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ヘスペリジンの効果、効能として、どのようなことが期待できるのでしょうか?
ミカンの皮の成分で、陳皮(ちんぴ)という漢方薬としても使われていたヘスペリジンですが、
- そもそもヘスペリジンとは?何か?
- ヘスペリジンの効果、効能とは?何が期待できるのか?
- 何を食べるとヘスペリジンの効果を得ることができるのか?
- 副作用の心配はないのか?
- サプリメントはあるのか?口コミは?
というような点についてまとめて紹介しています。
ヘスペリジンについて、効果効能や副作用、摂取量、ヘスペリジンを含む食品、サプリメント、口コミ評判などについて気になる人は、参考になると思います。
「目次を参考に、好きなところから読んでね!」
糖質関連酵素化学シンポジウムの論文や江崎グリコ株式会社健康科学研究所などの調査によると、ヘスペリジンは、効果があると検証で分かっています。
実際に、どんな効果が期待できるのか?
ヘスペリジンの一番の効果は、「血流改善作用」です。この血流改善作用によって、冷え症、肌荒れ、生活習慣病、皮膚の乾燥、肩こり、腰痛など、色々な効果が期待できることが分かっています。
糖質関連酵素化学シンポジウムの「糖転移ヘスペリジンの血流改善作用」について下記のようなことが論文で発表されています。
下記の論文の抜粋部分を読まなくてもいいです。下で、分かりやすく説明しています。
糖転移ヘスペリジンは、冷えや肩こり、腰痛、肌荒れなどの改善をはじめ、美肌効果も期待できる、女性の健康増進に役立つ成分であることが示された。また、近年は、糖転移ヘスペリジンが、血管の若さを保ち、生活習慣病の予防に有効であるという結果が多数発表されている。さらに、糖転移ヘスペリジンは、多岐にわたる生理機能が検証されている成分なので、健康食品素材として有望であると考える。糖転移ヘスペリジンの血流改善作用(糖質関連酵素化学シンポジウム)
また、糖質関連酵素化学シンポジウムの「糖転移ヘスペリジンの血流改善作用」、「江崎グリコ株式会社健康科学研究所」の調査などで、実際に、人が糖転移ヘスペリジンを使うことで、効果があるのか?の検証がされ、効果が実証されています。
「ここから下で、分かりやすく解説しています!」
私たちも負担の生活にヘスペリジンを取り入れることで、美容、健康の改善効果が期待できますね!
ヘスペリジンとは?
ヘスペリジン(Hesperidin)は、ミカン、オレンジ、レモン、はっさく、ダイダイ、などの柑橘類に多く含まれているポリフェノールフラボノイド)の一種の栄養成分です。
ヘスペリジンは、実(み)の部分よりも皮や袋、スジの部分多く含まれています。また、ヘスペリジンは、青ミカンの皮や袋、スジに多く含まれています。
また、完熟ミカンよりも、青ミカンの方が十数倍もヘスペリジンの含有量が多いと言われています。
ヘスペリジンは、ビタミンPの一種
ヘスペリジンは、ビタミンPの一種です。ビタミンPとは、ルチン、ケルセチン、ヘスペリジンなどのポリフェノール(フラボノイド)をまとめたものです。
ヘスペリジンが発見された当初は、人間の生命活動に必要な栄養素だと思われ、ビタミンの一種である「ビタミンP」と名付けられました。
しかし、後日になって、厳密に見た場合は、ビタミンではないことが分かったので、現在は、ビタミン類には含めず、ビタミンと似た働きをする栄養素の「ビタミン様物質」として扱われています。
ミカンの皮は、漢方薬
ミカンの皮を乾燥させると陳皮(ちんぴ)という食品になり、漢方薬や香辛料などの材料になります。この漢方薬の陳皮(ちんぴ)の薬効は、風邪薬などに使われています。
食用として、日本で陳皮が使われ始めたのは江戸時代後期からです。元々、海外から日本に伝来した時は、薬用として使用されていました。
ヘスペリジンは、欧州では、静脈の循環を改善する薬の有効成分として使われていました。
ヘスペリジンの性質
ヘスペリジンは、光や熱に弱いので、料理で加熱すると作用を失います。また、酸化しやすいので、空気にさらすと変性しやすいので保存には注意が必要です。
また、ヘスペリジンは、水に溶けにくいので、体内への吸収率は良くありません。
そこで、近年になって、水に溶けやすく、吸収率を良くしたヘスペリジンが開発され、サプリメントなどに利用されるようになりました。
この為、新しく開発されたヘスペリジンは、みかんなど植物由来のヘスペリジンと比べても効率良く体内に吸収することができます。
ヘスペリジンの種類
元々のヘスペリジンは、水に溶けにくく、体内で吸収しにくいといった特徴があります。
体内で吸収しにくいヘスペリジンを吸収しやすくするために、人の手によって変化を加えることで、いくつかの種類に分類できます。
基本的な種類としては、
- ヘスペリジン(天然の状態のモノ)
- 糖転移ヘスペリジン
- 分散ヘスペレチン
- メチルヘスペリジン
それぞれが、どのような違いがあるのか、個別に紹介します。
ヘスペリジンとは?
ヘスペリジンは、ミカン、ユズなどの柑橘類の皮からとれる栄養素で、ビタミンPの一種です。「ヘスペリジン」という場合は、天然のヘスペリジンのことを指します。
ヘスペリジンには、健康、美容など幅広い効果が期待できますが、水に溶けにくいのがヘスペリジンの欠点です。
糖転移ヘスペリジンとは?
酵素を使って、「ヘスペリジン」と「糖」を結合させたのが「糖転移(とうてんい)ヘスペリジン」です。糖転移ヘスペリジンは、酵素を使って作ることから「酵素処理ヘスペリジン」とも呼ばれます。
ヘスペリジンを水に溶けにくいので、糖を加えて、糖転移ヘスペリジンにすることで、水への1万倍以上、溶けやすくすることで、体内での吸収率を約3倍アップしています。
体への吸収率がアップしたころで、糖転移ヘスペリジンは、ヘスペリジンの本来持っている効能を利用できるメリットがあります。
分散ヘスペレチン(ナノヘスペレチン)とは?
「分散ヘスペレチン」は、水に溶けて微粒子状になったヘスペレチン粒子の周りに膜を作ることで、ヘスペレチンを微粒子の状態で固定します。
微粒子にすることで、体内での吸収率をアップしています。
実際に、分散ヘスペレチンは、摂取した後、血液中の濃度が1時間で最大になるというぐらい、吸収率がよくなります。
分散ヘスペレチンは、糖転移ヘスペリジンよりも3.65倍、吸収率がアップしています。また、分散ヘスペレチンは、天然のヘスペレチンと比べると10倍の吸収性があります。
「分散ヘスペレチン」と「ナノヘスペレチン」は、呼び方が違うだけで同じものです。
メチルヘスペリジンとは?
ヘスペリジンは、水に溶けにくいので、化粧品へ配合しにくい欠点がありました。この溶けにくいヘスペリジンをメチル誘導体化することで、色々な剤型へ使用することが可能になりました。
ヘスペリジンの効果
ヘスペリジンの効果を紹介します。
具体的なヘスペリジンに期待できる効果効能としては、
- ①毛細血管・末梢血管を強化する
- ②血流を改善する効果
- ③冷えの改善
- ④肩こり、腰痛の予防・改善
- ⑤倦怠感の改善
- ⑥むくみ予防
- ⑦高血圧を予防する効果
- ⑧コレステロール値・中性脂肪の低下作用
- ⑨生活習慣病の予防改善
- ⑩メタボ対策・脂肪分解
- ⑪抗アレルギー作用(花粉症・炎症など)を予防
- ⑫リウマチの症状の改善
- ⑬骨粗しょう症を予防
- ⑭ビタミンCの安定化、消耗抑制、リサイクル効果
- ⑮肌(皮膚)の状態を改善
- ⑯自律神経への作用・ストレス対策効果
- ⑰発ガン抑制作用
- ⑱集中力アップの効果
- ⑲抗酸化作用・活性酸素を除去
以上のように、ヘスペリジンには、色々な効果が期待できます。
①毛細血管(末梢血管)を強化する
毛細血管は、全身の細胞に栄養や酸素を送り、二酸化炭素や老廃物を回収する働きがあります。この為、適度に細胞の膜を通過しやすくする透過性を保つ必要があります。
ヘスペリジン(ビタミンP)は、透過性のバランスを整えることで毛細血管を強くすることで、出血、むくみ、を防ぐ働きがあります。
②血流を改善する効果
ヘスペリジンは、毛細血管を強化することで、血流を改善する効果が期待できます。
毛細血管は、全身の手足などの末端部分に、栄養や酸素を送る大切な働きをしています。毛細血管が強化されて、栄養や酸素が順調に送ることができると、血流を改善することができます。
実際に、糖転移へスペリジンの摂取テストでは、約30分後に、サーモグラフィで計測したところ手の皮膚の温度が上がり赤色になり、血行不良の改善が確認されるたとも言われています。
③冷えの改善
ヘスペリジンは、毛細血管を強化することで血流改善が期待できます。特に、ヘスペリジンは、手足などの末端部分の血流改善が期待できるので、冷えの改善効果が期待できます。
実際に、日本の古くからの習慣として、湯具湯や天日干ししたミカンの皮をお風呂に入れて、体が温める習慣があります。これは、ミカンの皮、ゆずの皮のヘスペリジンの血流を改善するいい例です。
また、グリコが行った実験では、糖転移ヘスペリジンを摂取したところ、部分的な冷えの回復が早くなることがアンケートによって確認されています。
ヘスペリジンで冷え性・低体温の改善・予防効果【まとめ】
④肩こり、腰痛の改善
肩こりや腰痛の原因は、血流が悪くなることによって起こる血流の滞りです。ヘスペリジンを摂取して、血流を改善すると肩こりや腰痛部分の細胞に酸素や栄養が送られ、腰痛や肩こりの改善や予防効果が期待できます。
⑤倦怠感の改善
糖転移ヘスペリジンを、冷えを感じる男女が摂取することで冷え性が軽減されたという実験結果があります。さらに、自律神経失調症の自覚症状の「倦怠感」の改善も確認されています。
このように、ヘスペリジンは、冷え性に伴う倦怠感などの症状を改善する効果が期待できます。
⑥むくみ予防
長時間、座ったまま、立ったままの姿勢を続けると、血流やリンパ液の流れが悪くなり、足が「むくみ」を起こす場合があります。
グリコの研究科学研究所が行った実験では、1日に1000mgの糖転移ヘスペリジンを与えたところ、6時間座った「むくみ」がある女性は、むくみの回復が確認されたという結果がありました。
⑦高血圧を予防する効果
高血圧を発症しているラットに糖転移ヘスペリジンを与えたところ、最高血圧が最大で約8%の低下が確認されています。また、人での試験でも血圧上昇を抑える効果が確認されています。
ヘスペリジンは、活性酸素を除去する働きがあるので、血管の収縮をコントロールする事で、血圧の上昇を抑制する効果が期待できます。
また、ヘスペリジンは、ビタミンCを安定化して、吸収を促進する効果があります。ビタミンCは、活性酸素を除去する抗酸化作用があるので、活性酸素による血管の収縮の予防効果も期待できます。
株式会社林原という糖転移ヘスペリジンを開発した会社が岡山大学と共同で試験を行ったところ、血圧の上昇を抑制する効果が確認されています。
糖転移へスペリジンは、血管平滑筋の過剰な収縮の抑制、血管内膜、血管中膜の肥厚を抑制する効果でも高血圧を改善する効果が期待できます。
⑧コレステロール値・中性脂肪の低下作用
ヘスペリジンは、悪玉(LDL)コレステロール値、中性脂肪を低下させて、善玉(HDL)コレステロールを増やす効果が期待できます。
成人男性を対象に行ったテストでは、糖転移ヘスペリジンで、肝臓で作られる過剰な中性脂肪を減らすことが分かっています。
このテストでは、中性脂肪値が高い人は、低下が認められたが、正常値の人は中性脂肪の低下が認められなかったというものです。
⑨生活習慣病の予防改善
悪玉(LDL)コレステロール、中性脂肪が増えると血流の悪化、動脈硬化、高血圧、脳梗塞、心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こす原因になります。
ヘスペリジンは、血液中の中性脂肪を減らすことで、悪玉(LDL)コレステロールを低下させ、生活習慣病の予防や改善効果が期待できます。
糖転移ヘスペリジンは、肝臓で中性脂肪を作る時の原料となる「脂肪酸」を作るのを抑え、脂肪酸の燃焼を側線することで、中性脂肪を減らす効果が期待できます。
ラットでの実験では、糖転移ヘスペリジンを中性脂肪の多いラットに与えたところ、「肝臓の脂肪酸の合成に関連する酵素(FAS)の発現を抑制」、「脂肪酸の燃焼にかかわる酵素の(CPT1、CPT2)の発現を促進」といった効果が分かっているようです。
⑩メタボ対策・脂肪分解
メタボの人は、「内臓脂肪症候群」とも言われ、内臓脂肪型肥満、高血糖、高血圧、脂質代謝異常(高脂血症)のうち2つ以上が重なった状態をいい、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞を起こす原因になります。
糖転移ヘスペリジンは、肝臓で作られる中性脂肪を減らす脂肪分解によって、メタボ対策が期待できます。
臨床データによると、糖転移へスペリジンを1日500mgを半年投与したところ、中性脂肪が3~4割減ったことが確認されているようです。
⑪抗アレルギー作用(花粉症・炎症など)を予防
ヘスペリジンは、抗アレルギー作用、免疫調節作用として、「アレルギー反応による炎症を抑える」、「花粉症、リウマチなどの予防、改善する効果」が期待できます。
アレルギー反応が起こると、血液中の白血球が反応して、体内に侵入した物質に攻撃を始めます。白血球の攻撃が始まると毛細血管は、過剰に水分やタンパク質などが通すようになり、花粉症の鼻づまり、鼻水などの症状が起こります。
ヘスペリジンは、毛細血管の透過性を調整して、アレルギー反応で、高くなりすぎた透過性をコントロールして、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状を予防する抗アレルギー作用があります。
>>> ヘスペリジンで花粉症(アレルギー)対策・予防と、その改善効果とは?
⑫リウマチの症状の改善
リウマチは、診断や治療が難しく、治療薬も副作用があるため、治療が難しい病気です。
ヘスペリジン(ビタミンP)は、陳皮(ちんぴ)という漢方薬の成分にもなっていますが、その効果は、炎症を抑える作用があります。
グリコの健康科学研究所の実験によると、約3ヶ月間、糖転移ヘスペリジンを摂取したところ9名中、6名がリュウマチに対する効果があったと診断されました。
⑬骨粗しょう症を予防
骨粗しょう症は、骨が作られる以上に、骨が溶け出す速度が速くなることで、骨がもろくなる症状です。
ヘスペリジンには、骨密度の低下を抑制、骨の損傷を防ぐことで、骨代謝改善作用が認められたことで、骨粗しょう症を予防する効果があるといわれています。
骨粗しょう症のマウスに糖転移ヘスペリジンを1ヶ月、投与し、大腿骨の骨密度を計測したところ骨量減少の抑制がみられたようです。
⑭ビタミンCの安定化、消耗抑制、リサイクル効果
ビタミンCは、抗酸化作用があるので、体内で発生する活性酸素を除去することで健康、美容の効果が期待できます。
しかし、ビタミンCは、不安定で壊れやすいので、効果を出すのが難しいです。この為、ヘスペリジン(ビタミンP)で、ビタミンCを安定させることで、活性酸素を減らす効果が、より期待できます。
また、へスペリジンは、体内で使われ機能を失った酸化型ビタミンCを、元の還元型ビタミンCに戻すことで、ビタミンCの消耗を抑制、リサイクル効果、体内のビタミンC濃度を維持する作用が期待できます。
⑮肌(皮膚)の状態を改善
加齢により毛細血管が老化すると皮膚に送る栄養と酸素が減少して肌の老化が進みます。ヘスペリジンには、毛細血管を強化することで血流の改善効果が期待できます。
血流が改善すると、全身の皮膚に送る酸素や栄養が増えることで、肌の状態の改善が期待できます。
グリコの健康科学研究所の実験では、約2ヶ月、継続的に、糖転移ヘスペリジンを摂取したところ、眼の下の血流量が改善し、メラニンを減らしたという結果がでています。
糖転移ヘスペリジンを継続的に摂取することで血流改善によって、お肌の状態を良くする効果が期待できます。
さらに、効果的に、お肌の状態を良くしたい場合は、コラーゲンとの併用がオススメです。
グリコの健康科学研究の実験では、約2ヶ月、「糖転移ヘスペリジンを含むコラーゲン飲料」を飲んだところ、肌の弾力性、水分量、目尻のシワなど、皮膚の改善効果が高まったという結果がでています。
ヘスペリジンによる赤ら顔の治し方【まとめ】原因と改善方法
⑯自律神経への作用・ストレス対策効果
糖転移ヘスペリジンは、毛細血管を強化する事で、血流改善の効果が期待できます。グリコの健康科学研究の実験結果で、血流の改善は、自律神経への作用があることが分かりました。
自律神経には、交感神経と副交感神経があります。交感神経が優位になると血管を収縮するので、血流が減少します。副交感神経が優位になるとリラックスして血流が増加します。
糖転移ヘスペリジンを摂取した対象者に、心拍変動解析といった方法で、自律神経の交換神経と副交感神経のどちらが優位なのかを調べました。
その結果、500mgの糖転移ヘスペリジンを摂取した人は、1時間後、副交感神経の働きが活発になっていたことが分かりました。
ヘスペリジンを摂取して、副交感神経の働きを活発にするとリラックス効果でストレス対策、更年期障害の軽減などでが期待できます。
⑰発ガン抑制作用
腫瘍(しゅよう)があるラットにヘスペリジン(ビタミンP)を8週間投与することで、発ガンの抑制作用があるという報告があります。
このヘスペリジン(ビタミンP)による発ガン抑制作用については、まだまだ、研究段階のようですが、大腸ガン、胃ガン、食道ガン、口腔ガンに関して効果があるという報告はあるようです。
もしも、ガンが心配な場合には、医師にヘスペリジン(ビタミンP)の効果について相談してみると良いです。
⑱集中力アップの効果
糖転移ヘスペリジンは、ストレスを軽減することで、集中力のアップ効果が期待できます。集中力アップにより仕事や勉強の作業効率を良くする効果が期待できるという研究成果が報告されているようです。
実験では、単純な一桁の足し算を行いストレスを与えたところ、糖転移ヘスペリジンを250mgを摂取した人は、ストレスホルモンと呼ばれるコルチゾールが低下したことが分かりました。
⑲抗酸化作用で活性酸素を除去
ヘスペリジンは、ビタミンCを体内で安定化させて、消費量を抑制、リサイクルする効果があります。
このように抗酸化作用があるビタミンCを効率的に使うことができるので、体内で発生した活性酸素を除去する抗酸化作用が期待できます。
食事・食べ物
ヘスペリジンは、食べ物からの摂取が可能です。
具体的なヘスペリジンを含む食べ物、食品としては、
- 青みかん
- ミカン
- オレンジ
- レモン
- 橙(だいだい)
- ゆず
- グレープフルーツ
- さくらんぼ(チェリー)
ミカンの場合、基本的に、実よりも皮やスジに多くヘスペリジンが含まれています。
具体的には、
- ミカンの皮:実の50倍
- ミカンの筋:実の300倍
効果的に摂取する方法
ヘスペリジンは、血流改善によって、中性脂肪を減らし、メタボ対策、生活習慣病予防、肌の改善、冷え性対策など、美容、健康に色々な効果が期待できます。
しかし、ミカンやオレンジなどの食品に含まれている天然のヘスペリジンの欠点は、吸収率の悪さです。
この為、人工的に作られた「糖転移ヘスペリジン」の方が、吸収率が良いので、ヘスペリジンの効果を実感したい人は、糖転移ヘスペリジンを選ぶ方が効果的に摂取できます。
副作用・注意点
ヘスペリジンを摂取することで、特に深刻な副作用が現れることは、ほとんど無いと言われています。
しかし、体質や摂取のし過ぎによって、
- 吐き気
- 腹痛
- 胃炎
- 嘔吐
- 下痢
- 頭痛
- アレルギー反応
などの副作用を引き起こす場合があります。
ただし、ヘスペリジンは、基本的には、副作用は、それほど気にすることは無いのではないかと感じていますが、注意点は、下記で紹介しておきますので参考にしてください。
冷え性の人の注意点
ヘスペリジンは、ミカン、キンカン、ゆず、などの柑橘系の食品に多く含まれています。この為、柑橘系の果物を沢山、食べると良いということになります。
しかし、オレンジやグレープフルーツなど、原産国が暖かい地域の果物は、体を冷やす作用があります。
ヘスペリジンには、血流改善の効果がありますが、グレープフルーツやオレンジなどを食べることで、逆に体を冷やしてしまう可能性があるので、冬場などの寒い時期は注意が必要です。
ヘスペリジンで冷え性・低体温の改善・予防効果【まとめ】
肝臓が弱い人は注意が必要
ヘスペリジンは、ビタミンPとも言われます。また、ヘスペリジンを摂取するために、ミカンやオレンジなどを沢山食べると、ビタミンCなどのビタミンを過剰に摂取することになります。
ビタミンを過剰に摂取すると肝臓に負担がかかることで、腹痛や下痢、頭痛、胃炎などの副作用が起こる可能性があります。
また、肝臓が弱い人や治療中の人など、肝臓が弱っている人は、ミカンやグレープフルーツ、オレンジなどの食べ過ぎにも注意が必要です。心配な人は医師に相談しましょう。
妊婦、授乳中の人も念のため注意
基本的に、ミカンやオレンジなどからヘスペリジンを摂取しても、特に問題は無いと言われています。
ただし、妊娠中や授乳中の女性の場合で、サプリメントでヘスペリジンを摂取する場合には、吐き気、腹痛、手足のしびれなどの症状が出る可能性もあるようなので、服用前には医師に相談するのが良いです。
効果的に摂取しないとカロリーオーバーになる!?
食品からヘスペリジンを摂取する場合には、ミカンやオレンジ、グレープフルーツなどを食べることになります。
しかし、食品から摂取するヘスペリジンの吸収率はかなり低いです。この為、ミカンやオレンジなどを大量に食べる必要があります。
この為、メタボ改善効果が期待できるヘスペリジンですが、カロリーオーバーになる可能性もあるので、過剰摂取は注意が必要です。
効果的に、ヘスペリジンの栄養を摂りたい場合は、食品からの摂取は、吸収率が悪いので、あまり効率的ではありません。
この為、ヘスペリジンの効果を実感したい人は、ヘスペリジンの吸収率を良くした「糖転移ヘスペリジン」をサプリメントで摂取すると、効果的に体内で吸収できます。
サプリメントの活用
ヘスペリジンは、ミカンやオレンジなどの食品からとると、どうしても吸収率が悪く、効果を実感しにくいのが欠点です。
そこで開発されたのが、「糖転移ヘスペリジン」です。糖転移ヘスペリジンは、従来のヘスペリジンと比べると3倍の吸収率が期待できます。
糖転移ヘスペリジンは、従来のヘスペリジンよりも吸収率が良く、効果が期待できます。ただし、体内をじっくり巡るので、素早い効果は期待しにくいです。
ヘスペリジンが、素早く体内で吸収されるように作られたのがナノヘスペリジンです。
ナノヘスペリジンは、微粒子化しているので、体内をすばやく巡ることができます。
αGヘスペリジンのサプリ
「糖転移ヘスペリジン」と「ナノヘスペリジン」を配合して作られたのがグリコの「αGヘスペリジン」のサプリメントです。
αGヘスペリジンは、ジックリ巡る「糖転移ヘスペリジン」と、素早く巡る「ナノヘスペリジン」が、『早く!』『長く!』『強く!』24時間めぐります!
そして、1粒にミカン30個分のパワーが…。
このαGヘスペリジンのサプリメントは、江崎グリコが、20年の歳月をかけて商品化したサプリメントです。
※「公式サイト」では、サプリを服用した人、しなかった人のサーモグラフィーを使った効果の検証結果が、写真付きで紹介されています。
αGヘスペリジンのサプリのお客様の声・口コミはどうか?
実際に、αGヘスペリジンのサプリメントを服用した人が、どのような効果を感じているのか?お客様の声、口コミを紹介します。
辛かったのですが、良さそうな感じがして試したら、冬から飲み始めて、次の冬には、まことに良好な毎日です。
ナノヘスペリジンは以前から飲んでいます。今回の新パッケージ分から、さらに実感しているので、これから冬にかけて服用を続けたいと思います。
最初は、あまり信じていません弟子がが、冷えで夏でも靴下をはいていた昨年より、今年、段々と脱げるようになりました。
普段は、夜寝るときは、レッグウォーマーが必要ですが、初めて飲んだ日の夜には必要なかったので嬉しい限りです。平熱が35℃を下回るほどの低体温なので、これからも継続したいと思います。
以前のヘスペリジンは実感できませんでしたが、ナノヘスペレチンが配合されてからは快適です。
寒さに悩み、職場ではカイロや生姜湯と色々と試しましたがイマイチでした。友だちにヘスペリジンの事を聞いて試したところ、少しずつ実感しています。
ヘスペリジンの説明を見て夫の為に購入したのですが、私は、すぐに巡りを実感できました。1ヶ月経ったのですが、夫は、よく分からないと言っています。
クロレラ、コラーゲン、グルコサミンと色々と健康食品を試したのですが、体が歩く時に軽くなり嬉しいです。
飲み始めて2ヶ月、変かもまだありませんが、ベッドに入る時は、例年よりも薄着になりました。
もっと、早くこのサプリを知りたかったです。バイク通勤で、冷えがいちじるしくパソコンの操作ができないぐらいでした。このサプリに出会えて本当にありがとうございます。
自動車通勤ですが、冬は、車内でも手袋をしていました。今年は、手袋は使いませんでした。
朝起きて、すぐに活動にはいれます。
飲み始めて数年ですが、ムズムズがなくなったので、引き続き飲みたいと思います。
真夏でもヒートテックのレギンスを履くぐらい困っていました。トイレの回数は冬は何度も行くので、ヘスペリジンは一生撮りたいです。
上記の通り、基本的に、冷え症で困っている人の感想、口コミなどの経験談が多いようです。当然ですが、これは個人の感想なので、効果を保証するものではありません。なお、著作権などの関係上、上記はリライトして紹介しています。
私が調べた限りですが、αGヘスペリジンのサプリメントを服用している人の口コミ、経験談などの感想は、40代~90代の人が多いようでした。
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陳皮を料理で使った料理・レシピ
陳皮(ちんぴ)は、ミカンの皮を乾燥させたモノで、漢方薬でも使われているモノです。この陳皮(ちんぴ)には、ヘスペリジンが含まれているので料理で使うと良いです。
なお、陳皮(ちんぴ)といっても、使い慣れた食品ではないので、ここでは、陳皮(ちんぴ)の「作り方」「通は購入」「レシピ」を紹介します。
自宅で陳皮(ちんぴ)を作る方法
陳皮(ちんぴ)は、ミカンを食べた後、皮を捨てずに刻んで天日干しすれば自宅でも簡単に作ることができます。
具体的な陳皮の作り方は、
- みかんの皮の農薬とワックスを洗い流します。
- ミカンのおへそは農薬が溜まりやすいので切り取ります。
- 数時間、水にひたします。
- ベランダなど、日当たりが良いところで天日干しにします。
- 寒い日は、夜は取り込みます。
- 1週間程度、カラカラになるまで干します。
- 皮を刻んで使いやすくします。
といった手順で自宅で作ることができます。
もしも、すぐに陳皮を使わない場合は、数ケ月、干すことができればベストです。
以上のような手順で、自宅でも簡単に陳皮を作ることができます。
ネット通販で陳皮(ちんぴ)を購入する方法
陳皮(ちんぴ)は、自宅でも作ることができますが、めんどうだという人は、ネット通販で購入することができます。
ここでは、楽天市場とAmazonの陳皮一覧を紹介します。
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陳皮(ちんぴ)料理のレシピ紹介
ミカンの皮を干して作った陳皮(ちんぴ)は、ヘスペリジンが含まれる漢方としても使われる食品です。
ここでは、食事からヘスペリジンをとるために、陳皮の料理のレシピを紹介します。
ご飯のおかず、スープ、お茶、薬味、スイーツと、複数の種類を紹介するので、造りやすいレシピを参考にすると良いです。
漢方医お勧め薬膳!陳皮焼肉
陳皮を使った焼き肉は、消化不良の胃腸を治すのにもってこい。ご飯のおかずい美味しく食べて胃腸の改善を…!
陳皮のきんぴら
陳皮をきんぴらにすることで、甘くて美味しく食べることができます。
陳皮味噌のふろふき大根
ゆず味噌の代わりに陳皮を使った味噌を作るので、ふろふき大根以外にも応用が効く一品です。
薬膳☆スタミナスープ
陳皮入りのスタミナスープです。作るのが大変ですが、その分、効果抜群の超スローフードです。
冷や汁(陳皮入り)
液味噌を使う夏にピッタリのサッパリ汁です。この冷や汁を参考に、暖かい汁を作るのもGood!
自家製・陳皮唐辛子
陳皮を入れた自家製の唐辛子なら、気軽に色々な料理の薬味として陳皮が使いやすい♪
美肌にマイカイカ陳皮茶
簡単に作れるマイカイカと陳皮のお茶で、美肌を目指しましょう!
みかんの皮de陳皮茶
ミカンの皮(陳皮)を一番、簡単に使う方法がお茶です。お茶で陳皮の漢方効果を手軽に楽しもう♪
生姜&陳皮シフォンケーキ
生姜と陳皮が入っているので、冷え症の人に嬉しいスイーツです。
薬膳スイーツ 陳皮入り米粉蒸しパン
乳製品や砂糖を入れない、陳皮入りの薬膳スイーツです。
爽やかヘルシー陳皮入り豆乳クリーム
手軽に作れる豆乳クリームに陳皮を入れて一味違ったお菓子作りに…!
以上の通り、陳皮を使うことで、普段の食事でヘスペリジンをとることができます。
まとめ
ミカンの皮やスジなどに含まれているヘスペリジンは、血流改善、冷え性の緩和、中性脂肪の低下などで、生活習慣病や動脈硬化などの病気の予防効果が、論文や研究所によって報告されています。
また、ヘスペリジンは、毛細血管を強化することで、体の末端まで、酸素や栄養を送れるので、冷え症だけではなく、お肌の状態を良くする効果も期待できます。
ただし、天然のヘスペリジンは、吸収率が悪いので、効果的に摂取したい人は、吸収率をアップさせた「糖転移ヘスペリジン」と「ナノヘスペリジン」をサプリメントでとると、効果効能が実感しやすいです。