「肩甲骨はがし」と聞くと、何か怖いイメージを持つ人もいますが、実は、背中の肩甲骨(けんこうこつ)周りの筋肉をほぐすストレッチやマッサージのことです。
現代人は、パソコンやスマホなどを使うことで、肩甲骨まわりの筋肉がこっている人も多いようです。
- 肩こり
- 肩の痛み
- 四十肩、五十肩
- 肩が上がらない
- 肩甲骨周りの痛み
- 腰痛
- 頭痛
- 猫背
- 垂れ胸になる
- 背中に肉がつく
- 骨盤を歪ませる
- 下半身太り
- 便秘
- 目の疲れ
このように肩甲骨の周辺の筋肉がこっていると、肩こりや腰痛、四十肩いがいにも、胸のたれ、下半身太りなど、様々な症状を引き起こす可能性があります。
また、「肩甲骨はがし」のストレッチは、「世界一受けたい授業」というテレビ番組において、医師が、肩こり改善に効果的であるとも紹介されています。
「肩甲骨はがし」で、肩甲骨まわりの筋肉をほぐすと、「肩こり」「肩の痛み」「四十肩(五十肩)」「ダイエット」「バストアップ」「猫背改善」などが期待できるよ!
↓「下記の目次から、好きなところから読んでね!」
肩甲骨とは?
肩甲骨とは、肩と腕をつないでいる骨です。背中の上の方にあり、腕を動かすと動く骨が肩甲骨です。
この肩甲骨とつながっている骨は、鎖骨だけです。その為、周辺の骨の影響を受けにくいので、自由な動きが出来る骨です。
ただし、肩甲骨は、首、肩、胸、腹、腕、背中など、上半身の色々な筋肉とつながっているので、上半身を動かすときには大切な部分になります。
実際に、肩甲骨周辺の筋肉がこることで、肩こりなど、様々な不具合を引き起こす可能性があります。
肩甲骨って、どの骨?
肩甲骨(けんこうこつ)とは、どこにある骨なのでしょうか?
肩甲骨とは、背中の上部にある骨で、肩の下にある出っ張った骨です。手を背中に回すと手で触ることができ、左右、両方にあります。
画像の赤い部分が、肩甲骨(けんこうこつ)です。
肩のゴリゴリ音は注意信号!
肩を動かすとゴリゴリと、肩や肩甲骨から音がすることはありませんか?
その、ゴリゴリとした音は、肩の危険信号かもしれません!?
肩が、ゴリゴリという音をだす原因を紹介する事で、その危険性も理解できると思います。
肩や肩甲骨からゴリゴリと音がする人は、
- デスクワークや家事を長時間続けている
- パソコンやスマホを前のめりに見て猫背になっている
- 肩こりがひどい
デスクワークやパソコンを長時間使うのが原因
例えば、デスクワークで1日中パソコンを使っていると、手や手首しか動かさないので、腕を支えている肩に大きな負担がかかります。
この肩への負担によって、肩周辺の筋肉が硬直して、酸欠状態になり乳酸などの疲労物質が筋肉にたまり、肩がこります。
肩こりが悪化し、筋肉がこると、肩甲骨の動きが悪くなり、肩甲骨がずれることで、肩やカラダのゆがみの原因になり、肩を回すとゴリゴリと音がするようになります。
パソコンやスマホを前のめりに見て猫背になっているのが原因
パソコンやスマホを見ている時は、前のめりになり猫背など、姿勢が悪い状態になっている人が多いです。
この猫背のような姿勢が悪い状態が長く続くと、肩や肩甲骨がゆがんでいる状態が当たり前になり、肩が上にあがり、肩甲骨が肩の方向に引っ張られた状態が習慣化されます。
このように、肩甲骨が肩の方向に引っ張られると、肩を巻き込むようにゆがむので、肩の関節が詰まり、肩を動かすとこすれることで、肩を動かすとゴリゴリと音がします。
肩こりがひどいのが原因
肩甲骨は、鎖骨とだけとつなり浮いているので、可動域が広く、本来、自由に動ける骨です。
しかし、肩こりが悪化すると、筋肉が凝り固まることで、肩甲骨の周りの筋肉の動きが悪くなり、肩甲骨のゆがみがしょうじます。
肩甲骨がゆがむことで、関節に負担がかかり、そこを動かすことでゴリゴリという音をだすことがあります。
以上のように、肩や鎖骨がゴリゴリと音をたてる場合には、筋肉のこりから、肩甲骨や肩の関節が動かしにくくなり、歪み、ずれてきている可能性があります。
私は、仕事でデスクワークをしています。ある日、肩を動かすとゴリゴリと音がしました。
すると、数年後、何もしていないのに、50肩(40肩)になってしまいました。
肩のゴリゴリ温を放置すると四十肩(五十肩)になる!?
肩を動かして、ゴリゴリと音がしても特に痛くないので気にしない人が多いと思います。(私も気にしていませんでした。)
しかし、肩のゴリゴリを放置していると、肩に強い痛みを感じ、腕を上げることができない四十肩(五十肩)になる可能性があります。
四十肩(五十肩)になると、
- 夜間痛(夜寝ている時に腕がズキズキと痛む)
- 肩が上がらなくなる
- 肩の可動域が狭くなる
- 肩を上げると痛みを感じる
四十肩(五十肩)になる原因は、関節や骨が老化することで、肩で炎症が起こっているのが原因です。
もしも、デスクワークや家事で、肩甲骨を動かさない場合には、四十肩(五十肩)になりやすくなる場合もあるようです。
「四十肩」と「五十肩」は、ほとんど違いはありません。四十肩や五十肩になると、共に「肩関節周囲炎」といわれる肩関節に関連する筋肉に炎症が起こっている症状が起こります。基本的に、発症した年齢が40代か50代かの違いだけです。
四十肩(五十肩)の予防方法
四十肩(五十肩)を予防する為には、普段から肩を動かす習慣をもつことが大切です。
このような四十肩(五十肩)を予防する方法としては、普段から肩甲骨を動かす運動をしたり、ストレッチを行って、肩甲骨のまわりの筋肉をほぐすことが大切です。
肩甲骨が硬くなっているか動きをチェック!?
あなたの肩甲骨はこっているのでしょうか?ここでは、あなたの肩甲骨の硬さをチェックする方法を紹介します。
もしも、肩甲骨の動きが悪い場合には、肩こり、四十肩(五十肩)、腰痛などを引き起こす可能性があります。
四十肩(五十肩)や肩こり、腰痛、体調不良の原因である、肩甲骨のこりのチェックして、早めに対応をとりましょう!
腕を前ろから上げる肩甲骨の硬さチェック
①両手を組んで、手の平を前にする
②ヒジを伸ばしながら、ゆっくりと上にあげる
③腕が、耳の後ろまでスムーズに上がればOK
もしも、耳の前など、途中で止まっている人は、肩甲骨周りの柔軟性が悪くなっている可能性があります。
腕を後ろから上げる肩甲骨の硬さチェック
①立ちます。
②お尻の後ろ当たりで手を組みます。
③肘を伸ばしたまま、腕を上にあげます。
上記の状態で、腕が60度ぐらいまで上がらないと、肩甲骨の動きが悪くなっているか確認できます。
注意点としては、「体をそらさない」、「体を前にたおさない」で、体を真っ直ぐにしておく必要があります。
腕を横から上げる肩甲骨の硬さチェック
①壁に背中をつけて立ちます。
②壁には、お尻、肩甲骨、後頭部をつけます。
③腕を壁にそって、ゆっくりと上にあげます。
④肩の高さまでは、ヒジはすこし曲がっても大丈夫です。
⑤肩から上に腕を上げる時には、ヒジはまっすぐにします。
⑥頭の上まで腕をあげます。
③~⑥を何度か繰り返し、肩や背中に痛みを感じた場合には、肩甲骨まわりの金幾がこって硬くなっている可能性があります。
肩甲骨はがしとは?
「肩甲骨はがし」とは?何でしょうか?この名前だけ効くと拷問(ごうもん)のように聞こえて怖いイメージを抱く人もいますが、実際は、肩甲骨の周辺にある筋肉をほぐすストレッチです。
もしも、肩甲骨まわりの筋肉がこって硬くなっている場合は、肩こりや腰痛、腕が上がらない、四十肩、五十肩、猫背など、様々な症状を引き起こす可能性がでてきます。
この為、肩甲骨はがし、といったストレッチやマッサージを行って、筋肉を柔らかくすることで症状が改善される可能性があります。
肩甲骨はがしストレッチの方法
ここからは、具体的な「肩甲骨はがしストレッチ」の方法を紹介します。
上記の動画は、下記のような6個のことが解説しています。
※①1分38秒~:肩甲骨はがし前のチェック
※②2分07秒~:準備運動
※③2分20秒~:肩甲骨はがしストレッチ(腕を横から上げる)
※④3分38秒~:肩甲骨はがしストレッチ(腕を後ろで組んで上げる)
※⑤4分45分~:ストレッチ後の体操
※⑥5分05秒~:肩甲骨はがし後のチェック
下記に、動画で解説されている方法を紹介します。動画での解説を見ながら参考にしてください。
①肩甲骨はがし前のチェック
下記は、動画の「1分38秒~」から解説されている肩甲骨はがし前の「柔軟性のチェック」方法です。
左右の手を、背中まわして、肩甲骨の柔らかさをチェックします。
①右手が上、左手が下から、背中で手が組めるかチェック
②左手を上、右手を下から、背中で手が組めるかチェック
まずは、最初に、どれくらい手が背中に周るか、肩甲骨の柔らかさを確認て、「肩甲骨はがしストレッチ」の前後での違いをチェックします。
②肩甲骨はがし前の準備運動
下記は、動画の「2分7秒~」から解説されている「肩甲骨はがしストレッチ」の準備運動の内容です。
「肩甲骨はがし」を行う前の準備運動です。
①両手を肩に持って行きます。
②肩を中心に腕を前に5回、まわします。
③続いて②の状態で、腕を後ろに5回、まわします。
準備運動を行うことで、「肩甲骨はがし」が安全に行えるようにします。
③肩甲骨はがしストレッチ(腕を横から上げる)
下記は、動画の「2分20秒~」から解説されている「腕を横から上げる、肩甲骨はがしストレッチ」の方法の内容になります。
1つ目の「肩甲骨はがし」の横から腕をあげるストレッチ方法を紹介します。
①腕を体の横に広げ、ヒジを90度ぐらい曲げます。
②腕を顔の横から、真上まで上げていきます。
③ヒジは90度曲げたまま、腕を肩の横まで下して胸を張ります。
※この時に、背中が丸くなったり、状態が前に倒れないように注意
④③の状態で、体を左右に状態をひねります。
⑤①~④を1セットとして、3回から5回行います。
④肩甲骨はがしストレッチ(腕を後ろで組んで上げる)
下記の動画は、「3分38秒~」から解説されている「腕を後ろで組んで上げる、肩甲骨はがしストレッチ」の方法になります。
肩甲骨はがしストレッチの腕を後ろで組んで行う方法を紹介します。
①手を後ろで組みます。
②手を出来るだけ上にあげていく。
※状態が前に倒れたり、背中が丸くならないように注意します。
※胸を張って背中をおばした状態を維持します。
③腕をあげた状態で、体を左右に何度かひねります。
④腕を①の状態に戻して、体をゆるめます。
⑤①~④を1セットとして3回~5回行います。
⑤ストレッチ後の体操
下記は、動画の「4分45分~」からの肩甲骨はがしのストレッチの後の体操の紹介です。
「肩甲骨はがし」を行った後は、クールダウンの意味でもこの体操を行いましょう。
①両手を肩に持って行きます。
②肩を外回しで5回まわします。
③肩を内回しを5回、行います。
⑥肩甲骨はがし後のチェック
下記は、動画の「5分05秒~」からの肩甲骨はがしのストレッチ後の柔軟性のチェック方法を紹介します。
このチェックによって、「肩甲骨はがしストレッチ」の効果で、どれくらい肩甲骨のこりが解消されているかが分かります。
①右腕を上、左腕を下から、背中で手を組みます。
②右腕が下、左腕を上から、背中で手を組みます。
③手がどれくらい組めるかチェックします。
上記の通り、肩甲骨はがしストレッチを行う前と後で、どれくらい手が後ろで組めるかによって、肩甲骨の柔軟性をチェックすることが出います。
肩甲骨はがしストレッチの効果が感じられない場合
もしも、上記の動画の肩甲骨はがしストレッチの効果が実感できない場合には、「姿勢」「動かし方」が間違っていないかをチェックして、再度、実践してみましょう。
さらに効果的な「肩甲骨はがし」をする方法
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自分で日々、ストレッチを行っているが、なかなか、効果が実感できないですか?
なかなか、「肩甲骨はがしストレッチ」で、効果が感じられない場合には、何かしら違ったアプローチを試してみる必要があるかもしれません。
具体的には、「肩甲骨はがし」を効果的に行える「ストレッチハーツ」といったグッズを使うのもいい方法です。
ストレッチハーツは、現役ビーチバレーボールの西村晃一選手の西麻布にあるジムの「BEACH HOUSE FIVE」で、数々の著名人やトップアスリートにもお勧めしているストレッチグッズです。
このストレッチグッズ、保坂尚希さんが監修して作られているので、使い方は、保坂尚希さんによるDVDと冊子の解説付きなので、簡単に使えます。
1日に3分、使うだけで、肩甲骨の柔軟性がアップして、背中で手が組めるようになった人も多数います。
下記のページで愛用者の使用前、使用後の変化が写真で掲載されています。
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肩甲骨の周りの筋肉を柔らかくする効果
ここでは、肩甲骨の周りの筋肉を柔らかくすることによって、どのような効果が期待できるのか?について紹介します。
ここでは、肩甲骨の周りの筋肉を柔らかくすることによって、
- 姿勢が良くなる
- 猫背解消
- 肩こり解消
- ダイエット効果
- リンパの流れを良くする
- 代謝をよくする
- 背中に脂肪つきにくくなる
- 体のラインがキレイになる
- ポッコリお腹の予防
- 顔のたるみ予防
- バストアップ・胸のたれ予防
- ヒップアップ・お尻のたれ予防
- 運動の効率が良くなる
- 呼吸器系疾患に効果的
- 骨盤のゆがみの予防と解消
- 顔のシワの解消
- むくみ解消
- 冷え性の改善
- 目の疲れの解消
- 便秘の解消
以上のように、肩甲骨の周りの筋肉をほぐすことで、様々な症状を改善する効果が期待できますが、具体的に、なぜ、効果が期待できるかについては、下記で詳しく紹介します。
姿勢が良くなる
デスクワークやパソコン、スマートフォンを使っていると、前のめりで姿勢になり、肩甲骨周りの血流が悪くなり、筋肉が凝って硬くあります。
肩甲骨周りの筋肉が硬くなると、背筋を伸ばして、姿勢をよくしようとしても強い力が必要になります。
この為、楽に姿勢を良くする為には、肩甲骨はがしストレッチで、肩甲骨周りの筋肉をほぐして、周辺の筋肉や骨が動きやすくすることで、楽に姿勢を正すことができるようになります。
猫背解消
猫背は、前かがみの姿勢になるので、ラクな姿勢です。ラクなだけに筋肉を使っていないので代謝が低下します。
代謝の低下は、血流を減らすので、周辺の筋肉の凝りの原因になります。肩甲骨まわりの筋肉が凝ると、筋肉や骨の動きが悪くなり猫背になります。
この為、肩甲骨はがしを行い、肩甲骨の周辺の筋肉をほぐすことで、血流がよくなり、筋肉が柔らかくなるので、丸まった背中が自然に伸びて猫背の解消につながります。
肩こり解消
長年、マッサージをしても肩こりが解消しない場合には、肩甲骨はがしで、肩甲骨の周りの筋肉をほぐして血流を改善することで、肩こりが解消する可能性があります。
肩こりになると血行が悪くなるので、筋肉が硬直して、可動域が小さくなります。これは、肩と同時に、肩甲骨の周辺の筋肉のこりとも繋がります。
特に肩甲骨は、30以上の筋肉とつながっているので、肩甲骨周りの筋肉が凝ると、背中の広い範囲が健康が悪くなるので、肩こりに大きく関係することがあります。
ダイエット効果
褐色脂肪細胞という細胞が、脂肪をエネルギーとして燃やします。この褐色脂肪細胞は、肩甲骨の周辺、首の後ろ、脇の3ヵ所にあります。
特に、肩甲骨の周辺には、脂肪を燃やす褐色脂肪細胞が多いので、肩甲骨はがしをして、肩甲骨周辺の筋肉の動きを良くすることで、血流がよくなり、褐色脂肪細胞が活発に働けるようになり、脂肪燃焼効果のアップが期待できます。
リンパの流れを良くする
肩こりや猫背で、姿勢が悪くなると、リンパ管が圧迫されることで、リンパの流れが悪くなります。
また、リンパは心臓のようなポンプ機能を持っていません。リンパの流れは、リンパ管自体の動きと全身の筋肉の収縮が必要です。
この為、肩甲骨の周りにある筋肉が凝っていると、自然とリンパの流れも悪くなります。その為、肩甲骨はがしを行い、肩甲骨周辺の筋肉を柔らかくすることで、リンパの流れを良くする効果が期待できます。
代謝をよくする
褐色脂肪細胞は、脂肪をエネルギーに変える働きがあります。特に、肩甲骨周辺に、褐色脂肪細胞が多いので、肩甲骨はがしで肩甲骨が動きやすくすると代謝をよくする効果が期待できます。
実際に、ウォーキングをする時に、腕を振ると代謝が上がりやすくなるとも言われています。もしも、肩甲骨の周辺の筋肉が凝っていると、肩甲骨の動きが悪くなり、褐色脂肪細胞の働きも制限されます。
この為、肩甲骨はがしで、肩甲骨周辺の筋肉を柔らかくして、肩甲骨を動きやすくすると代謝アップが期待できます。
背中に脂肪つきにくくなる
肩甲骨はがしを継続して行うと、姿勢が良くなり、背中の筋肉が使われるようになります。背中にある筋肉が自然と使われるので、背中の脂肪が燃焼されやすくなります。
特に、肩甲骨は、骨としては鎖骨としかつながっていません。その代り、30以上の筋肉とつながっているので、肩甲骨周辺の筋肉をほぐして、背中の筋肉が活発に動くと、脂肪燃焼効果のアップも期待できます。
体のラインがキレイになる
肩甲骨まわりの筋肉が凝っていると、猫背になり姿勢が悪くなります。姿勢が悪くなると、自然と体のラインがわるくなります。
この為、肩甲骨はがしを行い、肩甲骨まわりの筋肉の凝りをほぐすことで、猫背が改善されて、自然と姿勢がよくなり、体のラインもスッキリと見える効果が期待できます。
ポッコリお腹の予防
パソコンやスマートフォンを長時間使ったり、デスクワークや家事で、同じ指定を長時間続けていると、前のめりの姿勢になり、猫背になります。
猫背は、楽な姿勢なだけに、筋肉が使われなくなります。腹筋も使われず、前のめりになっているので、お腹がポッコリと目立ちやすくなります。
肩甲骨はがしをして、姿勢がよくなると腹筋にも力が入りやすくなり、ポッコリお腹をスッキリと見せる効果も期待できるようです。
顔のたるみ予防
猫背の人は、体が前のめりになっているので、首の筋肉を引っ張っているので、顔のたるみの原因になります。
この為、肩甲骨はがしを行い、肩甲骨周辺の筋肉の凝りを解消して、猫背を改善することができれば、首の筋肉が引っ張られることがなくなり、顔のたるみを予防する効果が期待できます。
バストアップ・胸のたれ予防
肩甲骨まわりの筋肉が凝っている人は、姿勢が悪く猫背になっているので、前のめりの姿勢になっているので、バストが下向きに垂れてきます。
さらに、猫背になると肩甲骨が凝るので、血流やリンパの流れも悪くなり、バストへの栄養や酸素の供給が減り、細胞が元気がなくなります。
この為、肩甲骨はがしで、肩甲骨周りの筋肉をほぐして、血液とリンパの流れを良くすると、胸を支えている大胸筋の動きもよくなり、バストへの栄養が豊富になり、筋肉が活性化して、胸のたれを予防してバストアップの効果が期待できます。
おしりの垂れ予防
肩甲骨はがしを継続して行うと、猫背の改善で、姿勢が良くなることで、自然とおしりの垂れが予防できます。
また、肩甲骨周辺の筋肉が柔らかくなることで、肩甲骨のまわりにある褐色脂肪細胞が、脂肪燃焼率をアップして、お尻の脂肪を燃焼して、お尻の垂れを予防する効果が期待できます。
運動の効率が良くなる
肩甲骨はがしで、肩甲骨まわりの筋肉がゆるむことで、肩や腕、背中の広い範囲の筋肉が動きやすくなります。
その結果、運動の効率を良くして、トレーニングの効果がよくなり、怪我もしにくくなる可能性があがります。
骨盤のゆがみの予防と解消
人間は、太古の時代は、4足歩行をしていました。この為、肩甲骨は骨盤の開閉とも関連した動きをしています。
この為、肩甲骨はがしを行い、肩甲骨の周囲の筋肉をやわらげて、肩甲骨が動くようにすると骨盤の歪みを解消する効果も期待できます。
顔のシワの解消
肩甲骨の周囲の筋肉が凝ると、猫背になることで、胸郭(きょうかく)が下がることで、首や顔の筋肉が下にさがることで、シワが出来る原因になることがあります。
この為、肩甲骨はがしで、肩甲骨の周辺の筋肉をやわらげることによって、筋肉が下に引っ張られなくなり、シワができるのを解消することができます。
むくみ解消
肩甲骨の周囲の筋肉が凝っていると、リンパの流れが悪くなり、老廃物がたまりやすい体質になります。老廃物が溜まりやすくなると、どうしても体もむくみやすくなります。
また、肩甲骨が歪むと、骨盤も歪んでしまいます。肩甲骨と骨盤が歪むと、血行不良をおこすので、体がむくみやすくなります。
この為、肩甲骨はがしで、肩甲骨の歪みを解消すると、骨盤の歪みも解消され、血行、リンパの流れがスムーズになって、むくみ解消効果が期待できます。
冷え性の改善
冷え性の改善には、半身浴や生姜などが有名です。さらに、根本的に、体質から冷え性を改善したい場合には、代謝をアップさせる必要があります。
肩甲骨はがしを行うことで、肩甲骨まわりの筋肉をゆるめて、筋肉の動きを良くすることで、血流とリンパが良くなることで、体温を上げるチカラが増して、冷え症の改善効果が期待できます。
腰痛の解消
肩甲骨のまわりの筋肉が凝ると、肩甲骨が動きにくくなります。肩甲骨は骨盤と関連しているので、肩甲骨が歪むと、骨盤も歪みます。骨盤が歪むと、腰痛の原因になります。
腰痛があり、なかなか改善されない場合には、肩甲骨はがしを行い、肩甲骨の周辺にある筋肉の凝りを解消して、肩甲骨の歪みを治すことで、骨盤の歪みも解消されて、腰痛の改善効果が期待できます。
便秘の解消
便秘で悩む女性も多いと思います。骨盤が歪むと、腹筋が衰えることで便秘になることがあります。
骨盤の歪みは、猫背などの姿勢が悪くなる場合やO脚で足が開いている場合、肩こり、腰痛などの症状が出ている人もいます。
これらの症状が、肩甲骨の周囲の筋肉が凝っていることによって起こっている可能性があります。その時は、肩甲骨はがしを行い、筋肉の凝りを取り除くことで、骨盤の歪みが治り、便秘解消になる可能性があります。
以上のように、肩甲骨はがしを行い、背中の肩甲骨周辺の筋肉の凝りを解消するだけでも健康は当然ですが、美容にもいい影響が出る可能性がります。
まとめ
「肩甲骨はがし」といったストレッチを行うことで、肩こり、四十肩(五十肩)などの肩の痛みから、猫背、姿勢を良くする、代謝アップでのダイエット、顔のたるみ、顔のシワ対策、むくみ解消、冷え症の改善、骨盤の歪みの解消といった通り、かなり色々な症状の改善が期待できます。
実際に、「肩甲骨はがしストレッチ」を行う方法も簡単です。特に、効果をアップさせたい場合にいは、整骨院などの専門家の先生に「肩甲骨はがし」をお願いするのが一番、効果的だと思います。
しかし、整骨院に行くと、それなりの費用が必要になるので、自分で、効果的に「肩甲骨はがし」を行う方法を、毎日、継続して行うのがオススメだと思います。