次亜塩素酸ナトリウム(漂白剤)
- プロピレングリコール(溶剤)
食品を購入する時は、上記のようなモノが含まれていないか食品表示を意識して確認する必要があります。
生姜にこだわってみる
体内なら基礎体温を上げる効果がある食べ物として、生姜は有名です。生姜がカラダを温めるのは、辛味成分のショウガウォール、精油成分のガラノラクトンと言った成分が多く含まれているからです。このようなカラダを温める成分が多いほど、体内から基礎体温を上げる効果が期待できます。
この生姜にも色々な種類があり、その中でも金時ショウガがダントツに、体を温める成分が含まれています。このように金時ショウガを意識して食事に取り入れると、体温アップの効果が期待できます。
食事の摂り方を工夫する
食事では、食べ物を上手く調理する事で、カラダが冷えにくくなり、体温を上げる効果も期待できます。
具体的には、基礎体温を上げる食べ方としては、
- 生の野菜よりは、煮たり茹でたり火を通して食べる
- 発酵食品にして多く食べる
上記のように、基礎体温を上げたい場合には、料理の仕方も意識すると良いです。
食べ過ぎ、飲み過ぎは注意が必要
美味しい料理が出てくると、ついつい食べ過ぎてしまいますよね。しかし、食べ過ぎも体温を下げる危険性があります。実際に、食べ過ぎた場合には、食べたモノを消化するために、胃や腸に血液が集中して、他の部分の血行が悪くなります。
血行が悪くなると、冷えに対して弱くなるので、カラダが冷えやすくなります。
飲み過ぎが体温を下げる理由とは?
食べ過ぎと同じく飲み過ぎも、体温を下げるので、注意が必要です。飲み過ぎの場合は、余分な水分がカラダの熱を奪うので、体温が下がります。
カラダに栄養を与えるためには、沢山、食べたり、飲んだりするのが良いと思いがちですが、食べ過ぎ、飲み過ぎは、カラダを冷やす原因になるので注意が必要です。
筋肉を増やす栄養を食事で補う
カラダの中でも筋肉は、体温を上げるために大きな割合を占めています。この為、基礎体温を上げる方法としては、筋トレで筋肉量を増やす方法は必須です。
さらに、より筋トレで、効率的に筋肉量を増やす為には、食事で筋肉のモノになる栄養を摂る必要があります。
筋肉を作るために必要な栄養としては、
- たんぱく質
- ビタミンB6
- 脂質
たんぱく質が多い食べ物としては、しらす干し、いわし、すじこ、たらこ、アユ、鶏のささみ、牛のヒレ肉、牛のモモ肉、豚のヒレ肉、豚のモモ肉などがあります。
ビタミンB6が多い食品としては、ニンニク、牛レバー、マグロ、カツオ、サンマ、鶏むね肉、アジなどがあります。
脂質が多い食材は、牛のバラ肉、フォアグラ、牛のサーロイン、牛のテール、アンコウの肝、ベーコン、チーズなどに多く含まれています。
上記のような食べ物を摂ることで、筋肉量が増えやすくなります。
GAVAが多い食べ物を選ぶ
ストレスがたまると、自律神経の関係から体温が下がる可能性があります。この為、食べ物で、ストレスを緩和することが出来れば、基礎体温を維持することが出来ます。
このようなストレス対策として、食事で取ると良いのがGAVAです。
具体的にGAVAが多く含まれているのは下記のような食品です。
GAVAが多く含まれている食材としては、
- トマト
- ジャガイモ
- ナス
- カボチャ
- キャベツ
- シイタケ
- キュウリ
- 枝豆
- ニンジン
- 大根
このように、GAVAを多く含む食べ物を摂ると、ストレスを緩和します。
GAVAは、成長ホルモンの分泌にも良い
GAVAには、成長ホルモンの分泌する効果も期待できるのでアンチエイジング、筋トレ後の筋肉量の増加にも効果が期待できます。
生姜を色々な飲みモノに入れて飲む
生姜は、体温を上げる食べ物の代表的なモノです。この生姜を色々な飲み物に入れて飲むと体温を上げる効果が期待できます。
具体的な生姜を入れた飲み物としては、
- 生姜紅茶
- ジンジャーエール(生姜と炭酸)
- ホットカルピス
- カフェオレ
- ココア
- オレンジジュース
- 豆乳
上記のように、色々な飲み物に生姜を入れて飲むとカラダが温まります
朝、白湯を飲む習慣を持つ
朝、白湯(さゆ)を飲むだけでも体温を上げる効果が期待できます。
朝起きたときは、1日の中でも最も体温が低い状態です。この為、朝起きたときに白湯を作って、10分ぐらいかけて、ゆっくりと飲むことで、カラダの中から温まって体温を上げることが出来ます。飲むときには、50度程度の白湯にすると良いです。
白湯を飲むメリット
白湯を飲むことで色々な効果が期待できます。
朝一番に、白湯を飲むことで期待できる効果は、
- 胃腸を温めて体温を上げる
- デトックス
- 燃焼効果
- 代謝アップ
- 美肌効果
白湯の作り方
白湯の作り方は、水をヤカンに入れてコンロで沸騰させます。沸騰したら火を弱くして、10分ほど沸騰させ続けます。
火は水面かポコポコとなっているぐらいを維持します。くれぐれも空焚きにならないように水は大目に入れておきましょう。
すごい冷えの場合は漢方を使う
基礎体温が低く、すごい冷えの場合には、運動や食事白湯など、他の基礎体温を上げる方法を行いながら、一時的に漢方を活用する方法もあります。
具体的な漢方の種類には、
- 血液循環を良くする八味地黄丸(ハチミジオウガン)
- 腹部や手の冷えに良い人参湯(ニンジントウ)
- 女性特有の冷え性に良い当帰芍薬散(トウキシャクヤクサン)
- 冷え性で痛みが伴うほどひどい場合は五積散(ゴシャクサン)
体温がなかなか上がらなくて、冷え症で辛い場合には、専門家が販売している漢方薬局や医師に相談して漢方を取り入れてみるのも1つの方法です。
忙しくて色々できない場合はサプリを活用
基礎体温を上げるためには、金時ショウガなど、カラダを温める食べ物を摂りつつ、筋力アップの運動を行うのがおすすめですが、仕事や家事、他の事が忙しくて十分に時間がとれない人もいるかと思います。
そのような場合には、サプリメントで冷え対策が出来る栄養を補うのも2つの方法です。
ただし、サプリメントを使いつつも、少しずつでも自分の生活習慣を見直して、食事や運動を意識して改善していくのがオススメです。
具体的に、基礎体温を上げたい、冷え症や低体温の人に良さそうな成分が入っているサプリメントとしては、「金時しょうが粒」や「温活宣言」などがオススメではないかと思います。
基礎体温を上げる方法は、継続が大切
基礎体温が低い、冷え性や低体温の人は、今までの運動、食事、生活習慣などが原因で、体温が低い状態になっています。
この為、ここで紹介した、基礎体温を上げる方法を実践して、一時的に、体温が上がったとしても、また、昔の生活習慣に戻ると、基礎体温が下がってしまいます。
継続して健康的な体温を維持したい場合には、継続して体温を上げる方法を実践する必要があります。ここで紹介している方法は、運動、食事など生活習慣は、健康や美容にも良いことなので、美容と健康の為にも、今後も継続していく事をオススメします。
まとめ
基礎体温が低いと基礎代謝が下がり、免疫力も下がって、低体温症や冷え性になり、様々な身体の不調の原因になっている可能性があります。
このような基礎体温が低い人は、ここで紹介している、基礎体温を上げる方法として紹介している運動、食事、睡眠、入浴、マッサージ、ツボなどの生活習慣を見直す事で、体温を上げる事が出来ると思います。
もちろん、紹介している全ての方法を実践できるとは思いませんが、あなたの生活の中で、取り入れやすいモノを1つか2つでも実践して、基礎体温を上げ、基礎代謝や免疫を高まる方法の手助けになればと思います。