ピーリングを行うと、お肌がツルツルのモチモチになって美肌になり喜んでいる人も多いと思います。しかし、ピーリング後のケアを間違えると肌荒れを起こす可能性があります。

また、スキンケアをしているのに、ピーリング後に肌荒れが起こったという人もいるかと思います。ここでは、ピーリング後に肌荒れが起こった人の注意点や必要なスキンケアの方法を紹介します。

ピーリングで肌荒れが起こった人はもちろんですが、今後、肌荒れを起こしたくない人も美肌を目指す為に参考になると思います。
目次を紹介する女性と↓のイラスト

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ピーリングの効果と肌荒れが起こる原因とは!?

ピーリングは、正しく使えば肌荒れを起こさずに、肌を綺麗にすることが出来ます。

特に、ピーリングは、健康な肌の場合には、皮膚の表面にある古い角質を取り除くことができます。

古い角質が増えると毛穴を塞いでニキビや黒ずみ、毛穴の開き、シミ、ソバカス、くすみなどの肌の悩みの原因を起こす可能性があります。

この為、古い角質を取り除くということは、特に問題はないのです。

肌が荒れる原因とは!?

適度なピーリングを行うのは良いのですが、ピーリングをやり過ぎると、必要以上に皮膚の表面を削って、皮膚が薄くなってしまいます。

皮膚の表面には角質層という部分があります。この角質層は、0.03ミリと言ったように非常に薄いのですが、肌の乾燥を防いだり、外からの刺激を防いだりと肌を守っています。

この薄い角質層が必要以上に薄くなりすぎると、皮膚の自然な保湿効果を発揮している皮脂や天然保湿成分などがピーリングで削られてしまいます。

そうすると肌のバリア機能が低下するので、肌が乾燥しやすくなり、肌荒れやニキビなどが起こりやすくなります。

肌が弱っている時にピーリングをすると肌荒れを起こす!?

ピーリングは、肌の表面を削るスキンケア方法です。この為、非常に刺激が強いスキンケアの方法なので、肌が弱っている時には刺激が強くなりすぎます。

この為、肌荒れを起こしている時には、ピーリングを行うと、ピーリング後に肌荒れがひどくなる可能性があります。

特に、赤くなっているような炎症を伴うような肌荒れを起こしている場合には、ピーリングでケアすると炎症がひどくなるので、ニキビが悪化します。

肌荒れをおこしている場合には、ピーリングの刺激で肌の状態が悪化するので注意が必要です。

ピーリング後の肌荒れが起こった場合の対処方法

ピーリング後に肌荒れが起こった場合には、どのような対策、ケアをすればいいのか紹介します。

まずは、ピーリングは行わないで様子を見るのが基本です。その上で、化粧品もできれば使用を控えたいです。どうしても化粧をする必要がある場合には、肌に優しいモノを選んだり、化粧を薄めにする必要があります。

洗顔も肌への刺激になります。朝はぬるま湯だけで洗顔をします。夜のみ肌に優しい洗顔料を泡立てて、泡洗顔をします。肌荒れがヒドイ場合には、洗顔料も使わずにぬるま湯だけで洗います。

このように、肌の刺激になるピーリング、クレンジング、洗顔などは出来るだけ使わずに、肌の回復を待つのが基本的なピーリング後の肌荒れを起こした場合のケア方法です。

肌荒れ時は、肌を守る保湿が大切

肌荒れを起こしている場合には、肌を守るのが大切です。この為、化粧水などで必要な栄養を肌に与えた後は、シッカリと保湿を行う必要があります。

肌が乾燥すると、どうしても肌荒れやニキビなどが悪化しやすくなります。その為、いつも以上にシッカリとした保湿成分が配合されている乳液やクリームを選択すると良いです。

具体的には、最強の保湿成分と言われているセラミド配合の乳液やクリームを使うと良いです。セラミドは、湿度がゼロ度でも皮膚の水分が蒸発しません。また、気温がマイナス20度になっても水分が凍りません。

このように、シッカリと保湿が出来る成分を保湿に取り入れることで、肌の乾燥を防ぐことで、肌細胞の回復を早める手助けをすることが出来ます。

ピーリング後の肌荒れを起こさない為に大切な事とは!?

ピーリングを行った後に肌荒れを起こさないためには、まずは、ピーリングを利用する前に、自分の肌の状態を再チェックする必要があります。

もしも、肌が乾燥気味であったり、少し肌が弱っている場合には、ピーリングをするのは控えましょう。

また、ピーリングを使用する頻度は、パッケージなどに決められた頻度を守る必要があります。肌が特に弱い人の場合には、規定回数よりも十分に期間をあけてからピーリングを行うようにします。

まとめ

ピーリングを利用する場合には、頻繁に使い過ぎないのがポイントです。元々、ピーリングは、肌への刺激が強いスキンケア方法です。その為、調子にのって使い過ぎると肌のバリア機能が低下します。この為、十分に期間を空けて利用しましょう。

また、乾燥肌や敏感肌の人は、元々、肌が弱っているので、ピーリングの利用は注意が必要です。ニキビや肌荒れなど、肌トラブルがある人も同様です。

このように、ピーリング後に肌荒れを起こす場合には、自分の肌が弱っている場合には、利用をやめます。また、肌が元気な時でもピーリング後には、キチンとケアを行うのが大切です。