飲むヨーグルトは太るのでしょうか?
スーパーやコンビニで、数多くの種類が販売されていますが、飲みやすいので、ついつい飲み過ぎてしまうのが飲むヨーグルトです。
- 飲むヨーグルトは、太るのか?
- カロリーはどれくらいか?
- 普通のヨーグルト(プレーンヨーグルト)との違いは?
- よりダイエット効果を得る方法とは?
- 美容、健康の効果をアップする方法とは?
- そもそも、飲むヨーグルトに期待できる効果とは?
以上のように、飲むヨーグルトは太るのか?ダイエットに使えるのか?といった方法以外にも期待できる美容、健康など、どのような効果が期待できるかも紹介します。
飲むヨーグルトは、使い方によっては、太ります。しかし、うまく使えば、ダイエットにも効果的に使うことができます。
では、どんな使い方をすると良いのでしょうか?
「好きなところから読んでね!」
飲むヨーグルトで、ダイエットを成功させるために、「飲むヨーグルトの効果的な使い方」「美容、健康の効果をアップさせる方法」「注意点」なども紹介しています。
飲むヨーグルトの カロリーは?太るの?
飲むヨーグルトは、「甘いので、砂糖が入っているから太るのでは!?」と思っていました。
そこで、人気の飲むヨーグルトと普通のヨーグルトのカロリーを比較してみました。
※今回は、Maler Newsのデザート・ヨーグルト 売上ランキングで人気の飲むヨーグルトで調べてみました。
「飲むヨーグルト」と「普通のヨーグルト」のカロリー比較
●飲むヨーグルト
明治 ヨーグルトR-1ドリンクタイプ(112ml当たり76kcal)
明治 R-1ドリンク低糖・低カロリー(112ml当たり50kcal)
明治 ブルガリアヨーグルト LB81(100g当たり67kcal)
●普通のヨーグルト
明治ブルガリアヨーグルトLB81プレーン(100g当たり62kcal)
ビヒダスヨーグルトBB536プレーン(100g当たり65kcal)
ナチュレ恵(100g当たり63kcal)
朝食BifiX(100g当たり71kcal)
※g(グラム)とml(ミリリットル)の容量の補足
g(グラム)とml(ミリリットル)は、単位の表示は違いますが、量は「100g = 100ml」といった通り同じと考えればいいです。
上記の通り、「飲むヨーグルト」と「普通のヨーグルト」は、あまりカロリーの違いはないようです。
飲むヨーグルトで、太る原因とは?
なぜ、飲むヨーグルトは、太ると思われているのか?
飲むヨーグルトは、ゴクゴク飲みやすいので、ついつい、沢山、飲み過ぎると太る原因になるので注意が必要です。
1日にどれくらい飲むのが適量か?
飲むヨーグルトは、美味しく、美容や健康などにも効果が期待できます。
しかし、いくら体に良いからといって「1日の食事を飲むヨーグルトのみにする」「大量に飲み過ぎる」というのは良くありません。
※ヨーグルトの場合
ヨーグルトを食べる場合の、1日の適量は、100~120グラム程度と言われています。
※専門家による1日に必要なヨーグルトの摂取量
光岡知足先生:毎日250ml
辨野義己先生:毎日500ml
光岡知足先生は、腸内細菌の研究で、「腸内細菌学」を、世界に先駆けてうちたてた人。
辨野義己先生は、生物学者で、独立行政法人理化学研究所バイオリソースセンター微生物材料開発室の元室長といった専門家。
※飲むヨーグルトの場合
上記のヨーグルトの1日の摂取量を参考にしつつ、飲むヨーグルトの場合の1日の摂取量を考えてみました。
飲むヨーグルトは、糖分が入っているので、1日の適量は、100~120グラム程度ではないかと思います。
沢山、乳酸菌をとりたい人は、普通のヨーグルトを選んだ方が良いですね。
飲むヨーグルトと普通のヨーグルトの違い
飲むヨーグルトと、普通のヨーグルト(プレーンヨーグルト)は、液体と固形の違いがありますが、それ以外には何か大きな違いはあるのでしょうか?
乳酸菌やカルシウムなどの量や効果には違いがありません。もちろん、メーカーや商品による違いはあります。
普通のヨーグルトの代わりに飲むヨーグルトを飲んでも同じ効果が期待できます。
ただし、ダイエット中の人は、飲むヨーグルトは、通常、砂糖が入っているので、砂糖がはいっていない普通のヨーグルトの方が良いかもしれません。
作り方が違う
普通のヨーグルト(プレーンヨーグルト)は、生乳と乳酸菌を容器に入れて、入れ物の中で発酵させる「後はっ酵」させて作ります。
飲むヨーグルトは、ヨーグルトを細かく砕いて、液状にして容器に入れます。先に発酵させてヨーグルトを作ってから、容器にいれる「前はっ酵」という方法をとります。
この為、普通のヨーグルトと飲むヨーグルトは、味わいや口当たりが変わってきます。
どちらが体に良いのか?
基本的に、飲むヨーグルトと普通のヨーグルト(プレーンヨーグルト)には、同じ量であれば、乳酸菌やカルシウムなどの栄養に違いはありません。
この為、朝や仕事で忙しい時は、飲むヨーグルトを選び、朝食など、時間が合ったり、フルーツを混ぜたりする場合は、普通のヨーグルトを選ぶと言った、目的によって使い分けると良いです。
飲むヨーグルトの効果一覧
飲むヨーグルトは、普通のヨーグルト(プレーンヨーグルト)と、同じ効果が期待できます。基本的に、ヨーグルトは、「乳酸菌」を牛乳に入れて発酵させた食品です。
効果としては、乳酸菌の力で、腸内環境を整えるのが基本的となり、便秘や花粉症、美容、健康、ダイエットなどの効果が期待できます。
飲むヨーグルトも、基本的に普通のヨーグルト(プレーンヨーグルト)と同じで、便秘解消、脂肪燃焼などの効果で、余分なものをためずに、痩せやすくすることで、ダイエット効果が期待できます。
- ダイエット効果
- 脂肪燃焼
- 便秘解消
- 基礎代謝のアップ
- 新陳代謝を良くする
- 痩せやすい体質に改善
飲むヨーグルトの乳酸菌の効果で健康面の効果も期待できます。特に、便秘解消、免疫力アップなどが健康面で有名です。
- 便秘解消、改善、予防
- 腸内環境を整える整腸作用
- 腸内の物質の腐敗を予防
- 免疫力のアップ(NK細胞の活性化)
- 免疫のバランスを整える
- 老廃物の排出・デトックス効果
- 腸のぜん動運動の促進
- 悪玉菌の増殖を抑える
- 口臭、体臭の予防
- 歯周病予防
- コレステロール値を下げる
- 骨を丈夫にする
- 骨粗しょう症の予防
飲むヨーグルトを飲んで、腸内環境を改善して、便通が良くなることで、美肌効果も期待できます。
- 美肌効果
- 肌荒れ予防
- ニキビ対策
- 吹き出物予防
- 湿疹対策
- 肌の代謝アップ
- 肌のターンオーバーを促進
- みずみずしい素肌を保つ
また、ヨーグルトに含まれるビタミンA、ビタミンB2で肌の代謝を良くし、肌のターンオーバーを促進するので、素肌をみずみずしく保つ効果も期待できます。
乳酸菌を毎日とって、腸内環境を整えることで、アレルギー緩和の効果も期待できます。
- アレルギーの症状の緩和
- 花粉症の予防と緩和
- アトピー性皮膚炎の改善
- 鼻炎の緩和
- インフルエンザ予防
ヨーグルトに含まれる乳酸菌などの効果で、腸内環境が改善されると、精神面での悩みの改善効果も期待できます。
- ストレスの予防、緩和
- 精神を安定させる
- うつ病の改善、予防
このように、飲むヨーグルトでは、ダイエット、美容、健康、アレルギー、精神面など、様々な症状の改善や予防、緩和が期待できます。もちろん、ヨーグルトに含まれている乳酸菌の種類によって期待できる効果も変わります。
飲むヨーグルトで、より効果的なダイエットを行う方法とは!?
ダイエットに飲むヨーグルトを利用する場合に、どのように行えば効果的かを紹介します。
飲むヨーグルトを使って、少しでもダイエットを成功させたい人は、ここで紹介する内容を参考にすると良いです。
ダイエットには、朝と夜、どちらに飲むと効果的か?
朝よりも、夜、飲むヨーグルトを飲むのがダイエットに効果的です。できれば晩御飯を早めに食べて、眠る前には消化が終わっている状態にして、寝る前までに飲むヨーグルトを飲みます。
すると、飲むヨーグルトの栄養がシッカリと吸収されて、夜、寝ている間に、腸内が活発になって腸内環境の改善が期待できます。翌朝のお通じ改善も期待できます。
また、ヨーグルトに含まれるカルシウムが睡眠中に成長ホルモンと結びついて、脂肪燃焼の効果を高める。
ホットヨーグルトにして飲むと効果が倍増!?
飲むヨーグルトは、人肌程度に温めて飲むことで、よりダイエットや健康への効果が期待できます。
ちなみに、冷蔵庫で冷やした状態の飲むヨーグルトを飲むと、腸が冷えて代謝が落ちてダイエットにはマイナスです。
飲むヨーグルトを温めるメリットは、
- 飲むヨーグルトの栄養をシッカリ消化吸収できる
- 胃腸を冷やさないので、代謝を落とさない
- カルシウムの吸収率が上げ、脂肪燃焼率をよくする
- 体の中から暖めて睡眠をうながす
温めた飲むヨーグルトを飲むことで、腸の代謝を落とさずに、栄養が吸収でき、ダイエット効果を良くする効果が期待できます。特に、カルシウムの吸収がよくなるので、脂肪燃焼効果がアップして、ダイエット効果がより期待できます。
また、暖かい飲むヨーグルトを飲んで、体の中から暖めることで、よりリラックスして、質の良い睡眠が期待できます。睡眠の質が良くなると、寝ている時に成長ホルモンの分泌が促進されるので、ダイエット、美肌、健康などへの効果が期待できます。
お菓子がやめれないなら、間食を飲むヨーグルトにする
ダイエットをして痩せたいが、どうしてもチョコレートやスナック菓子、スイーツなどを間食として食べてしまっている場合は、間食を飲むヨーグルトにかえることで、1日の総摂取カロリーを減らすことて、ダイエット効果が期待できます。
食事を飲むヨーグルトに置き換えて、カロリー量を大幅に減らす
さらに、ダイエット効果を出したい場合には、1日のうち、1食を飲むヨーグルトに置き換える方法です。
最も、効果が出やすいのが晩御飯を、飲むヨーグルトに置き換える方法です。これで、1日の総摂取カロリーを大きく減らすことができます。
自家製の飲むヨーグルトで、大幅に、摂取カロリーを下げる!
コンピにやスーパーで売られている飲むヨーグルトは、飲みやすいように甘く作られているので、けっこう砂糖が入っています。
そこで、自家製の飲むヨーグルトを作ることで、摂取カロリーを抑えて、ダイエット効果が期待できます。
※自家製の飲むヨーグルトの作り方
普通のヨーグルト(プレーンヨーグルト)をミキサー(泡だて器)で、とろみが出るまで混ぜます。とろみが出たら、牛乳で割ります。
ハチミツ、ココア、フルーツなどで味をつけると飲みやすいです。
他の栄養があるモノと混ぜで効果アップ
飲むヨーグルトに、ハチミツやオリゴ糖、フルーツ、ココアなど、他の栄養があるものを混ぜることで、より吸収できる栄養を増やすことで、美容、健康、ダイエット効果が期待できます。
このため、ダイエットと同時に、美容や健康、むくみ改善、貧血対策、疲労回復など、期待したい効果がある場合は、飲むヨーグルトに他のモノを混ぜると効果的です。
また、飲むヨーグルトで、置き換えダイエットをする場合は、砂糖が入っていない自家製の飲むヨーグルトを作り、ハチミツやオリゴ糖、ココア、フルーツなどを混ぜると飲みやすく栄養バランスが調整できるのでオススメです。
ハチミツを入れる
ハチミツのダイエット効果としては、睡眠の質を良くすることで、成長ホルモンの分泌を促進することで、寝ている時の脂肪燃焼を促して、ダイエット効果が期待できます。
この他にも、ハチミツの効果としては、
- 滋養強壮の効果
- 疲労回復
- アンチエイジング
- 美肌効果
- 子供の脳の発育を促す
- 殺菌効果
これらは、ハチミツに含まれているビタミン、ミネラルによる効果です。
また、ハチミツ大さじ1杯が、砂糖大さじ3杯に相当する程の甘さがあるので、甘いのが好きな人は、砂糖をやめて、ハチミツに変えることで、総摂取カロリーを抑えることができます。
オリゴ糖を入れる
オリゴ糖は、腸内のビフィズス菌のエサになり、善玉菌を増やすことで、腸内環境の改善効果が期待できます。この為、飲むヨーグルトとの相性もいい食べ物です。
特に腸内環境が悪い人は、飲むヨーグルトとオリゴ糖を組み合わせることで、便秘解消により老廃物の排出をして、むくみをとることで、ダイエット効果が期待できます。
フルーツと一緒にとる
フルーツは、ビタミンやミネラルが豊富に含まれているので美容、健康への効果が期待できます。特にブルーベリーやバナナ、イチゴなどは、フルーツ飲むヨーグルトが簡単に作れて美味しいのでオススメです。
「リンゴ」が特にダイエットにオススメ
飲むヨーグルトにフルーツを組み合わせる場合は、「リンゴ」が一番のオススメです。
リンゴは、「1日1個のリンゴで医者いらず」と言われるぐらい優秀な果物です。特に飲むヨーグルトには含まれていない食物繊維が豊富に含まれています。リンゴの食物繊維の効果で、腸内環境の改善効果、ダイエット効果が期待できます。
また、リンゴには、むくみを解消するカリウム、疲労回復の効果があるクエン酸やリンゴ酸も豊富に含まれています。
ココアを混ぜる
ココアは、食欲を抑えることで、ダイエット効果があります。この為、飲むヨーグルトで置き換えダイエットをする時にココアは空腹を抑える強い味方です。
この他にも、ココアに期待できる効果としては、
- カカオポリフェノールに抗酸化作用がある
- 抗酸化作用で、肌のシミ、しわ対策
- 鉄分が豊富で貧血改善に役立つ
- カリウムによりむくみ解消
- ココアのテオブロミンが血管を広げる高血圧対策
- ココアの食物繊維が脂肪の代謝を助ける
- マグネシウムでカルシウムの吸収を助ける
- NK細胞を活性化させて免疫アップ
- 血流改善により冷え性対策
このようにココアを飲むヨーグルトに加えることで、ダイエット効果以外にも美容、健康など、様々な効果が期待できます。
以上のように、飲むヨーグルトは、色々なものを混ぜることで、様々な効果が期待できます。
さらに、ダイエット効果をアップさせる方法
せっかくダイエットをするなら、より効果的に、効果を出したいと思いませんか?
具体的に、飲むヨーグルトのダイエット効果をアップさせる為には、「ストレッチ」や「運動」を組み合わせると効果的に痩せやすくなります。
ここでは、具体的に、ダイエット効果をアップするために役立つ情報を紹介します。
ストレッチと飲むヨーグルトを組み合わせて効果倍増
飲むヨーグルトの乳酸菌の力を、より活発にするためには、寝る前に簡単な便秘解消のストレッチを行うといいです。
ストレッチを行い、腸内環境を改善する事で、腸内の善玉菌の働きが活発になり、美容、健康、ダイエット効果が得やすくなります。
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適度な運動と組み合わせる
飲むヨーグルトだけで、ダイエットを行うよりも、さらに、健康的に早く痩せたいと思った場合には、適度な運動を組み合わせる必要があります。
食事だけのダイエットをしようと思った場合には、脂肪と一緒に筋肉が落ちて、基礎代謝が下がって太りやすい体質になる可能性があるので注意が必要です。
この為、体の筋肉量を落とさず、消費カロリーを増やす、適度な運動は、ダイエットを行うときには必須です。
ダイエットに運動を取り入れたいと思った場合は、下記のページが参考になります。
⇒筋トレ・有酸素運動の順番でダイエット効果をアップする方法【まとめ】
飲むヨーグルトの注意点!
飲むヨーグルトは、普通のヨーグルト(プレーンヨーグルト)と同じ栄養がとれるので、シッカリと栄養摂取できるのでオススメな食品です。
しかし、飲むヨーグルトをダイエットに使う場合には、注意する点もあります。
飲み過ぎるとカロリーオーバーに!?
市販の飲むヨーグルトは、砂糖などの糖類や脂質が多く含まれていることで、飲みやすく作られているので、飲み過ぎると太るので注意が必要です。
下痢の原因になることもある
美味しいので、ゴクゴクのめますが、飲み過ぎると下痢になる可能性もあるので注意して飲みましょう。
自分に合った種類の善玉菌を選ぶ
飲むヨーグルトに入っている善玉菌には、「LB81」「LG21」「BE80」など、色々な種類があります。
この善玉菌の種類は、どれが必要であるかは、人それぞれの腸内環境によって違います。この為、自分の体質に合った菌が入った飲むヨーグルトを選ぶ必要があります。
もしも、あなたの体質に合っていない菌が入っていると「お腹がグルグル」と調子が悪くなる可能性があるので注意しましょう。
このように、栄養が豊富で、ダイエット効果も期待できる飲むヨーグルトですが、注意も必要です。
まとめ
飲むヨーグルトは、普通のヨーグルト(プレーンヨーグルト)と同じ効果が期待できるので、美容、健康、ダイエットなど、幅広い効果が期待できます。
しかし、コンビニやスーパーで売られている市販の飲むヨーグルトは、砂糖などの糖分や脂質が多く入っているので、飲み過ぎには注意が必要です。
余裕があれば普通のヨーグルトと牛乳を使って、自家製の飲むヨーグルトを作り、ハチミツ、ココア、リンゴなど、必要な栄養をくわえて、自分に合った飲むヨーグルトを作ると、必要な栄養がとれるので良い方法だと思います。