11月27日の健康カプセル!ゲンキの時間は、「~心筋梗塞のリスクが5倍!?~寿命を縮める「怒り」との付き合い方」です。
「ついつい、イライラして怒りがこみ上げる…」ってことは、誰でもあることだと思います。
しかし、そのイライラの怒りが、「あなたの寿命を縮めている」ってことを知っていますか?
三宅裕司
渡辺満里奈
●ゲンキスチューデント
滝裕可里
●ゲンキリサーチャー
ヴェートーベン
誰もが、病気知らずで健康でありたいものです。そんな健康や病気の原因の1つが怒りであることが分かりました。
怒りやすい人、イライラしやすい人は、必見です。
怒りやイライラを抑える「魔法の言葉」で、健康で病気を予防して、長生きしたくないですか?
今回の「健康カプセル」は、そんなあなたにオススメな内容ですよ!
怒りが及ぼす身体への悪影響とは?
イライラしたり、怒りっぽくなると、家庭や職場の人間関係にも悪影響を及ぼします。さらに、怒りは、病気になる確率をアップするので良いことがありません。
怒りは、病気のリスクを高めます。
例えば、怒りによって病気になる可能性は、
- 脳卒中のリスク;2倍
- 心臓病のリスク:4.7倍
今回の「健康カプセル!ゲンキの時間」では、この怒りを鎮める「魔法の言葉」が紹介されます。
この魔法の言葉を書いてある紙を見ただけでも「イライラ数値が急降下」したというイライラ実験の検証が番組内で紹介されます。
今回の番組で紹介される内容とは!?
今回の健康カプセルでは、怒りの研究、怒りの対処方法と言った様に色々なアプリーチがされています。
具体的な番組で紹介される内容は、
- 怒りの原因とは?
- 同じことをしているのに怒る人、怒らない人に分かれる理由とは?
- 様々な企業で活用されている話題のアンガーマネジメント
- 怒りを鎮める魔法の言葉
- 雰囲気が最悪な職場を救ったアンガーログとは?
- コアビリーフとは?
怒りを徹底解明して、怒りの対処方法をマスターして、家族や職場、学校での人間関係を良くし、健康を手に入れましょう!
怒りに関する番組恒例のクイズ!?
まずは、番組恒例のクイズです。今回のテーマが怒りということで、怒りに関するクイズです。
怒りやすい人への実験で証明されたのはどれ?
- ①抜け毛が多い
- ②目が悪くなる
- ③ヤケドが治りにくい
答えは ⇒ ③ヤケドが治りにくい
ヤケドを治す為には、十分な血液が栄養素や酸素を運ぶことが必要です。
しかし、怒ることで、交感神経が活発になると、血管を収縮させるので、栄養素や酸素が運ばれにくくなるので、怒りやすい人は、ヤケドが治り行くくなります。
上記は、アメリカの実験で、怒りやすい人は、圧倒的にヤケドが治りにくくなっていることが分かっています。
怒ると体に悪いのか?
今回、健康カプセルに登場する専門家は、杏林大学名誉教授、精神神経科の権威、古賀良彦 医学博士です。
古賀良彦先生によると、「怒ることで、身体の血の巡りが悪くなる」と言うことが分かっています。
1950年代、アメリカの心臓外科医が、心臓疾患の患者に怒りやすい人が多いことに気づきました。
そこで、「怒りやすい人」「怒りにくい穏やかな人」を区別して調査したところ、怒りやすい人が、心筋梗塞などの心臓病になりやすいことが分かりました。
怒りの実験:怒るとどうなるのか?
怒りの感情は、自律神経と関係しています。自律神経には、交感神経と副交感神経があります。怒ることで、交感神経が優位になります。
心拍振動モニターを使って、交感神経がどうなるか?10円玉を並べるイライラする方法で実験してみました。
すると、イライラすることによって、交感神経が活発に働いていることが分かりました。
怒りで、交感神経が活発になると、なぜ悪いのか?
交感神経が活発になると血圧を上げる指令を出すことが分かっています。
怒ってばかりいると、血圧が高くなり、血管を傷つけてしまいます。
また、血液が十分に脳や心臓に運ばれなくなります。
この結果、怒りっぽい人の心筋梗塞の発症率は約5倍、脳梗塞は約2倍であることが分かっています。
怒りをコントロールするのがポイント!
怒りっぽい人は、自分を変えていく必要があります。
その為、
怒り=anger(アンガー)
やりくり=manegement(マネジメント)
と言うことで、
最近では、「アンガーマネジメント」について学び、怒らないようにすることが大切だと言われています。
そこで、アメリカ発祥の怒りをやりくりする「日本アンガーマネジメント協会」が紹介されています。
日本アンガーマネジメント協会とは?
日本アンガーマネジメント協会とは、アメリカで開発された手法で、アメリカで学んだ人が、日本に持ち込んで開いています。
その実績は、内閣府人事局アンガーマネジメント研修を行ったり、多数の著書も発行されています。
日本アンガーマネジメント協会によると、怒りの感情は、アレルギーに似ているところがあり、何か、出来事が起こっても怒る人もいれば、怒らない人もいるので、花粉症のようなものだと言います。
それと同じで、怒りも人によって、感じやすい人と、あまりイライラしない人がいます。
なぜ、人は怒るのか?
私たちが怒るのは、自分が信じているコアビリーフ(確たる信念)というものが裏切られた時です。
コアビリーフとは?
コアビリーフとは、自分が「こうあるべき」と信じているものです。
- 中央の青い円:自分と同じ考えや行動なので許せる
- 黄色い円:少し違うが許せるもの。
- ピンクの円:許せないので怒りになる。
上記の様なコアビリーフは、人によってそれぞれ違うと言うことを知るのが大切です。
人によっての違いとは?
実際に、人によって、コアビリーフが、どれくらい違うのか?について、健康カプセルでは、街頭インタビューを行いました。
質問内容は、仕事を「早めにやっておいて」と言われたケースです。
この早めという感覚について、人によって
- 5分~10分
- 1時間
- 訴求対応と言われなければ2~3時間
- 朝言われて15時ぐらいまで
- その日のうち
結果的に、「早めに」という感覚については、「5分~その日のうち」のように人によって大きく違うことが分かりました。
この事例をコアビリーフで考える
「早めにやっておいて」の事例をコアビリーフで考えると、「少し違うが許せる」の幅が狭いと起こりやすくなります。
この為、いかに「少し違うが許せる」の幅を広げるかがポイントになります。
いかに、自分のコアビリーフの幅を意識的に広げることができるかが、怒らずに済むケースを増やせます。
怒る身体のバランスが壊れる
杏林大学名誉教授の古賀良彦 医学博士によると、怒ることで、自律神経のバランスが崩れます。
自律神経は、身体のあらゆるバランスと整えています。この為、怒ることで、自律神経のバランスが壊れて
- 頭痛
- 目まい
- 手足がしびれる
- 下痢になったり
- 便秘になったり
- 食欲がなくなったり
このように身体のバランスが崩れるとよく眠れなくなるという場合もあります。
つまり、怒ることで交感神経が高まると、寝不足になってしまう。寝不足になると、昼間の生活がうまくいかなくなり、また、交感神経が高まるといった負の連鎖に入ってしまう可能性があります。
怒った時の怒り方にも注意が必要
怒った時の怒り方も注意する必要があります。
例えば、激高するような怒り方は良くありません。
できれば、論するようにちゃんと言う怒り方が良いです。
怒りを鎮めるあるキーワードとは?
今回の健康カプセル!ゲンキの時間の一番の注目点は、怒りをおさめるキーワードです。
その怒りを鎮めるキーワードの言葉とは、
「6秒数えてください」
というキーワードです。
古賀先生によると、いきなり自分の感情を爆発させてアクセルを踏むのではなく、上手にちょんとブレーキをかけて、そのあと、自分の気持ちをゆっくり出していくのが大切です。
「6秒数えてください」がうまくいったケース
こうした方法を使って、実際に、効果が感じられたケースを紹介します。
イーク丸の内(クリニック)
50名以上のスタッフを束ねる野口由紀子委員長が患者以外の多くのスタッフとのコミュニケーションも大切になりました。クリニックなどの医療現場は、1人でもイライラして働いていると、悪い雰囲気が他のスタッフに伝わって、ミスや連絡ミス、患者の命にもかかわるということで、感情をコントロールするのはすごく大切であるとのことです。
はびね防府(介護施設)
山口県の介護施設のはびね防府は、今まで、夜間コールが多く、イライラが積もるのか、勤務し始めても1年以内で退社する人が多く、毎年、10名以上の離職者がいました。
そこで、施設長の河内れい子さんが、スタッフたちと、アンガーマネジメントを試したところ、昨年の離職者がゼロになったという結果が出ています。
何をしたらアンカーマネジメントが出来るのか?
アンカーマネジメントとして、効果が期待できる方法としては、アンガーログをつける方法です。
アンガーログとは?
アンガーログとは、イラッとしたことをその場で書き留めておく怒りの日記です。
アンガーログとして怒りの記録をとっておくと、自分が怒っている傾向やパターンが見えてくることで、予防することができる。
例えば、朝の電車に乗るとイライラすることが分かっている場合は、その電車に乗らないような対策をとるとが出来ます。
この為、自分が
- 怒りやすい場面
- 怒りやすい状態
実際に、アンガーログを試したところ、怒りで仕事の能率が悪くなっていたことが回避されて、残業時間が50%減になったケースもあります。
簡単な自己催眠をかける方法
アンガーログ以外にも、自分に簡単な自己催眠をかける方法もあります。
- ①椅子に座ります。
- ②目を閉じます。
- ③手を下げます。
- ④心の中で、両手が重くなってきたと暗示をかけます。
- ⑤額が涼しくなってきたと思います。
- ⑥最後に、お腹が暖かくなってきたと思います。
上記は、最も、副交感神経が優位な時の状態です。
怒りっぽい人は、自己催眠を1日数回行うといいです。
※下記は、番組内で紹介された怒りの対処方法以外の方法です。参考になると思います。
その他の怒りへの対処方法
どうしてもイライラしたり、怒ったりしてしまう場合の対処方法を紹介します。
- ①10秒間我慢する
- ②深呼吸をする
- ③水を1杯飲む
- ④怒りやイライラの原因を紙に書きだす
- ⑤身体を動かす
- ⑥その場から立ち去る
- ⑦怒ることによるメリットを考える
- ⑧諦めるようにする
- ⑨相手の行動の奥を考える
- ⑩相手にする自分がバカと思う
- ⑪イメージの中で暴れる
怒りは、一時的で、突発的な感情です。怒りの継続時間は6秒という研究結果がります。
この為、怒ったときには、10秒間、まずは我慢することで、多少は怒りの感情を抑えて、理性で判断しやすくなります。
呼吸は、心理的状況と深い関係があります。気持ちを安定させるためにはゆっくりとして呼吸が効果的です。
この為、怒りを感じたら、下腹を意識しつつ、ゆっくりと深呼吸を5回~6回、行う習慣をつけると良いです。
体内の水分量が少なく、脱水症状を起こすと肉体的に問題になり、それが精神的にも悪影響を起こします。
この為、イライラしたり、怒った時には、水を十分に飲むと、脳や体の状態が整い怒りをおさめる効果が期待できます。
怒ったり、イライラした時には、心理的に冷静になれません。また、起こったことを客観的にみれないので、感情的になり、より怒りやイライラが増します。
この怒りやイライラを抑えるために、イライラしたこと、怒りを感じたことなど気持ちを全て紙に書きだすといいです。
気持ちを全て紙に書きだすことによって、ストレスの発散になりますし、心が落ち着いて理性的に考えられるようになります。
特に簡単にできる怒り対策は、体を動かすことです。イライラした気持ちをエネルギーに変えて、ダッシュして走ってみる、腕立て伏せをする、スクワットをするなど、思いっきり体を動かすと発散されて気持ちが落ち着きます。
イライラしたり、怒ったときに体を動かすポイントは、思いっきり体を動かして疲れさせる点です。身体がクタクタになると、怒る元気もなくなります。
職場や学校などでイライラしたり、怒りを感じるときは、仮が爆発する前に、その場から立ち去るのも1つの方法です。
嫌な人の近くにいると、その人に対して怒りをぶつけたくなりますが、移動してしまえば、気持ちが切り替わり落ち着きやすくなります。
一時期の怒りという感情にまかせて怒ったとして、あとで考えるとくだらないことで、逆に恥ずかしさを感じたことはないでしょうか?
基本的に怒りを感じた場合に、その場で怒るメリットを考えると、何もメリットがないことが多いです。
また、怒ることでのメリットを考えるだけでも、その時間で、10秒が経過して、怒りが継続できる6秒を超えやすくなります。
嫌なことがあった場合は、相手の事、自分のミスなどを、いつまでも考えているとイライラの原因です。
この為、考える習慣として「まあ、いいかぁ~」といった感じで、早めに諦めて、次の改善策、新しく挑戦することについて前向きに考えるクセをつけるのも1つの方法です。
怒りを感じたときは、なぜ、相手がそのようなことをしたのか、考えるクセをつけるといいです。
相手が嫌なことをしたとしても、その相手の行動の奥を考えると、実は、「勘違い」や「あなたの事を思ってやったことが逆効果になった」などといったケースもあります。
また、仕事の場合は、あなたの指示の仕方を改善した方が良いケースもあります。
このように、相手の行動の奥を考えることで、怒りをおさめることができるケースもありますし、さらに、時間をとって怒りをおさめる効果も期待できます。
怒りの原因には、様々あります。中には理不尽なことをされたり、言われたりして、怒りを感じるケースもあります。
このように、どうしようもないことが原因である場合は、相手にする自分がバカだと考えることで、心の中で相手をバカにすることでストレスを発散すると良いです。
笑福亭鶴瓶さんが以前、テレビで言っていた方法ですが、ムカッとする相手がいた場合、イメージの中でボコボコにする方法です。
相手を本当にボコボコにすると大変なことになりますが、イメージの中だけで行うことでストレス解消が出来ます。
以上の通り、怒りを解消したり、コントロールする方法には色々な方法があります。
あなたにとって、役立つ方法、こんなの無理という様に色々あると思いますので、自分に合った方法を試してみると良いです。
ストレスを解消する方法
ストレスを解消する方法には色々とありますが、運動したり、音楽を聴く、映画を見るなど人それぞれです。
最近ではYoutube動画で癒しの動画を見る、癒しの音楽を聴くのもいい方法です。
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イライラした時、子猫の無邪気な動画を見ることで、怒りを発散しましょう。
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癒し効果が期待できる音楽を聴くのも、心を落ち着かせてストレス解消効果が期待できます。