顔のシワをなくす効果、効能が期待できるナイアシン(ビタミンB3)の化粧品や食品の特徴を紹介します。

顔のシワをなくすナイアシン(ビタミンB3)の効果が、どのような効能があり、どのように使うと良いのか?また、どういった副作用や注意点があるのかをまとめて紹介しています。

ビタミンC誘導体やレチノールの美容成分との違いも意識して、自分に合った化粧品選びの参考にしてください。
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ナイアシンとは?

ナイアシンとは、水に溶ける水溶性のビタミンで、ビタミンB3とも言われます。さらに、ニコチン酸とニコチン酸アミドの総称としても知られています。

ナイアシンは食品やサプリメント、化粧品などから摂取することが出来ます。さらに、人間の体内においても必須アミノ酸のトリプトファンから合成されてナイアシンが作られています。

もしも、ナイアシン(ビタミンB3)が不足すると皮膚炎、口内炎、下痢、精神神経障害などを引き起こすナイアシン欠乏症のペラグラ(荒れた皮膚)がを発症します。

ナイアシンの効果・効能

ナイアシンの効果、効能としては体内で、タンパク質や糖質、脂質などから細胞でエネルギーを作り出すときに働いている酵素を助ける働きをしています。この為、ナイアシンを取ることで、よりスムーズに体内でエネルギーが作りやすくなります。

また、ナイアシン(ビタミンB3)は、2000種類以上ある酵素のうち、500以上の酵素の働きを補助する働きをするカラダに必須の栄養素です。

具体的なナイアシンの働きの例としては、血行を良くして肌を健康にしたり、タンパク質や脂質、糖質の代謝促進、血液循環、アルコールの分解、消化器系の働きのアップ、抗酸化作用、統合失調症の治療薬などの美容と健康、精神安定など幅広い効果、効能が期待できます。

顔のシワをなくすナイアシン化粧品の効果

顔のシワをなくす為には、ナイアシン(ビタミンB3)が配合されている化粧品を使うのがオススメです。

その理由は、上記で紹介した通りに、ナイアシンが代謝を促進する為です。お肌の代謝が促進されることで、肌細胞が活性化して、肌のハリや潤いを取り戻すのに役立ちます。

このように肌細胞を活性化させることで、顔のシワをなくす効果が期待できます。

抗酸化作用も美肌には嬉しい

ナイアシン(ビタミンB3)の効果、効能とは、色々なモノがありますが、代謝の促進と同じく美肌や美容に嬉しいのが「抗酸化作用」です。

人間の体内では、ストレスを感じたり、紫外線の刺激を受けたり、呼吸をするだけでも活性酸素が出来ています。活性酸素は、細菌やウイルスなどを殺菌して感染から守るために必要です。しかし、活性酸素が増えすぎると正常な細胞まで傷つけるので老化や癌の原因になります。

この活性酸素の働きを抑える事を「抗酸化作用」と言います。抗酸化作用があるナイアシンを摂ることで、活性酸素による肌細胞の老化を遅らせることが出来るので美肌、エイジングケアに効果的です。

顔のシワをなくす以外のナイアシンの効果・効能

ナイアシン(ビタミンB3)は、顔のシワをなくす美容効果以外にも血液循環を良くする作用があるので、冷え症、動脈硬化、心筋効果などが血液の流れを良くすると良い症状には、効果が期待できます。

また、アルコールの分解を促す作用があるので、お酒をよく飲む人や、お酒が弱い人は、ナイアシンが配合されているサプリメントや食品を摂ると良いです。

ナイアシン(ビタミンB3)を含む食品とは?

ナイアシンが多く含まれている食べ物としては、牛レバー、豚レバー、マグロ、カツオ、イワシ、たらこ、落花生、干しシイタケ、マイタケ、大豆、わかめ等があります。

顔のシワをなくす為、冷え症を改善する為、人によって色々と理由はあると思いますが、血液循環が良くしたい人は、ナイアシンを含む食品や食材を多く食べると良いです。

ナイアシン化粧品の選び方のポイント

ナイアシンは、顔のシワをなくす効果が期待できる成分です。同じような成分としては、ビタミンC誘導体やレチノールがあります。

ビタミンC誘導体やレチノールと比較するとナイアシンは、刺激が少ないのが特徴です。この為、肌が弱く、レチノールやビタミンC誘導体が使えない人にはオススメです。

ナイアシン(ビタミンB3)の化粧品を購入する場合は、「水溶性」なので化粧水や水性タイプの美容液を探すと見つかりやすいです。

ナイアシン化粧品を使う時のポイント・注意点とは?

ナイアシン(ビタミンB3)の化粧品を使うときの使い方のポイントと、注意点、副作用について紹介します。

ナイアシンの化粧品を使う時のポイント

ナイアシン配合の化粧品を使う場合には、朝晩のスキンケアを行う時に、顔全体に使うのがポイントです。

ナイアシン(ビタミンB3)の注意点・副作用とは?

ナイアシン(ビタミンB3)は、特に使うときの制限、注意事項としては、使い過ぎた場合に限り、皮膚が赤くなってヒリヒリしたり、痒くなって火照りがでると言った副作用を起こす場合があります。

この為、皮膚が赤くなったり、痒く火照りがでた場合には、ナイアシンの使い過ぎなので、一時、使用を中止したり、使用量を減らすなどの工夫は必要です。どうしても症状が治まらない場合は、皮膚科の医師に相談しましょう。

まとめ

ナイアシン(ビタミンB3)の化粧品は、基本的にシワやタルミを消す効果、効能が期待できるビタミンC誘導体やレチノールよりも肌には優しく、顔のシワをなくす効果が期待できる化粧品です。