現代人はストレスを感じる機会が多いです。ストレスによって体内では活性酸素が発生し、身体を老化させる原因になります。いつまでも若く綺麗な肌を維持し、健康でいたいと思う場合は「活性酸素とストレス」の関係を知り、活性酸素の除去方法を実践する必要があります。

この為、ここでは、ストレスに関係する活性酸素の発生原因を紹介し、その後、どのような方法で、体内の活性酸素を抑えることが出来るのか?除去方法についても紹介します。

ストレスを感じる生活をしているが、いつまでも若く、綺麗な肌を維持しつつ、健康でいたいと思う人の参考になればと思います。
目次を紹介する女性と↓のイラスト

スポンサーリンク

ストレスを感じると活性酸素が出来る仕組みとは?

私たちが人間がストレスを受けた場合に、どのような時に活性酸素が発生するのかを紹介します。

具体的に、精神的ストレス、肉体的ストレスなどが原因で活性酸素が発生するケースとしては、

  • 抗ストレスホルモンの副腎皮質ホルモンが原因
  • 緊張から来る血流の変化が原因
  • 高血糖が原因

 
と言った、この3種類をここでは紹介します。

抗ストレスホルモンの副腎皮質ホルモンが原因で活性酸素が発生する場合

人間の体は、ストレスを受けると、そのストレスから体を守るために「副腎皮質ホルモン」が分泌されます。この副腎皮質ホルモンの分泌と分解が行われる時に活性酸素が発生します。

副腎皮質ホルモンの重要性

副腎皮質ホルモンが分泌される事で、体内で活性酸素が発生するのであれば、副腎皮質ホルモンは悪者か?と思われる人もいると思います。

しかし、副腎皮質ホルモンが分泌されなくなったり、減少すると

  • 疲れが取れなくなる
  • 立ちくらみがする
  • 低体温になる
  • 低血圧になる
  • 夜中に目が覚めてなかなか寝付けなない
  • 朝起きたときに疲労感がある

 
と言ったような事が起こります。

体内には、腎臓の上に副腎という機能があり、副腎皮質ホルモンが溜められています。また、1日で副腎皮質ホルモンを作れる量も決まっています。この為、強いストレスを受け続けると、副腎皮質ホルモンが枯渇して上記のような身体的な不具合を起こします。

この為、副腎皮質ホルモンは、ストレスを感じた時に、私たちの体を正常に保ってくれる大切なホルモンです。副腎皮質ホルモンが枯渇しないようにストレスを溜めない生活も大切です。

緊張から来る血流の変化が活性酸素の原因

ストレスを受けている状態というのは、緊張している事が多いと思います。緊張すると血管は収縮します。血管が収縮していると血流が一時的に悪くなります。

その後、ストレスから開放されると血管が拡張して血液が大量に流れ出します。この血液が大量に流れたときにも活性酸素が発生します。

高血糖が活性酸素の発生の原因

ストレスを受けている状態が続くと、生活習慣やクセとして、甘いモノを食べたり、脂っこいモノを食べてストレス解消をして肥満になる人もいます。また、お酒を大量に飲んでストレスを発散させる人もいます。

食事やお酒の摂りすぎで、さらに運動不足が重なって肥満になり高血糖の状態になると活性酸素が増える要因になります。

高血糖になる原因は、炭水化物や甘いモノ、お酒を好む人に多いです。この他にもラーメンや天ぷらなどの高カロリーの料理を好んだり、外食をする機会が多い人がなりやすいです。さらに、不規則な生活をして、お腹いっぱいになるまで食べるが、運動する習慣がない人も注意が必要です。

高血糖の予防方法とは?

高血糖を予防する為には、生活習慣や食習慣、運動習慣の見直しが必要です。

まずは、生活習慣、食習慣の乱れが高血糖になりやすいので、食事は野菜から食べて、味噌汁、納豆、漬物などの発酵食品も取り入れます。お肉や野菜などもバランスよく取る必要があります。このような食事を心がける場合には、日本食がオススメです。

ただし、日本食でも天ぷらなどの脂っこいモノは避けるのがオススメです。その上で、炭水化物や甘いモノ、お酒を控えめにする必要があります。食事の初めに野菜や味噌汁を摂ることで自然と炭水化物や脂っこいモノの摂取量も減らせます。

もちろん、運動習慣を持つことが重要です。スポーツジムに通うのは大変だと言う人の場合は、ウォーキングによる有酸素運動がオススメです。特にオススメなのが帰宅時に電車の駅やバス停を1つ、2つ前で降りて歩くことです。週に3日から4日程度、1回30分程度歩くのが目安です。

活性酸素の除去方法を考える時は、広い意味のストレスにも注意が必要

ストレスと言うと、仕事や勉強など嫌なこと、辛いことをする場合や失敗が許されない時に感じる精神的なストレスが代表的なモノだと思います。

しかし、ストレスについて広い意味で考えた場合には、精神的ストレス以外にも外的ストレスや内的ストレスがあることが分かります。

体内の活性酸素量を減らしたい場合には、精神的ストレス以外も意識した抗酸化生活が重要になります。

外的ストレスとは?

外的ストレスとは、紫外線、排気ガス、空気の乾燥などの外からの刺激により体が受けるストレスの事です。精神的にストレスを受けていなくても、カラダが外からの刺激で自然とストレスを感じている時には、活性酸素が発生しています。

内的ストレスとは?

内的ストレスとは、精神的なストレスも含まれますが、これ以外にも仕事や勉強からの疲労や食生活の乱れ、睡眠不足、運動不足などからくる様々なストレスがあります。

生活習慣を見直さないと、知らず知らずのうちにストレスが発生しやすい生活になっており、活性酸素が多く発生している可能性があります。

総合的なストレス対策が大切

以上のように、ストレスと言っても広い意味でとらえると様々なモノがあります。精神的ストレスだけを考えると改善が難しい人もいると思います。そのことが逆にストレスになる可能性もあります。

その為、広い意味でのストレスも考えることで、少しでも生活の中でストレスを減らすことが出来ると考えると、ストレスなく活性酸素の除去方法を生活に取り入れやすいくなると思います。

活性酸素の除去方法

活性酸素を除去方法としては、いかにストレスを溜めないようにするかが大切です。その上で、活性酸素を除去する効果がある抗酸化物質を多く含む食事や栄養素を補充するのもオススメです。

この他にも、ストレスによる活性酸素を除去する為には、有酸素運動を行い、ストレスの解消をするのもオススメです。運動習慣がない人は、ストレスの解消をする為に知らず知らずのうちに、お酒をいっぱい飲んだり、甘いものを沢山食べたりしがちです。それを運動で抑える効果も期待できます。

有酸素運動でストレスからくる活性酸素のオススメな除去方法

有酸素運動というのは、ウォーキングやジョギングの事です。有酸素運動を効果的に行えば、体内の抗酸化作用があるスーパーオキサイドジスムターゼ(SOD)という酵素がパワーアップして、カラダが酸化に強くなります。さらに、運動によるダイエットになり高血糖を防げるので一石二鳥です。

活性酸素の除去方法として、有酸素運動をする時の注意点は、息が荒くならない程度に行うことです。この為、20分、30分、40分程度のウォーキングはオススメです。

活性酸素と運動の関係については、専用のページを作成していますので、運動でできる活性酸素の除去方法を知りたい場合は参考にしてださい。
 
※参考ページ
活性酸素と運動の関係の詳細はコチラ
↓↓↓↓↓↓
活性酸素と運動の関係!活性酸素を取り除く有酸素運動のジョギングと老化する筋トレ
 

食事や栄養でできる活性酸素の除去方法

活性酸素の除去方法としては、抗酸化作用がある食べ物を摂ることも大切です。抗酸化作用がある食べ物の代表例としてはビタミンCがあります。ビタミンCは、体内の活性酸素による酸化を防ぐだけではなく、ストレスを和らげる効果もあります。

さらに、ビタミンCは、シミやシワ、ニキビの改善や紫外線から肌を守ったり、肌のキメを整える効果もあると言われています。この為、ビタミンCは、美肌を目指す女子には人気の栄養成分です。

ただし、ビタミンCを摂る場合は、1日に1回、まとめて摂るよりも何度にも分けて飲むのがオススメです。その為、朝、昼、晩、寝る前と1日に4回、基本的に寝る前以外は、食後に飲むのがオススメです。なお、ビタミンCは、水溶性なので飲みすぎても尿として排出されるので安心です。
 
この他にも活性酸素を除去するために役立つ食品や食べ物、栄養素などについては下記のページで詳しく紹介しています。
 
※参考ページ
活性酸素を除去する食べ物・食品の詳細はコチラ
↓↓↓↓↓↓
活性酸素を除去する食べ物・食品で活性酸素を減らす食事で美肌を目指す!?
 

まとめ

ストレスが原因で発生する活性酸素についてはご理解いただけたでしょうか?ストレスは活性酸素に限らず身体に悪いモノです。と言っても現代人は、大なり小なり、何かしらのストレスを毎日、受け続けています。

この為、運動や食事で出来る活性酸素の除去方法を参考にしつつ、甘いモノやお酒などの過食ではなく有酸素運動でストレスを解消する生活習慣を持てるかが、美容や健康には非常に大切です。