ハーブピーリングは、エステサロンなどで、独自に天然ハーブを配合して行うところが多いピーリング手法です。それぞれのエステサロンによって違いや特徴があるようです。
実際に、ハーブピーリングを試す場合は、それぞれのエステサロンや販売業者などに確認してご利用ください。
ここでは、私がハーブピーリングについて調べて時の内容をもとに、どのようなピーリングであるのか?ケミカルピーリングと比較しつつ紹介したいと思います。
ハーブピーリングとは?
ハーブピーリングとは、天然の植物であるハーブを利用したピーリングです。天然成分のハーブを使うことで、従来からあるケミカルピーリングよりも様々な症状に効果が期待できます。
また、ケミカルピーリングの場合は、肌が薄く弱い人や敏感肌の人は難しい場合がありますが、ハーブピーリングの場合は、肌が弱い人の場合でも利用できるケースがあります。
ハーブピーリングの有効成分【参考例】
ハーブと言うと、セイジ、ローズマリー、ミント、レモングラスなどをイメージする人も多いと思いますが、ハーブピーリングの場合には、有効成分は、それぞれによって違います。
例として紹介するとハーバルピールのハーブピーリングに使われているハーブの種類は、
- 海草
- 桑白皮
- 黄ゴン
- 緑茶
- 白茯苓
と言った5種類のハーブが有効成分として使われています。
海草
海藻は、ミネラルが豊富に含まれ、水分補給の効果が期待できます。この他にも肌細胞の新陳代謝を促進して、肌内部のエラスチンとコラーゲンの合成を活性化する働きが期待できます。
肌内部のエラスチンとコラーゲンの合成を活性化させることで、肌の奥からハリや弾力が増し、シワやタルミ、潤いの改善に効果が期待できます。
桑白皮
桑白皮は、フラボノイドが含まれています。桑白皮の効果は、美白効果、紫外線吸収作用、ウイルスの増殖を抑える効果、抗菌作用、抗炎作用、保湿作用、鎮静作用などが期待できます。
黄ゴン
黄ゴンは、チロシナーゼを抑制することで美白効果、抗酸化作用、抗菌作用、抗炎効果があります。
緑茶
緑茶には、ビタミンEとビタミンCが含まれています。緑茶の効果は、抗酸化作用と抗炎作用が強く、皮膚の老化を防いで肌を守ります。
白茯苓
白茯苓は、抗酸化作用、免疫強化、抗炎症効果、鎮静効果があります。
ハーブピーリングの効果とは?
ハーブピーリングの効果としては、ニキビ、ほうれい線、毛穴の開き、シミ・色素沈着、目の下のクマ、リフトアップ、ストレッチマークなど幅広い肌の悩みに効果があるようです。
こちらも利用するエステサロンによって違いはあると思いますが、従来の一般的なケミカルピーリングの場合は、シミやくすみなどの色素沈着をメインにしつつ、お肌のターンオーバーを促進させる程度です。それと比べるとハーブピーリングの場合は、かなり幅広い肌の悩みに対応できるようです。
特に驚いたのは、ハーブピーリングの場合には、ほうれい線やストレッチマークのようなケミカルピーリングでは難しそうな症状まで効果が期待できる点です。ケミカルピーリングは肌表面を溶かすのに対して、ハーブピーリングは、肌の奥から作用するように感じます。
ハーブピーリングの副作用・注意点・トラブルとは?
ハーブピーリングは、化学薬品を使わないので毒性や副作用が比較的に少ないのでトラブルは少なそうです。ただし、こちらもハーブピーリングの種類、選ぶエステサロンによって大きく違います。
施術中の痛みについては、多少の刺激がある程度と言うところもありますが、全く痛みがないのをウリにしているエステサロンもあります。また、それとは逆にグリーンピールのエステの場合には、かなりの痛みを伴うようです。
施術後は、すぐに顔が洗える場合、水をつけることすらダメな場合と様々です。また、施術を受けて2日から3日後に皮がむけ、その後、肌が綺麗になる場合もあれば、数ヶ月にわたり、数回施術を受けて綺麗になる場合と色々です。
まとめ
ハーブピーリングと言っても、実際には、様々なピーリングの種類があり、それぞれのエステサロンによって使われているハーブの違いによって効果や作用にも違いがあります。
この為、ハーブピーリングを利用する前は、様々なエステサロンを回って、効果やトラブル、副作用など、個別に確認して納得してから選択する必要があります。